もう困らない!冷蔵庫の収納術のポイントとコツ
冷蔵庫は片付けが難しい場所。他の人は見ないからとそのままにしている人も多いことでしょう。しかし、冷蔵庫が片付いていなければ使いにくいだけでなく、何が入っているかを思い出せず食材を無駄にしてしまったり買いすぎてしまったりすることもあるものです。今回は、賢い冷蔵庫の収納術をご紹介します。
- 目次
01冷蔵庫収納の基本ルール
家族が多い人にとって重要になるのが、「誰が見てもわかりやすい」という点です。もし家族が出し入れするたびに、どこに何があるか分からないと必要なものが取り出せないということになってしまいます。さらに探している時間は冷蔵庫のドアは開けっぱなし、戻す場所も分からないため、適当に戻してしまい、必要なときに見つからないなど、問題が次々に起きてしまいます。そのため、冷蔵庫の定位置を決める、家族が使うものは取り出しやすい位置に置くといった工夫を行いましょう。
そのときに注意したいのが「買ったものをビニールのままいれない」ということです。買い物に行って、片付けが面倒でそのまま冷蔵庫に入れてしまうということは少なくありませんが、そうするとせっかく買ってきたものを見失ってしまうことがあります。特に生鮮食品の場合、数日間忘れていて、結局食べれなくなってしまった、なんてことも。そのため、冷蔵庫に食材をしまうときには、まずビニールを外して分かりやすい形で収納しましょう。
02メインの冷蔵室の収納術
2-1賞味期限の早いものを視線の位置に
冷蔵庫に食材を収納するとき、もっとも注意しなければならないのが賞味期限の早いものです。賞味期限の早い食材は、できるだけ目に入りやすいように、視線の位置に収納しましょう。そうすると冷蔵庫を開けるたびに「あれを使わなければいけない」と注意が喚起されるため、食品を無駄にすることを防ぐことができます。また、賞味期限が長いものであっても、封を開けてしまった場合はできるだけ早く食べてしまいたいもの。それらの食品も目につきやすい視線の位置に収納しましょう。
2-2冷蔵庫の真ん中は鍋などを入れるスペースに
大きな冷蔵庫の場合、作った料理を鍋ごと冷蔵庫に入れることもありますが、その際は冷蔵庫の真ん中のスペースを利用しましょう。鍋は大きさにもよりますが、中身が入っていると意外に重いもの。また、中身が液体の場合には、高い位置に収納するのはこぼれたりする危険もあります。そのため、お鍋などを収納するときには冷蔵庫の真ん中あたりがベスト。
さらにこの真ん中のスペースを普段から空けておくことで、冷蔵庫全体が見やすくなり、なにが入っているかを把握することもできます。
2-3一番上はプラスチックケースで取り出しやすいように
高さのある冷蔵庫の場合、取り出しにくい一番上のスペースには賞味期限に余裕のあるものを収納しましょう。高さだけでなく、冷蔵庫の中には奥行きのあるものも多いため、一番上の棚に食材を収納するときにはプラスチックケースなどを利用して取り出しやすく、食材の確認がしやすいようにしておくと便利です。
また、パンとときに使うバターやマーガリン、ジャム、ご飯のときに使うふりかけや佃煮などはまとめてトレーに入れておくと取り出したまま食卓にセットできるため、食事のたびにいちいちひとつずつ取り出したり、使おうと思ってつい忘れてしまうといったことを防ぐことができます。
03野菜室の収納術
3-1野菜の種類別に収納しておく
野菜室の収納では、種類別に収納しておくと中身が分かりやすくなります。その際、細かい野菜の種類で分ける方法もありますが、「葉物」「根菜」「果物」など、大きく区分けしておくと、料理のときに非常に便利。また、「前回買い物をしたときに購入したもの」「早く使いたいもの」など、食材の賞味期限や料理の都合によって種類分けしておくと、何を買い足せばいいかがすぐわかり、メニューを決める際にも便利です。
3-2透明な袋で中身が見えるように
野菜室の収納では、袋は透明なものを使用しましょう。スーパーの袋のように半透明や白のものなどを使用すると、何が入っているのがすぐに分からず、食材を無駄にしてしまうことがあります。また、スーパーの袋の場合、どうしてもかさばってしまうため、収納力自体もダウンしてしまいます。
3-3クラフトバックで立てて収納する
もし収納力自体が不足しているという場合、クラフトバッグなどを利用して立てて収納するのがおすすめ。食材をタテに収納すると、見やすくなるだけでなく、下になった食材が重みで潰れてしまうことも防ぐことができます。
04冷凍庫の収納術
4-1ジャンルごとに仕切る
まず冷蔵庫収納で必要なのは、食材のジャンルごとに収納スペースを分けること。百円ショップで購入できるカゴやブックスタンドを使うと、食材ごとに食品を区分けできるため、何が入っているかを把握しやすくなります。
4-2大きさの同じタッパーやジップロックに保存する
冷凍庫で食材を保存するときに使用するタッパーは同じ大きさのものを使用しましょう。ばらばらのサイズのものを使うと、どうしてもデッドスペースが生まれてきれいに収納することができません。さらにばらばらのサイズのタッパーを使ってしまうと、ふたと本体のサイズが合わないため、いちいち組み合わせを探さなければいけません。しかし、同じ大きさのタッパーであれば、ふたと本体の組み合わせが非常に簡単で時間短縮にもなります。それらのタッパーで収納したうえで、できたスペースにはジップロックなどに入れた食材を詰めていくと、限られた冷凍庫のスペースを最大限に有効活用することができます。
4-3中身が分かりにくいものはラベルを貼る
冷凍庫に食材を保存するときには、できるだけラベルを使用しましょう。食材の内容や冷凍した日付などを書いておけば、なにがあるのかすぐに分かり、食材を無駄にするのを防ぐことができます。さらに食材を収納するとき、新しいものを奥に、古いものを手前に収納すると、古いものから使用できるだけでなく、食材を探す手間もなくなります。
05まとめ
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