雑穀資格のおすすめ7選!取得方法や難易度について徹底解説
近年、栄養が豊富な「雑穀」は日本のみならず海外でも注目されています。
「雑穀資格」はその「雑穀」に関するスペシャリストが取得できる資格です。
資格を取得すると、雑穀に関するさまざまな役立つ知識を学べます。
もしかしたら中には「雑穀は栄養があるけどあまり美味しくなさそう」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし雑穀資格を取得すると、雑穀に関する基本的な知識だけでなく、美味しく食べる方法に関する知識も習得できます。
有資格者になれば、健康的な雑穀ライフを送れるようになります。
そこで今回は「雑穀資格」の種類や取得方法・仕事への活かし方について詳しく解説します。
- 目次
01雑穀資格とはどんな資格?
「雑穀資格」は雑穀に関する知識はもちろん、美味しく食べる調理方法に関して知識とスキルを持っている方に認定される資格です。
資格と言っても国家資格ではなく、民間団体が認定する資格です。関連資格にはたくさん種類があり、難易度や取得方法は多岐にわたります。
02雑穀資格の難易度は?
もちろんまったく勉強せず、講座をなんとなく受けただけで合格できるような簡単な資格ではありません。どの資格を目指すにしても、取得に向けてしっかり準備をしておくことが大切です。
03雑穀資格を取得する方法
取得方法を順番にご説明します。
3-1独学
まずは参考書やインターネットを利用して自分で学ぶ方法です。
この方法のメリットは、時間に縛られず自分の好きなタイミングで学習できること。日中お仕事をしている方や育児・介護をしている方は限られた時間しか勉強にあてられません。この点、独学なら空いた時間を使っていつでも学習を進められます。
試験範囲を明示している資格もあるため、その範囲を網羅できるように参考書など選ぶと効率的です。
またスクールや通信講座で学習するよりもお金がかからないのもメリットのひとつ。参考書やテキスト代だけで学習できます。
一方、独学には大きなデメリットがあります。それは挫折してしまう方が多いこと。
自分一人で勉強することになり、励まし合える仲間や質問できる先生がいません。そのため、モチベーションを維持できなくなり学習をやめてしまう方が多いです。
またしっかりとした学習計画を立てないと不要な学習に時間を取られたり、必要な分野の学習が抜けてしまったりと学習にロスが生まれます。
資格取得にむけて自分で適切な計画を立て、着実にすすめられる意思の強い方でなければ、独学での資格取得は難しいでしょう。
雑穀資格格の中には、スクールや指定の講座を受講しないと取得できないものもあります。取得できる資格が限られてしまうため、受験条件を見ながらどの資格を取得するか考えなければなりません。
3-2スクール
次に、雑穀の資格を取得できるスクールに通う方法です。
この方法のメリットは直接講師に教えてもらえることです。
雑穀資格の取得には、座学のほかにも調理する技術が求められます。講師のやり方を見て学べると、着実に技術を習得できます。一緒に学ぶ仲間がいるのもモチベーションが高まる要素です。
しかしこちらの方法にもデメリットはあります。
まず受講できる場所や授業時間が限られていることです。
全国どこにでもスクールがあればよいのですが、残念なことに東京など限られた場所にしかないスクールもあります。遠方から通っている方もいますが、何度も通うとなると交通費がかさんだり時間を取られたりなど負担がかかります。
また授業時間が決められているため、日中勤務している方や子育て・介護など、まとまった時間を取りにくい方にはハードルが高いです。
受講料が高いのもデメリットです。直接講師に教えてもらうため仕方ないのですが、独学や通信講座に比べてお金がかかる傾向があります。
しかしスクールに通わないと取得できない資格もあるため、メリットとデメリットを踏まえた上で決めるとよいでしょう。
3-3通信講座
最後に通信講座を利用して資格を取得する方法です。
この方法のメリットは自分のペースで無駄なく学習できること。まとまった時間が取れない方や、勤務で夜間しか学習時間にあてられない方でも、都合がよいときに学習できます。さらに資格取得に最適な教材が用意されているため、教材選びに迷うことなく学習を進められます。
独学でネックとなっている孤独感も、通信講座を利用すれば解消できます。ともに学習している仲間とオンラインで交流したり、わからないことを講師の先生に質問したりできるため、モチベーションを維持しやすいです。
通信講座のデメリットは独学に比べて費用がかかること。講座にもよりますが数万円かかることが多いです。
