タロットカードの選び方 | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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タロットカードの選び方

占いに興味がある方にとって人気の高いものといえばタロットカードではないでしょうか。もしかすると、これからタロットを始めてみたいという方もいらっしゃるかもしれません。タロットを始めるときには、なにはなくともタロットカードが必要ですが、それではタロットカードを選ぶときにはどのような点に注意すればいいのでしょうか。今回はタロットカードの選び方や選ぶポイントなどをご紹介します。

道具選びが重要!タロットの選び方と選ぶポイント

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目次

01タロットカードの選び方

タロットはカードさえあれば始められるものですが、逆にいえば、まずきちんとしたカードを選ぶ必要があります。まずカードを選ぶときには、タロットカードの種類をチョイスしなければいけません。

1-1ウェイト版とマルセイユ版が基本

タロットカードと一口に言っても、実はその中にはふたつの種類があります。それがウェイト版とマルセイユ版と呼ばれるものです。
ウェイト版はイギリスやアメリカで使用されているタロットカードです。このウェイト版はロンドンのライダー社という会社が販売していたという経緯から「ライダー版」と呼ばれることもありますが、基本的にはウェイト版とライダー版は同じものだと考えてよいでしょう。
一方、マルセイユ版はヨーロッパを中心に使用されているカードです。タロットカードの起源には様々な説がありますが、現存している最古のタロットカードは15世紀にイタリアで使われたもの。マルセイユ版はその歴史を忠実に踏襲したカードです。マルセイユ版はタロットの歴史と伝統を重んじたカードということができるでしょう。

1-2ウェイト版とマルセイユ版の違い

ウェイト版とマルセイユ版は、カードの数や基本的構成、意味合いなどはどちらも同じです。
ただし、一部の番号や内容が入れ替わっているほか、キリスト教な意味合いを持つ「法王」や「女法王」が、他の宗教の最高司祭も含めた「教皇」や「女教皇」に変わっているなど、多少の違いがあります。
また、マルセイユ版の場合、小アルカナが絵柄ではなく、模様と数で描かれることが多いことに対して、ウェイト版では小アルカナも絵柄で描かれています。

1-3初心者にはウェイト版がおすすめ

ウェイト版とマルセイユ版のどちらを選ぶかは人それぞれの好みです。特にタロットカードを選ぶときは、自分の直感を大切にしたいもの。知識よりも、自分の直感を信じて選ぶべきなので、ウェイト版・マルセイユ版の違いはあまり気にしなくてもよいでしょう。
ただし、どうしても決めきれないという場合、初心者にはウェイト版がおすすめです。
ウェイト版は小アルカナに絵柄が描かれていることもあり、意味が取りやすい、カードの絵柄によってインスピレーションを得やすいということもあり、カードリーディングに慣れない初心者でも、きちんとカードの意味を読み取ることができます。

02タロットカードを選ぶポイント

専門店やネットショップを訪れてタロットカードを選ぶとき、カードの種類が多すぎて迷ってしまうこともあります。そういったときには、どのようなポイントを重視してカードを選べばよいのでしょうか。

2-1自分の波長に合うタロットを探す

まず最も大切なことは、「そのタロットと自分の波長が合うかどうか」ということです。タロットカードによる占いは占星術などとは異なり、直感とインスピレーションが非常に大切です。自分の願いや質問を心に浮かべて、無意識で選んだカードの中から意味を読み取る占いなので、自分の波長が合わなければ正しいカードを引くこともできなくなってしまいます。
ただし、「波長が合う」などというと非常にスピリチュアルで難しいことに聞こえてしまいますが、身構える必要はありません。
絵柄や札の様子を見て、「きれいだな」と思うだけでも、それが波長が合っている証になります。またできればタロットカードは手に触れてみて選びましょう。カードを持ったとき、重い感じがある、しっくりこないという場合には波長が合っていない可能性があります。
反対に、持ちやすい、手に馴染むといった場合、それはカードとの波長が合っている証しです。

2-2タロットの大きさを確認する

意外と知られていないことですが、タロットを選ぶときには、大きさも重要な要素になります。
タロットカードには三種類のサイズがあります。大きいほうから「グランデ」「一般的なサイズ」「ミニ(またはポケット)」と呼ばれるもので、カードを選ぶときにはこのサイズにも注意が必要です。
というのも、タロットカードを扱うときにはまずカードをかき混ぜる「シャッフル」を行うことが必要ですが、カードのサイズが大きい場合には、シャッフルを行うときにも広い机が必要になります。
またタロットカードはシャッフルしたあと、カードを切り、カットしてからカードを引きますが、そのとき、手が小さい人では上手くカードを切ったり、カットすることができません。
それだけでなく、タロットカードは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、計78枚でフルセットとされていますが、78枚をまとめて扱うのはかなりの重さになります。
特に女性の場合には、手が小さいこともあり、サイズには注意が必要です。逆にサイズが小さすぎても手に馴染まないため、やはり一度はお店に出向いて、手で持ってみるのがよいでしょう。
ちなみにグランデサイズでは縦横が145ミリ×80ミリ、一般的なカードでは120ミリ×66ミリ、ミニ(ポケット)では80×44ミリとなります。基本的に欧米人は手が大きいため、大きいサイズを選びますが、日本人の場合、小さいサイズを選ぶほうがいいかもしれません。

2-3中古品は避ける

タロットカードを選ぶときには、できれば中古品のカードは避けたほうがよいでしょう。
タロットカードは持ち主の無意識を受け止めて最適のカードを選ぶもの。言い換えれば、持ち主の精神状態に強い影響を受けます。悪いエネルギーや気を吸い込んでいる場合もあり、そういった中古品を使ってしまうと、悪影響がないともかぎりません。
そういった面だけでなく、カードは曲がり方などで持ち主の癖がつきやすいもの。カードを引くときに偏りなどが現れることもあり、その場合、正しい占いができなくなってしまいます。
やはり、新しく始めようとしたときには新しいものを購入したほうがよいでしょう。

2-4海外製のカードなので日本語解説書がない場合が多い

ネット通販などで購入する場合、注意したいのは一般的に販売されているタロットカードは海外製であるということです。タロットはアメリカやヨーロッパなど世界中で生産されていますが、本場は北イタリア。アメリカなどの商品には安価なものもありますが、北イタリア製のカードは材質や絵柄など品質的にも高く評価されています。
そのため、本格的なカードを欲しい場合、どうしても北イタリア製を選ぶということになりますが、その場合、日本語での解説書などがついていません。そのため、タロットカードとは別に日本語のタロット専門書を用意したほうが良いという場合もあります。
だったら日本製を買ったほうがいいという方もいるかもしれませんが、日本製のカードの中には、タロットカードと言いながらウェイト版でもマルセイユ版でもないカード構成のものがあります。それが悪いというわけではありませんが、タロットカードが欲しいという場合には覚えておいたほうがよいかもしれません。

03まとめ

タロット占いを始めるときには、なによりもカード選びが重要です。もしこれからタロット占いを始めるというなら、よいカードと巡り合えることをお祈りしています。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あい 先生
スピリチュアルカウンセラー
1978年生まれ。北海道出身。某お笑い養成所で学んだトークスキル、占いコンサルタントの経験を活かし占いの世界に。日本最大級の占いイベント「占1グランプリ2016」にて優勝者。
あい

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