レジンに必要な道具とは | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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レジンアートデザイナー

レジンに必要な道具とは

自分好みのパーツを使うことでオリジナルのアクセサリー作りが楽しめるレジン。ハンドクラフトに興味がある方の中には、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。では、実際にレジンを楽しむためには、どのような道具が必要なのでしょうか。今回はレジンに必要な道具についてご紹介します。

何を揃える?レジンに必要な道具とは

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目次

01レジンづくりに必要な基本道具

レジンは誰でも簡単に取り扱いができる便利な素材ですが、いくつか必要な基本的な道具があります。

1-1レジン液

レジンを楽しむときには、何を置いてもまずはレジン液が必要になります。レジンには様々な種類がありますが、一般的なハンドクラフトで使われるのは、紫外線で固まるUVレジンと、二種類の薬剤を混ぜ合わせることで固まるエポキシレジンです。
通常の場合、レジン液と呼ぶときにはUVレジンを指していることが多く、レジン液の中には固まった後、しっかり固まるハードタイプや比較的柔らかさを保ったままのソフトタイプ、固まったあとの透明感や気泡の入りやすさなど、様々な違いがあります。

1-2レジン型、フレームパーツなどの土台

レジンでハンドクラフトの作品を作るときには、レジンを流し込むためのレジン型やフレームパーツなどの土台が必要になります。この土台にはいくつかの種類があり、アクセサリーの形になっているミール皿やフレームだけのパーツ、シリコン製の型など好みに応じて選ぶことができます。

1-3パールや押し花、ビジューなどのモチーフ

UVレジンやエポキシレジンは固まると透明になるタイプのレジンなので、作品に使用するときにはパールや押し花、ビジューなどのモチーフを中に入れるのが一般的です。このモチーフは作品の重要な存在となるため、自分好みの素材を選ぶとよいでしょう。

1-4やっとこ

やっとこは先が尖ったペンチのような道具で、細かい作業を行うときには非常に便利です。やっとこには先が丸くなった丸やっとこや、合わせた面にぎざぎざのない平やっとこなど様々な種類がありますが、自分の手の大きさや扱いやすさによって選ぶとよいでしょう。

1-5やすり

レジンで作品を作るときには、どうしても端のほうに余りができてしまうことがあります。この余りの部分をキレイにしたいというときにはやすりが便利。目の細かいやすりで研磨することで、簡単に余計な部分を整えることができます。なお、やすりを使用するときには削ったあとの粉が飛び散らないように水などをつけながら行うとよいでしょう。

1-6作りたいものに必要なパーツ(ネックレスならチェーンなど)

レジンでオリジナルのアクセサリーを作るときの魅力は自由度の高さです。ネックレスやブローチなど、作りたいものを作れるため、それに必要なパーツが必要になります。手芸店や百円ショップに行くと、様々なパーツが販売されているので、好みのものを選びましょう。

02UVレジンに必要な道具

UVレジンは初心者にぴったりの素材です。もしUVレジンに挑戦したいときには、こういった道具を揃えておくとよいでしょう。

2-1UVレジンは紫外線で固まる

UVレジンのもっとも大きな特徴が「紫外線を浴びることで液体が固まる」ということ。そのため、UVレジンを使ってハンドクラフト作品を制作するためには、紫外線が必要ということになります。
といっても、特別な道具を使わなくても紫外線を得る方法があります。それが「日光」を当てること。日光には紫外線が含まれているため、UVレジンを日光に当てておくだけでもしっかりと固めることができます。

2-2UVライト(あれば早く乾くがなくても固まる)

UVレジンを固めるためには、紫外線が必要。紫外線は日光からも得ることができますが、その日の天気や作業する場所の日当たり、作業する時間によっては、太陽がうまく当たらないということも少なくありません。
また、日光は自分でコントロールできないため、作品を固めるためには少しずつ作品を動かして日光がまんべんなく当たるようにするなど細かい配慮が必要になります。また、きちんと日光が当たっている時間が短いと、どうしても固まるまでに時間がかかってしまいます。
そういった場合には便利なのがUVランプは人工的に紫外線を照射するライトで、これを使用すれば短時間でレジンを固めることができます。また、まんべんなく紫外線を当てることができるため、大きめの作品を作るときにも非常に便利です。

2-3UVレジン液の拭き取り液

もしレジンをこぼしてしまったときには、できるだけすぐに拭き取ることが重要です。というのも、紫外線を浴びて硬化してしまったUVレジンは簡単に落とすことができなくなるから。そのため、もし机などにこぼしてしまった時に備えて、UVレジン液専用の拭き取り液を用意しておきましょう。
なお、レジンの拭き取りには、キムワイプと呼ばれる専用のティッシュなどもあるため、必要に応じて利用するとよいでしょう。

03エポキシレジンに必要な道具

UVレジンに比べると、若干扱い方は難しくなるものの、その分、高級感や手触りなどが楽しめるのがエポキシレジンの特徴です。
エポキシレジンを扱うときには、どのような道具が必要なのでしょうか。

3-1レジン液を混ぜるポリカップ

エポキシレジンはUVレジンとは異なり、二つの薬剤を混ぜることで起きる化学反応を利用して硬化するレジンです。そのため、レジン液を混ぜるときの容器が必要となります。

3-2デジタルの計量機

エポキシレジンはメーカーなどによって混合する薬剤の割合が異なりますが、これらは厳密に計量することが必要です。そのため、できるだけ正確に分量を量れるデジタルの計量器を用意しておきましょう。

3-3撹拌棒(割り箸など)

エポキシレジンを扱うときには、薬剤をしっかり混ぜ合わせることが必要になります。そのときに使用するのが撹拌棒。専用のものがない場合、割りばしなどでも代用できます。

04あると便利な道具

レジンを扱うときには、必ずなければ困るものだけでなく、用意しておくと作業効率が格段にアップする道具もあります。

4-1レジンをならす平筆

レジンには、表面だけをレジンでコーティングするという方法がありますが、その場合に便利なのがレジン用の平筆です。毛先が平らになっている筆があれば、レジンを均等に塗ることができます。また、レジンでコーティングするときには大敵になるのが細かい気泡ですが、筆があれば少ない回数でレジンを均等に塗ることができるため、気泡が入るのを防ぐことができます。

4-2こぼしても安心なシリコンマット

レジンの作業を行うとき、どうしてもレジンがこぼれてしまうこともあります。そうなると、机が汚れたり、でこぼこしたりしてしまい、その後の作業がやりにくくなってしまいます。
そんな時にあると便利なのが、作業用のシリコンマット。シリコンマットがあれば、レジン液がこぼれたときでも、その場で硬化させてしまうことで、レジンをはがれやすくして、机を汚れや凹凸から防ぐことができます。

4-3固定するマスキングテープ

レジンの作品を制作するときには、土台となるパーツを固定する必要がありますが、そんなときに便利なのがマスキングテープ。マスキングテープは土台を固定する以外にも、レジン液がこぼれてできる汚れを防ぐという効果もあり、特に底のないフレームを使って作品を制作するときには非常に重宝します。

05まとめ

レジンには様々な道具がありますが、おすすめは最小限だけを揃えてまずはやってみること。作業を繰り返すうちに、自然と自分にとってベストな道具が揃ってくるでしょう。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
runrun 先生
アクセサリーショップ運営
静岡県浜松市出身。物流業界のOLを経てハンドメイド(UVレジン)の世界へ。 minneギャラリーにてハンドメイドアクセサリーショップ「Ange.mignon〜アンジュ.ミニョン」運営。

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