ただし、通信講座の中には受講修了のみで資格取得できるものもあります。その点も踏まえつつ、どの学習方法にするか決めるとよいでしょう。
04おすすめの雑穀資格7選
4-1雑穀ソムリエ
「雑穀ソムリエ」は「日本安全食料料理協会(JSFCA)」が認定する資格です。有資格者は、雑穀の起源や歴史・健康効果など、雑穀に関する知識があることが証明されます。雑穀を楽しむ方法からダイエット効果まで、幅広い知識が必要です。
特に受験資格はありません。受験料は10,000円(税込)。在宅で受験できます。
合格基準が70%と、比較的受験しやすい認定試験です。
こちらの認定資格は通信講座「諒設計アーキテクトラーニング」が提供する講座を受講することでも取得できます!興味のある方はこちらの「諒設計アーキテクトラーニング」の公式サイトをご覧ください。
4-2雑穀士
「雑穀士」は「日本インストラクター技術協会」が認定する資格。雑穀の種類や効果・基本調理・料理のレシピなど、さまざまな知識を持っている方に認定されます。
受験資格は特にありません。受験料は10,000円(税込)。在宅で受験できます。
こちらの認定資格も「諒設計アーキテクトラーニング」の通信講座を利用することで取得可能です!気になる方はこちらの「諒設計アーキテクトラーニング」の公式サイトをご覧ください。
4-3雑穀マイスター
「雑穀マイスター」は「一般財団法人日本能力開発推進協会」の認定資格です。有資格者は、さまざまな雑穀の栄養や機能に関する知識を持ち、かつ雑穀の魅力・食生活への取り入れ方を伝えられることが証明されます。
こちらの資格は協会が指定する講座のカリキュラムを修了しなければ受験できません。受験料は5,600円(税込)ですが、別に講座受講料が必要になります。試験はカリキュラム修了後にいつでも在宅で受けられます。
指定の講座でしっかり学べば比較的簡単に取得できる認定資格です。
4-4雑穀スーパーフードマイスター
「JSA認定 雑穀スーパーフードマイスター」は「一般社団法人日本スーパーフード協会」が認定する資格。取得により、雑穀スーパーフードによる食の提案・食事管理ができる人材であると証明してもらえます。
この資格は協会が開催している講座を受講しなければ受験できません。またこの講座を受けるためには「ジュニアスーパーフードマイスター講座」を受講修了している必要があります。
講座修了後に修了試験を受け、合格すれば認定資格が取得できます。
ジュニアスーパーフードマイスター講座も受講しなければいけませんが、講座で知識を身につけられれば難しい試験ではありません。
4-5雑穀エキスパート
「雑穀エキスパート」は「日本雑穀協会」が認定する資格。雑穀の基本知識から活用方法まで、幅広い正しい知識を有していると証明してくれる認定資格です。
こちらの資格を目指すには、協会が開催している「雑穀エキスパート講座」を受講する必要があります。講座修了後に認定試験を受験できます。
試験問題は50問で70%以上の正答率で合格です。合格率はだいたい75~85%であるため、講座内容を理解できていれば難易度は高くない資格といえます。
4-6雑穀アドバイザー
「雑穀アドバイザー」は先ほどご紹介した雑穀エキスパートの上位資格です。有資格者は、雑穀に関する深い知識を持つとともに、雑穀の商品開発・メニュー開発など、さまざまな分野で活躍できるプロフェッショナルだと証明してもらえます。
この資格は雑穀の普及・啓発活動に活かしたい方を対象としています。
取得には、雑穀エキスパートを取得したうえで、協会が開催する講座を受講する必要があります。受験料は講座受講料に含まれています。
雑穀アドバイザーの資格を持っている方は、2021年6月時点で100名ほどです。現状では、非常に限られた方しか取得できていません。これには試験の難易度が高いことが要因として挙げられますが、資格取得に必須の講座が2年に1度程度しか開催されていないのも理由です。
現在雑穀エキスパートを有していて、さらに雑穀に関する知識を極めたいと思う方は、ホームページをこまめにチェックするとよいでしょう。
4-7雑穀クリエイター
「雑穀クリエイター」は「雑穀アドバイザー」の上位資格。日本雑穀協会が認定している資格の最高位資格です。
雑穀クリエイターの資格保有者は8名しかいません(2021年6月時点)。雑穀の価値や魅力・文化を伝えられる方のみが取得できます。
全国で8名しか取得していないことからも、非常に難易度の高い資格だとわかります。こちらも指定の講座を受講しなければなりませんが、講座が開かれるタイミングは不定期です。
05雑穀資格取得なら「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめ!
