宿曜の7つの分類って?グループごとの特徴を知ろう
宿曜占星術にはさまざまな分類がありますが、知っているでしょうか。宿曜占星術ではこの分類がとても重要な意味をもっています。そのため、宿曜占星術で占いをするためには、それぞれの分類をしっかりと理解しておくことが必要不可欠です。
今回は、宿曜占星術のグループ分けについて詳しく説明します。それぞれについてしっかりと理解を深め、詳しく内容を把握するようにしましょう。そのようにして、正しく占いができるようにしてください。
- 目次
01宿曜占星術の「宿」とは?
02宿曜占星術の「宿」の7つのグループ
2-1安住宿
安住宿は、高い地位を意味する宿です。よって、社会において富や名声を得る可能性が高いといえます。何をしてもうまくいくというタイプの人は、安住宿をもっている可能性があるでしょう。ただし、安住宿をもっている人は、いったん何らかの問題が起きると上手に対応するのが難しいケースも多いです。そのため、上手くいっているときこそ、大変なときに備えて準備しておくことが大切です。安住宿に属する宿としては、畢宿、翼宿、斗宿、壁宿などがあります。これらをもっている人は、大きな物事を自分の力で成し遂げる力を有しており、恵まれた運命をもっているといえるでしょう。
2-2和善宿
和善宿は心の穏やかさや優しさを表す宿といわれています。そのため、特に周囲の人との人間関係をよく保つのが得意な人が多いです。もしも問題やトラブルが発生したときでも、周囲の人の力を借りてどうにか乗り越えることができます。そのため、何かと困ったことがあっても心強いです。和善宿に該当する宿は、觜宿、角宿、房宿、奎宿です。これらの宿をもっているなら、性格が優しくて穏やかであり、コミュニケーション能力が高い人だと言えます。人に愛されやすいため、楽しく毎日を送っている人が多いです。
2-3悪害宿
悪全宿をもっている人は独特な人柄であり、何かと他者とぶつかり合うことが多いです。その人自身も他人のことをあまり信じておらず、何かと相手を陥れようとしてしまう傾向があります。悪全宿に属する宿は、参宿、柳宿、心宿、尾宿です。これらをもっている人は性格が荒々しくてクセもあるので、何かと注意が必要です。自分自身が該当する場合は、日々の自分自身を見直して周囲の人と良好な関係を保てるように意識するとよいでしょう。
2-4急速宿
急速宿は、臨機応変な行動が得意であり、どのような状況にも立ち向うことができる宿です。そのため、さまざまなところで活躍できる可能性がありますし、普通に考えれば困難な状況も問題なく乗り越えていくことが可能です。急速宿としては鬼宿、軫宿、婁宿、胃宿があります。急速宿をもっている人は、自分で何でもできる反面、多くのことを受け入れ過ぎてしまう側面もあります。よって、何でも安請け合いしないように気を付ける必要があるでしょう。
2-5猛悪宿
猛悪宿の人は、一言でいうと頑固です。そのため、他人から適切な忠告を受けてもそれを素直に受け入れられない場合が多いです。場合によっては、自分の意見を曲げず行動したせいで何らかの大きな問題に発展してしまう恐れもないとは言えません。それを防ぐためにも、猛悪宿の人は他人の意見を聞き入れる習慣をもったほうがいいです。猛悪宿としては、星宿、張宿、箕宿、室宿があります。これらをもっている人は、日々の行動に注意が必要です。
2-6軽燥宿
軽燥宿の人は、基本的な性格がとても真面目です。ただし、その反面、頭を使って論理的に状況を分析するのは苦手な傾向があります。そのため、細かい判断が必要な勝負事は向いていません。何か1つのことにかけるよりも、小さなことをコツコツ頑張る方が向いています。軽燥宿としては、井宿、亢宿、女宿、虚宿、危宿があります。これらをもっている場合は、自分にできない無理な行動は慎みましょう。その代わりに少しずつ努力していくことを大切にしてください。
2-7剛柔宿
剛柔宿は、剛と柔という、相反する性質をもち合せている宿です。具体的にどちらの側面が強いのか、どちらの側面が前面に出ているのかは、それぞれの人によって異なります。いずれにせよ二面性があるということなので、相手によってはそりが合わないこともあるでしょう。しかし、自分自身の長所を見極めてしっかりと伸ばすことができれば、才能が評価される可能性もあります。剛柔宿としては、昴宿、底宿があります。
03宿曜占星術の方位による分類
3-1重要性
宿曜占星術では占星盤を利用して占いをおこないます。占星盤においては、あらかじめ東西南北の方位が決まっています。そのため、それぞれの方位をきちんと理解しておくことが大切です。というのも、各方位に分類される宿は、それぞれの方位を守る宿とされているからです。宿曜占星術を行うなら、方位の分類についてしっかり理解しておきましょう。
3-2分類
法の分類は、守護の象徴である「四神」によって表現されています。ここでは、方位ごとに四神の種類と属する宿について見てみましょう。まず、東の四神は「青龍」で、角宿、亢宿、底宿、房宿、心宿、尾宿、箕宿が該当します。また、西は「白虎」で、奎宿、婁宿、胃宿、昴宿、畢宿、觜宿、参宿が当てはまります。さらに、南 は「朱雀」であり、井宿、鬼宿、柳宿、星宿、張は度、翼宿、軫宿が該当しています。加えて、北は「玄武」で、斗宿、女宿、虚宿、危宿、室宿、壁宿、壁宿が当てはまります。それぞれをしっかり把握しておき、宿曜占星術を正しくおこなえるようにしましょう。
04宿曜占星術のグループ分けを理解しておこう
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