カバラ数秘術のペルソナ数とは?
自分のことは分かっているつもりでも、意外と分からないのが「自分は他人からどう見られているか」。カバラ数秘術では、他人に与える自分の印象やイメージも知ることができます。そのときに必要なのが「ペルソナ数」と呼ばれるもの。今回はカバラ数秘術のペルソナ数の算出方法や、それが導く人に与える印象やイメージについてご紹介します。
- 目次
01ペルソナとは?
1-1人格・外的印象・第一印象
そもそも「ペルソナ」という言葉が表しているのは「仮面」という意味ですが、この「ペルソナ」は、心理学的には「人間が持っている外的側面」のことを指しています。
外的側面とは、自分からではなく、他の人から見た自分の人格や人に与える第一印象のこと。
つまり、「ペルソナ」は他人から見た自分ということになります。
1-2本心を隠すときの性格
どのような人でも、いつも本音を話しているわけではありません。むしろ本当の気持ちを隠したり、偽ったりしていることの方が多いもの。
また、誰にでも「こう見られたい」「こう見て欲しい」という、自分が望んでいるイメージというものがあります。
それが現れているのが仮面、つまり「ペルソナ」ということになります。
1-3自分の一部
しかし、どれほど自分を偽ったり、隠したりしても、どうしても自分自身というものは表に現れるもの。
また「こう見て欲しい」というパーソナルイメージは、自分の中から現れるものでもあります。
このペルソナを知ることは、自分自身を知ることにつながります。
02ペルソナ数の算出方法
では、どのようにすればペルソナ数を算出することができるのでしょうか。
ペルソナ数を算出するためには、まず名前をアルファベットに変換することが必要です。
たとえば「山田花(やまだはな)さん」の場合、「Yamada Hana」となります。
ペルソナ数を導く場合には、アルファベット変換した名前から母音を除き、子音だけを抽出します。
「山田花さん」の場合であれば、「Ymd Hn」ということになります。
カバラ数秘術ではそれぞれのアルファベットには対応する数字が割り振られているので、子音に対応した数字を足し合わせていきます。
1 … A,I,Q,J,Y
2 … B,K,R
3 … C,G,L,S
4 … D,M,T
5 … E,H,N
6 … U,V,W,X
7 … O,Z
8 … F,P
「Ymd Hn」
→1+4+4+5+5=19
足し合わせた結果が二けたになる場合には、十の位と一の位の数字を足し合わせてひとけたになるまで続けます。
1+9=10
1+0=1
そうして導き出された数字「1」が「山田花」さんのペルソナ数ということになります。
ここで注意しなければいけないのはぞろ目の扱いです。カバラ数秘術では、11や22といった数字は特別な意味を持っていると考えられるため、もし11や22といった数字が出た場合にはそれ以上数字を足し合わせる必要はありません。
03ペルソナ数
3-1ペルソナ数1
ペルソナ数「1」を持っている人は、周囲からはリーダーシップを持った人と考えられています。力強く、頼りになるといった印象を与え、問題が起きたときなどにはまず意見を求めたくなるという存在といえるでしょう。
次々に新しいチャレンジを行うため、周りの人にとって「次はどんなことをやるのか」と目が離せない存在でもありますが、「どうせあの人には自分たちの気持ちは分からない」と壁を作られてしまうこともあるかもしれません。
3-2ペルソナ数2
ペルソナ数「2」の持ち主は、周囲からは「優しい人」だと思われています。人の心を分かってくれる、優しく接してくれるというイメージがあることから悩み相談などを持ちかけられることも多いのでは。
ただし、本人も相手にそう思われたいと思っていてもべったりと頼られてしまったり、依存されてしまったりといった場合も多く、ストレスが溜まることも少なくありません。
3-3ペルソナ数3
ペルソナ数「3」の持ち主は周囲からは明るく楽しい人だと思われています。いつも元気で、一緒にいたいと思わせてくれるため、遊びなどの誘いが多いかもしれません。
本人も周囲が楽しんでくれるならとついつい頑張ってしまいますが、その結果無理が生まれたり、疲れてしまったりということも考え、イメージと本当の自分のギャップに苦しむということも少なくないでしょう。
3-4ペルソナ数4
ペルソナ数「4」の持ち主は周囲からは頑固な変わり者だと考えられることが多いようです。「話が通じない」「ちょっと怖い」というイメージを抱かれることもあり、他人が気軽に近寄ってくることはありません。そのため、しばしば孤独を感じることも多いようです。
しかし、仕事への能力や人間的な誠実さといった面では信頼されているため、自分の居場所を見つければ非常に生きやすいキャラクターだということができます。
3-5ペルソナ数5
ペルソナ数「5」は愛される人柄です。何をしていてもつい気になってしまうという存在で、いつも誰かと一緒にいる、友達や家族に囲まれていることも珍しくありません。
