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なんでも批判する人・そうでない人の違い

批判する人というのは、何を見ても聞いても批判します。逆に批判しない人は、何を見ても聞いても肯定的に捉えるのです。どちらも無意識の行動なのです。
残念ながら、大小はありますが批判する人が圧倒的に多くて、物事を肯定的に捉える人は、圧倒的に少ないのです。
批判する人が多いので、批判がどんどん繁殖していくのです。批判する心理はほとんどの人にあるので、この心理を知ることから、心理的な転換ができるようになります。

なんでも批判する人・そうでない人の違い

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目次

01劣等感から批判が始まる

劣等感というのは「自分は他の人よりも劣っている」ということを感じていることをいいます。
この劣等感から、批判が始まるのです。なぜなら誰かを批判しなければ、自分が劣っていることに耐えられないからです。
やたらと上から目線の人や、会社とかでも部下に対して、怒鳴ったりするタイプと、ネチネチ嫌みを言うタイプの人がいますが、根底は劣等感なのです。
人の深層心理の中に劣等感があるのです。なので、無意識に批判をするのです。批判をすることでしか、自分の価値を高くできないのです。
そして、劣等感のさらに奥深くに「恐怖」もあるのです。この恐怖から逃れたいがゆえに、誰かを批判して、安心したいという心理の表れでもあるのです。

02自分の中の批判を見抜く

批判的な人がいると批判したくなります。ということは、あなたの中にも批判する心理があるということです。
ただこの批判する心理を認められる人は少ないのです。なぜなら、無意識に批判するようになっているからです。
自分の中の批判する心理を認めるのは、苦しいことなのですが、まずは認めなくてもいいので、気づいてください。その心理に対しての批判をする必要はありません。
自分の中の批判する心理を見抜くことができると、醜い自分が見えるようになるので、心理的な転換をしたくなります。そこから自然に転換ができるようになるのです。
他の人を批判しているときは、何か勝ち誇ったような気がするのですが、残るのは空しさだけなのです。
なので、理想は自分は他の人を批判しないということです。何も批判しない人に対してもそうですが、批判的な人に対しても、批判をしないように心理的な転換を目指してください。

03批判する人の対処法

あなたが他の人を批判しなくなっても、批判する人はどこまでも批判するのです。
この批判する人に対しての対処法は、「劣等感を見抜く」というです。何も語らなくてもいいので、相手に劣等感があるということを見抜いてください。
人というのは、何も語らなくても見抜かれていることを感じてしまいます。そして、ストレートに言われることよりも、恥ずかしさを感じるのです。
これは、批判的な人を批判するためではなく、あるいは恥ずかしくさせるためでもなく、批判的な人の心理を、転換させるためでもあるのです。
ここまでの余裕がある人は、そんなにはいないのですが、自分の中の批判的な心理を見抜くことができて、心理的な転換ができるようになれば、他の人の批判的な心理も転換させることができます。
批判が批判を生むことで、さらに批判的な人が繁殖する流れを、どこかで変えていかないと、批判は永遠に消えないのです。
この流れを変えられる人は、批判する心理に気づいた人からできるのです。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あーちゃん 先生
精神科クリニック勤務
1992年生まれ。静岡市出身。精神科クリニック勤務と学校のスクールカウンセラーを兼任しており、普段はカウンセリングや知能検査を実施している。

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