押さえておきたい、マットピラティスの基本と効果 | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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ピラティスセラピスト

押さえておきたい、マットピラティスの基本と効果

ピラティスには様々な種類がありますが、その基本となるのがマットピラティスです。マットピラティスには様々なメリットや効果があり、初心者にも最適なエクササイズ。今回はマットピラティスの基本や特徴、魅力などについてご紹介します。

押さえておきたい、マットピラティスの基本と効果

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目次

01マットピラティスとは?

ピラティスといえば、マットピラティスを思い浮かべるほど一般的な存在。しかし、そもそもマットピラティスとはどのようなものなのでしょうか。

1-1マットの上で行うピラティス

マットピラティスは簡単に言えば、「マットの上で行うピラティス」ということになります。
ピラティスはもともとリハビリの技術として誕生したもので、ベッドの上でも簡単に行えるものとして発展したのがマットピラティスです。

1-2一般的に認知されているピラティスエクササイズ

ピラティスにはマットピラティスの他にも、大きな機械や器具を使った「マシンピラティス」があります。
マシンピラティスは身体への負担が少ないことや、腰や背中などに故障を抱えている人でも取り組むことができる、負荷を自由に変えられるため高度な筋力トレーニングとしても行えるといったメリットがありますが、専用の機械が必要で、どうしても専用のジムやスタジオなどに通う必要があります。
しかし、マットピラティスの場合、必要なのはマットだけ。
ジムやスタジオだけでなく、狭い場所などでも簡単に行えるため、体験できる機会も多いことから、マットピラティスは一般的に認知度の高いピラティスのエクササイズということができるでしょう。

1-3グループレッスンが多い

マットピラティスはピラティス専門のスタジオだけでなく、スポーツジムなどでも実施されることが多いエクササイズです。
そのため、グループレッスンが多いという特徴もあります。
ピラティスは滑らかな動きを連続することで体幹やインナーマッスルを鍛える効果がありますが、グループレッスンの場合には習熟度によってクラス分けが行われていることも多く、これまでピラティスを体験したことがないという人や、ピラティスの基本はマスターしているという人、ある程度ピラティスの経験がある人など、自分のレベルに合わせてエクササイズを行うことができるのが特徴です。

02マットピラティスのメリット

ピラティスの基本となるマットピラティス。マシンピラティスとは異なるメリットも少なくありません。

2-1自宅でも手軽にできる

マットピラティスの最大のメリットは、自宅でも手軽にできるということ。
たとえば専門のスタジオやジムに通うということになると、お金も時間も必要になり、気軽に何度も通うというわけにはいきません。また、住んでいる場所によっては、近くにピラティスを習える教室がないということも考えられます。
そのため、最初はやる気になっていてもどうしても教室に通うのが面倒になって次第に遠ざかってしまうというケースも珍しくありません。
教室が近くにあった場合でも、知らない人と一緒にグループレッスンを行うのはちょっと恥ずかしいという方もいらっしゃるでしょう。
そんなときでも、マットピラティスなら自宅で簡単に行うことが可能。毎日の生活にピラティスエクササイズを取り入れて、美しいボディラインを作りたい、健康になりたいといった方には最適です。

2-2身一つで行なえる

マシンピラティスの場合、大きな機械が必要になり、自宅で行うことはほとんど不可能。
また、ピラティス以外のエクササイズでは、ダンベルやチューブといった道具が必要になることがあります。
しかしマットピラティスの場合、必要なのはマットだけ。専用のウェアを購入する必要がなく、身一つで行うことができます。
最初から様々な道具が必要なエクササイズの場合には、どうしても敷居が高くなってしまいがちですが、マットピラティスなら気軽なお試し気分で体験してみることが可能です。

2-3初心者でも気兼ねなく始められる

ピラティスというと、非常に専門性の高いものというイメージですが、エクササイズの中には初心者でも簡単に始められるものが少なくありません。
また、マットピラティスの場合には運動強度もそれほど高くはないため、これまでスポーツの経験がないという人や、運動に苦手意識を持っているひとでも気兼ねなく始めることができます。

03マットピラティスの特徴

初心者でも手軽に取り組むことができるマットピラティス。では、マットピラティスのエクササイズにはどのような特徴があるのでしょうか。

3-1自重を使ったトレーニング

マットピラティスは基本的には自重、つまり自分の体重を使ったエクササイズです。
たとえばダンベルやバーベルを使った筋力トレーニングの場合、普段とは異なる大きな負荷をかけることで筋肉を鍛えていきますが、負荷によってはケガや故障が発生してしまうこともあります。
しかし、マットピラティスの場合、負荷は自分の体重だけなので、安全にトレーニングを行うことが可能です。

3-2マシンは部分的に鍛えることができ、マットは全体的に鍛える

マットピラティスのもうひとつの特徴が、身体全体を鍛えるということ。
マットピラティスはいくつかのポーズを連続的に行いますが、そのとき、全身の筋肉がまんべんなく使われます。
実はこれがボディラインを整えるためには非常に有効。全身をくまなく動かすことで、均整の取れた美しいボディラインを手に入れることができます。
一方のマシンピラティスでは、様々な大型の機械を使用してエクササイズを行います。これらのマシンはスプリングの抵抗を利用した専門性の高いもので、腕や肩、背中、腰といったように、身体の鍛えたい部分にピンポイントで作用します。
そのため、部分的に鍛えたいときにはマシンピラティス、全身を整えたいときにはマットピラティスと、目的に応じてエクササイズの内容を変えるとより一層の効果が期待できます。

04マットピラティスの基本のおこない方

誰でも簡単にできるマットピラティスでは、基本をマスターするとさらに効果的なエクササイズを行うことができます。

4-1基本はニュートラルポジション

マットピラティスの基本となるのが「ニュートラルポジション」と呼ばれる姿勢です。
ニュートラルポジションは、マットの上に仰向けに横になり、膝は立てて軽く肩幅に開きます。
このとき、腹筋と背筋を使って、おへそと背中を引き寄せ、骨盤とマットを密着させます。
腹筋と背筋に力を入れながら膝を立てようとすると、背中が反って腰が浮いてしまうこともありますが、これはNG。腰に負担がかかってしまい、故障の原因となるため注意が必要です。

4-2マット上で流れるようにポーズを変えていく

ニュートラルポジションをマスターしたら、そこから流れるようにポーズを変えていきます。
ピラティスには様々なポーズがありますが、中には筋力が必要なものもあるため、自分の体力に合わせたものを選ぶとよいでしょう。

4-3呼吸を意識しながら徐々にレベルをあげていく

ピラティスで重要となるのは呼吸。ピラティスでは胸式呼吸が用いられますが、ポーズからポーズに移動するときにも、ポーズ中も決して呼吸を止めず、常に呼吸を意識しましょう。
そうすることで、自分の身体に集中してより高いレベルに近づくことができます。

05まとめ

マットピラティスは運動に自信がない人でも気軽に取り組めるエクササイズ。興味が出てきたという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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滝本さやか 先生
ピラティスインストラクター
1981年生まれ。京都出身、福岡在住。金融業界での営業職、音楽業界でのエレクトーンインストラクターを経て、激務の果てに人生初の入院経験をした事を契機として、心身の健康を根本から作ることの大切さを知りピラティスインストラクターの世界へ。

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