しかし、「細かいことは気にしない」「おおらか」などと言ったイメージを持たれていることもあり、無神経な振舞いを受けてしまうこともあります。
もし気に障る言葉を投げかけられた場合でも、それを受け流せるかどうかが重要です。
3-6ペルソナ数6
ペルソナ数「6」の持ち主は、周囲からは才能あふれる人だと思われています。個性的な考え方やファッション、言動などが期待され、同時に優雅で上品なイメージを求められます。
それを満たしている間は周囲からちやほやされ、多くの人に囲まれますが、もしそのイメージとのギャップを感じた場合、途端に人が離れていくことも考えられます。
3-7ペルソナ数7
ペルソナ数「7」の人は非常に頭がよくクールだという印象を与えています。自分の独自の世界を持っているため、ちょっととっつきにくい部分もありますが、それでも親しくなりたいと次から次へと人が近寄ってきます。
ただし頑固な部分があると思われて誤解されることも少なくありません。特に言葉が足りない場合、行き違いが生まれることも多いため注意が必要です。
3-8ペルソナ数8
ペルソナ数「8」の人は非常に強い人だというイメージです。どのような困難でも乗り越えられるという印象を与えているため、困ったときやピンチのときなど、自然に人に押し上げられてリーダー的な立場に立っていることも少なくありません。
しかし、ちょっとした言動でも相手に緊張や恐怖を与えてしまうことが多いため、敬遠されてしまうことも少なくありません。
3-9ペルソナ数9
ペルソナ数「9」の持ち主は、カリスマ性があるという印象を与える存在。本人が意識しなくても、いつの間にか場の中心になっていたり、熱狂的なファンができていたりということも珍しくありません。
しかし、周囲に過剰な期待を受けることも多いため、しなくてもよい苦労を抱えがちです。時には自分らしく、自由に行動することも必要です。
3-10ペルソナ数11
ペルソナ数「11」は周囲からうらやましがられる存在です。なんでも思い通りになる、恵まれているといったイメージを持たれているため、言葉に説得力が生まれる反面、無用の恨みややっかみを抱かれてしまうことも少なくありません。
そのため、できるだけ謙虚に、冷静に行動することが必要になります。
3-11ペルソナ数22
ペルソナ数「22」の人は非常に強い個性と幸運の持ち主だという印象を与えることが多い人です。また、人を引き付けることも多く、自然と周りからのサポートや協力を得られることも少なくありません。
しかし、調子に乗ってしまうと「苦労知らず」「人の気持ちが分からない」と強い反感を買ってしまうこともあり、足を引っ張られてしまいます。
04まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
対面鑑定の他、講師、占いフェスなどイベント出演も多数。
-
名前でみるカバラ数秘術
-
数秘術の年周期サイクルについて
-
数秘術の仕事について
-
数秘術の学び方・勉強方法
-
数秘術の種類について
-
数秘術のナンバー10について
-
マスターナンバーとは?数秘術におけるぞろ目について
-
数秘術における0について
-
数秘術の「44」について
-
カバラ数秘術の未来数の意味と解説
-
カバラ数秘術の個人年運数について
-
カバラ数秘術のペルソナ数とは?
-
あなたの前世は?カバラ数秘術の過去数の意味と解説
-
カバラ数秘術、運命数33の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数22の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数11の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数9の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数8の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数7の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数6の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数5の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数4の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数3の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術、運命数2の意味と基本情報とは?
-
カバラ数秘術の運命数1の意味と基本情報とは?
-
数秘術の「運命数」とは
-
数秘術の運命数でみるラッキーカラーとは?
-
カバラ数秘術とは?カバラ秘術の基本知識
-
数秘術の基本的なやり方と計算方法とは?
-
数秘術資格おすすめ5選!学ぶ方法や仕事内容について解説