しっかり身につけたいなら!タイ古式マッサージの学び方・勉強方法
健康や美容に効果的だと言われているタイ古式マッサージ。施術を受けるだけでなく、自分でもやってみたいと考えている人も多いかもしれません。では、タイ古式マッサージを学ぶにはどのような方法があるのでしょうか。今回はタイ古式マッサージを学ぶための方法についてご紹介します。
- 目次
- 1. タイ古式マッサージを学ぶには?
- 1-1. 民間スクールで学ぶ
- 1-2. 本場のタイに留学して資格をとる
- 2. 日本とタイどちらで学ぶ?
- 2-1. スクールは日本とタイどちらも充実
- 2-2. 国内のスクール…徹底した技術習得、手続等がスムーズ
- 2-3. タイのスクール…取得後に箔が付く、本場の技術を習得できる
- 3. タイ古式マッサージのスクールの選び方
- 3-1. ベーシック、ヒーリング系、アドバンス系など、求めるスタイルの学校を選ぶ
- 3-2. 将来像を明確にして決める
- 3-3. 取得できる資格を調べてから入校する
- 4. 未経験OKなサロンもある
- 4-1. 入社後に資格をとれる場合もある
- 4-2. 企業によって研修制度や技術習得可能かが異なる
- 5. まとめ
01タイ古式マッサージを学ぶには?
1-1民間スクールで学ぶ
タイでは国の保健省が管理しているタイ古式マッサージですが、日本では国家資格はありません。ただし、いくつかの民間団体が主催・認定する資格があります。日本でタイ古式マッサージのお店やサロンを開業するときや、施術を行うときにこれらの資格は必須と言うわけではありませんが、民間の資格を取得しておくとお客様からの信頼度もアップするため、民間資格を主催する団体が運営するスクールや、これらの団体と関係があるスクールで技術を学ぶのがよいかもしれません。
1-2本場のタイに留学して資格をとる
本場タイでは非常に盛んなタイ古式マッサージ。そのため、タイ古式マッサージを本格的に学びたいという場合、思い切ってタイに留学して技術を学び、資格を取得するという方法もあります。
もちろん、国内で学ぶのとは異なり、留学するとなるとお金や時間なども必要で、今現在の生活が根本的に変わってしまうことになりますが、本場の技術を身につけながら、ベースとなっているタイの風土や文化も学びたいという方には最適な方法だと言えるでしょう。
02日本とタイどちらで学ぶ?
2-1スクールは日本とタイどちらも充実
実は日本もタイに負けないぐらいスクールが充実しています。また、スクールの中には本場タイから講師を招いたり、基礎となっているタイの伝統医学やタイ古式マッサージの理論もしっかりと教えるところも多く、授業の内容もタイにヒケをとりません。
2-2国内のスクール…徹底した技術習得、手続等がスムーズ
国内のスクールに通う大きなメリットは、通いやすく技術を身につけやすいということにあります。日本のスクールはどの内容でも共通していますが、指導の仕方が非常に親切で丁寧。もし分からないところや、自信がないという点でも、質問することできちんと理解できるまで指導してくれるスクールがほとんどです。また、国内のスクールの場合、日本語で学べるというのも大きなメリット。当然のことながら、タイで学校に通った場合、授業はタイ語で行われますが、初めての技術を外国語で学ぶというのは非常に難しいもの。また、海外生活はストレスを感じることも多いため、なかなかスクールに集中できないというデメリットもありますが、慣れた日本の環境であれば、これまで通りの仕事や生活を続けながら、安心してタイ古式マッサージの技術を学ぶことができます。
実はタイ古式マッサージには、「ワットポー式」「チェンマイ式」という二つの流派がありますが、タイに留学した場合には、ひとつのスクールでは片方の流派しか学べないことがほとんど。しかし、日本国内の学校であれば、この二つの流派のアプローチを同時に習得できるところもあります。また、タイ古式マッサージ以外にも、バリニーズマッサージやハワイアンロミロミといった複数の技術に通い、それぞれの技術を身につけられるというメリットもあります。
卒業後も、そのままサロンやお店を開業したいという人には、手続きなどでサポートを得られるというのも大きな利点です。
2-3タイのスクール…取得後に箔が付く、本場の技術を習得できる
タイのスクールでタイ古式マッサージを学ぶ最大のメリットは、本場の技術を学べるということ。また、それを証明する資格を取得することは、一種の箔付けになるため、お店やサロンを開業するときには、他のお店などと差別化を図ることができます。
さらに、タイでの留学生活を送ることは、タイの風土に根差したタイ古式マッサージへの理解にもつながります。タイ古式マッサージでは、独自のタイ伝統医療に基づいて施術が行われますが、どうしても日本とは文化が異なるため、納得できない、理解できないという点も少なくないもの。しかし、タイの風土で技術を学ぶことで、日本では学べない深いレベルでの理解につながります。
その他にも、海外生活を楽しめるといったメリットもあります。
03タイ古式マッサージのスクールの選び方
3-1ベーシック、ヒーリング系、アドバンス系など、求めるスタイルの学校を選ぶ
日本の場合、ひとくちにタイ古式マッサージといっても実は様々なスタイルがあります。タイ本場の技術をそのまま提供するベーシックなものから、エネルギーワークが中心となるヒーリング系、ストレッチが多めとなるアドバンス系など、スクールによって教える内容も異なるため、まずどのようなスタイルのタイ古式マッサージを身につけたいのかを考えましょう。
3-2将来像を明確にして決める
タイ古式マッサージに限らず、何かを学ぶときには将来像を描くことも重要です。技術を身につけて、サロンを開業したい人と、身につけた技術で自分や知人だけに施術したい人では、当然学ぶべき内容も異なります。
まず、その技術と知識を身につけることで自分がどうなりたいのか、趣味程度でいいのか、職業にしたいのかなどを考えてみましょう。
3-3取得できる資格を調べてから入校する
日本ではタイ古式マッサージの国家資格はありませんが、数多くの民間団体による資格が存在します。それらの資格を主催・認定する民間団体の多くはスクールを運営していて、スクールで行われる講座を修了、試験を突破すれば資格が与えられますが、そのスクールに通っているだけでは、他の団体の資格を取得することができないというケースも珍しくありません。
スクールを選ぶときは、その学校を卒業するとどんな資格が取得できるのか、その資格はどのように役立つかといった点も調べてみましょう。
04未経験OKなサロンもある
4-1入社後に資格をとれる場合もある
サロンやお店の中には、未経験で働くことができるだけでなく、入社後に試験を受けて資格を取得できるという場合もあります。また、その他のリラクゼーションのお店でも、タイ古式マッサージの資格を取得できる可能性もあります。
4-2企業によって研修制度や技術習得可能かが異なる
企業によっては、入社後に座学や技術に関する講習会が行われ、技術取得が可能になることもありますが、反対に未経験では働けない、未経験の人は施術以外の仕事に回されるという場合もあります。もし未経験からタイ古式マッサージの仕事を始めたいという人の場合、求人の内容をしっかり確認することが必要です。
05まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
サロンを営みながら、体得した技術と知識を日本で伝えたいと思いスクールを始め、セラピスト育成にも努める。
タイ古式マッサージ・バリニーズ・筋膜ストレッチが専門分野。