刺繍アドバイザー
覚えておきたい!刺繍糸の取り方・使い方について
刺繍を始めたばかりの頃につまずきやすいのが刺繍糸の取り方や使い方です。刺繍糸が上手に取れないと、なかなか刺繍を楽しめないもの。今回は上手な刺繍糸の取り方や使い方についてご紹介します。
01刺繍糸は何本取りすればいい?
通常の場合、刺繍糸は六本の糸がひとつにまとめられているもの。刺繍を行うときは、この中からいくつかの糸を取って使うことが必要です。
この糸の取り方は、一本だけ使う「一本取り」から、すべての糸を使う「六本取り」まで種類があります。では、刺繍をするときには、何本の糸を取ればよいのでしょうか。
初心者におすすめしたい糸の取り方は、二本から三本の糸を取る方法。
これより糸が少なくなると糸が細すぎ、多くなると太くなりすぎて上手に刺繍を行うことができません。
そのため初心者の場合は二本取りか三本取りがよいでしょう。
ただし、もし参考にしている刺繍の本に指定がある場合には、その本数で刺繍すること。
というのも、刺繍は取った本数によって大きく作品の印象が異なります。たとえば少ない本数で刺繍を行うと繊細な作品に、本数が多いほど密度が濃い作品にといったように、作品を左右することもあるため、指定がない場合には二本取りか三本取り、指定がある場合はその指定通りにするということを覚えておきましょう。
この糸の取り方は、一本だけ使う「一本取り」から、すべての糸を使う「六本取り」まで種類があります。では、刺繍をするときには、何本の糸を取ればよいのでしょうか。
初心者におすすめしたい糸の取り方は、二本から三本の糸を取る方法。
これより糸が少なくなると糸が細すぎ、多くなると太くなりすぎて上手に刺繍を行うことができません。
そのため初心者の場合は二本取りか三本取りがよいでしょう。
ただし、もし参考にしている刺繍の本に指定がある場合には、その本数で刺繍すること。
というのも、刺繍は取った本数によって大きく作品の印象が異なります。たとえば少ない本数で刺繍を行うと繊細な作品に、本数が多いほど密度が濃い作品にといったように、作品を左右することもあるため、指定がない場合には二本取りか三本取り、指定がある場合はその指定通りにするということを覚えておきましょう。
02刺繍糸の取り方とコツ
刺繍の本やサイトにはあまり説明させていませんが、刺繍の糸を取るのも初心者にはなかなか難しいもの。では刺繍糸を上手に取るためにはどんなコツがあるのでしょうか。
まず必要なのは、どのような糸を選ぶのかということ。
刺繍糸は25番がもっとも一般的。そのため、糸選びに迷ったらまずは25番を選びましょう。
その後、束の状態から糸を抜いていきますが、このとき、端からではなく、折った山から引き抜くと、糸が絡みにくくなります。
また、糸を抜くときには一本ずつが基本です。このとき、急いでしまうとさらにからみやすくなるため、落ち着いて糸をさばきましょう。
この後、糸をカットしていきますが、おすすめの長さは40センチから50センチ程度。これ以上糸が長くなると、もつれやすくなります。
その後、糸をまとめてきれいにそろえることでぐっと刺繍しやすくなります。なお、六本取りの場合でもまとめて使うよりも一本ずつ引き抜いて長さを揃えていく方が、作業が簡単になります。
まず必要なのは、どのような糸を選ぶのかということ。
刺繍糸は25番がもっとも一般的。そのため、糸選びに迷ったらまずは25番を選びましょう。
その後、束の状態から糸を抜いていきますが、このとき、端からではなく、折った山から引き抜くと、糸が絡みにくくなります。
また、糸を抜くときには一本ずつが基本です。このとき、急いでしまうとさらにからみやすくなるため、落ち着いて糸をさばきましょう。
この後、糸をカットしていきますが、おすすめの長さは40センチから50センチ程度。これ以上糸が長くなると、もつれやすくなります。
その後、糸をまとめてきれいにそろえることでぐっと刺繍しやすくなります。なお、六本取りの場合でもまとめて使うよりも一本ずつ引き抜いて長さを揃えていく方が、作業が簡単になります。
03作品に取り掛かる前に…
糸がまとまったらすぐに作品を作りたいと思うのはとても自然な考え方。
でも、上手に刺繍をしたいなら、ここでちょっと立ち止まり、「サンプル」を作ってみましょう。
サンプルとは、選んだ糸と布を使って簡単な刺繍を作ること。
そうすることで、色と糸の相性、何本取りで刺繍するべきかといった参考にすることができます。また、初心者の方の場合、サンプルづくりとステッチの練習を兼ねるのもおすすめの方法。
刺繍のステッチには様々な種類があり、得意なものや不得意なものができやすいもの。サンプルづくりで苦手なステッチを練習しておけば、実際の刺繍を行うときに、困ってしまうことが少なくなります。
さらに、サンプルは短時間で作ることができるため、最初の糸の取り方や糸の始末などを何度も練習できるというのがメリット。
実際の刺繍作品の場合、一度糸が上手に取れたとしても、反復して練習する機会が少ないため、なかなか糸の取り方がうまくならないという事態に陥りがちです。しかしサンプルを作り、糸を取る回数を増やすことで、糸の取り方をはじめ、刺繍の基本をきっちりと身につけることができます。
でも、上手に刺繍をしたいなら、ここでちょっと立ち止まり、「サンプル」を作ってみましょう。
サンプルとは、選んだ糸と布を使って簡単な刺繍を作ること。
そうすることで、色と糸の相性、何本取りで刺繍するべきかといった参考にすることができます。また、初心者の方の場合、サンプルづくりとステッチの練習を兼ねるのもおすすめの方法。
刺繍のステッチには様々な種類があり、得意なものや不得意なものができやすいもの。サンプルづくりで苦手なステッチを練習しておけば、実際の刺繍を行うときに、困ってしまうことが少なくなります。
さらに、サンプルは短時間で作ることができるため、最初の糸の取り方や糸の始末などを何度も練習できるというのがメリット。
実際の刺繍作品の場合、一度糸が上手に取れたとしても、反復して練習する機会が少ないため、なかなか糸の取り方がうまくならないという事態に陥りがちです。しかしサンプルを作り、糸を取る回数を増やすことで、糸の取り方をはじめ、刺繍の基本をきっちりと身につけることができます。
04まとめ
糸の取り方や扱い方は刺繍の基本中の基本です。糸の取り方を変えるだけで作品の印象も大きく異なるため、上手な糸の扱い方を覚えると作品作りの幅もぐっと広がりますよ。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
1992年生まれ。
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
ハンドメイド誌にも多数掲載される。
現在は関西を中心にイベント出店も行っている。
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
ハンドメイド誌にも多数掲載される。
現在は関西を中心にイベント出店も行っている。
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