通信講座であるため、無理なく自分のペースで受講できます。集中して学習すれば、最短2ヵ月で取得可能です。
サポート体制が整っており、わからないことは講師にすぐ質問して聞けるため、安心して学習に望めます。また丁寧に説明されたテキストのおかげで、学習をスムーズに進めやすいです。
本講座は、通常講座とは別にスペシャル講座が用意されています。スペシャル講座を選択した場合、課題をすべてクリアすれば試験を受けることなく、卒業と同時に2つの資格が取得可能!
興味のある方はぜひこちらの「諒設計アーキテクトラーニングの雑穀ソムリエW資格取得講座」のページをご覧ください。
06雑穀資格が活かせる仕事は?
ここからは、雑穀資格取得後の活躍の場について解説します。
6-1カフェや食品業界
最近では雑穀を取り入れた健康志向のお店が増えています。特に健康や美容への意識が高い若い女性から人気です。お菓子にも雑穀を取り入れた商品があります。
雑穀資格を取得すれば、雑穀メインのカフェや飲食店で即戦力として働けます。
また雑穀を取り入れた商品の開発や食事メニューの開発などにも得た知識を活用できるでしょう。
6-2美容業界
雑穀は体によいだけではなく美容にも効果的です。エステサロンに勤務する場合、お客様の悩みを聞きながら最適な雑穀レシピを紹介するなど、ノウハウを共有できます。
またセルフメンテナンスの一環として、雑穀を取り入れた食生活のアドバイスも行えるでしょう。
6-3料理教室やセミナー
雑穀が体によいとわかってはいても、「まずそうだ」「活用方法がわからない」と思っている方は多いです。
資格を取得すれば、そうした方たちのために料理教室やセミナーを開催できます。
穀物を使用した美味しいレシピを考案・提供し、雑穀の素晴らしさを伝える講師として活躍できます。
07雑穀資格の知識を生活に取り入れよう!
体にやさしく美味しい食事は、自分だけではなく家族のヘルスケアにも役立ちます。雑穀資格で学んだことを日常生活に取り入れて、健康と美しさを手に入れましょう。
08まとめ
どの資格の取得を目指せばよいのか、迷ってしまう方も少なくありません。そのようなときは、受験条件や自分のライフワークなどを総合的に考えて決めるとよいです。
雑穀の正しい知識を身につけられ、適切な調理法やレシピが学べる「雑穀資格」は、健康志向が高まる現代にあっておすすめの資格です。
これからますます注目される「雑穀」の世界。ぜひ「雑穀資格」を通して雑穀のスペシャリストを目指してください。
この講座は!プロの監修を受けています!
摂食障害を経験し、19歳のとき食の探求中で雑穀と出会う。
未来食つぶつぶセミナーを受講、日本雑穀協会にて雑穀エキスパートを取得。
雑穀を日常に取り入れ、知れば知るほど雑穀の魅力に引き込まれている。
2017年に長女出産後、子どもたちにも雑穀を繋いでいきたいと思い、料理教室や講座を開催し、雑穀の魅力を伝えはじめる。