驚きの効果!マクロビオティックの基本「玄米菜食」がもたらすものとは? | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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驚きの効果!マクロビオティックの基本「玄米菜食」がもたらすものとは?

マクロビオティックの基本は「玄米菜食」。玄米が体によいと言われているけど、具体的にどんな風によいのか知らないという方も多いのではないでしょうか?今回は「玄米菜食」の効果や注意点について詳しく説明します。

驚きの効果!マクロビオティックの基本「玄米菜食」がもたらすものとは?

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目次

01マクロビオティックの玄米菜食とは

マクロビオティックは、肉類などの動物性たんぱく質をできるだけ避ける食のライフスタイルです。その代わり、食生活の中心になるのが「玄米菜食」です。玄米は精白された白米に比べると、ビタミンやミネラル、食物繊維が非常に豊富です。また菜食は、旬がはっきりしていることに加え、野菜それぞれが持つビタミンなどの栄養素と、身体を冷やす、温めるといった特性を活用するには最適の食材。
このように「玄米菜食」はマクロビオティックの原則と陰陽論によって導き出された食材といえるでしょう。

02マクロビの基本ルール

マクロビオティックには、二つの基本的な原則があります。ひとつ目が「身土不二」です。「身土不二」は簡単に言えば、身体と土地は一体であるという考え方です。これを食生活に置き換えると、人間が暮らす土地の食材、しかも旬のものを食べるということ。実は野菜は取れた瞬間がもっとも栄養が豊富で、時間が経つと水分だけでなく栄養素も失われてしまいます。そのため、遠くの産地のものではなく、土地で取れるものを食べるというのが栄養補給という点でももっとも効果的です。
マクロビオティックのもうひとつの原則が「一物全体」。これは自然の恵みを残さず丸ごといただくというものです。通常なら捨ててしまう葉や皮、根などにも含まれている栄養を逃さずいただくというのがマクロビオティックの特徴です。
さらにマクロビオティックでは「陰陽調和」を重視します。これはすべてのものに陰陽があり、バランスをとることが大切という考え方です。
「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」を考えることがマクロビオティック生活の基本となります。

03マクロビがもたらすメリット

マクロビオティックを実践することには、様々なメリットがあります。過剰なカロリー摂取を防ぐことによるダイエットや生活習慣病の予防、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に摂取することで体質改善を目指すことにもつながります。
さらに、正しい食生活を送ることで生活習慣が改善され判断力や決断力がアップする、自分の生活する土地や環境に対する意識が高まるなど、精神的・社会的にもメリットがあります。

04玄米食の栄養価と効果

マクロビオティックを実践するときに中心となるのが玄米食です。
そもそも玄米とは、稲穂に実った米の中から、もみ殻だけをむいたもの。通常はその状態から精白を行い、ぬかや胚芽などを削り落とし、白いお米となります。しかし、玄米は精米を行わないため、ぬかや胚芽などが付いたままの状態です。
実はこのぬかや胚芽が非常に豊富な栄養を含んでいます。
たとえば、白米と比較した場合、玄米にはビタミンB1やビタミンEが非常に豊富。
さらに注目したいのは、玄米のぬか層に含まれる栄養素。玄米のぬか層にはフィチン酸やガンマ・オリザノールなど、抗酸化作用や免疫力アップに役立つ栄養素が数多く含まれています。
また、胚芽は非常に栄養価が高いことでも知られていて、カルシウムや鉄分、亜鉛といったミネラルも豊富。これらのミネラルは日本人には不足しがちな栄養素といわえ、サプリメントによる補給も進められるほど。そのため、玄米食を生活に取り入れることは、様々なメリットがあります。

05マクロビオティックの玄米菜食がもたらす効果

それでは、マクロビオティックの玄米菜食には具体的にどのような効果があるのでしょうか。
まず、挙げられるのは健康効果。すでに説明したように、玄米には白米に比べると、はるかに豊富な栄養が含まれています。それらの多くは通常の食生活ではなかなか摂取できないものばかり。そのため、マクロビオティックを実践すると、十分な栄養補給が行われるため、健康的な身体を手に入れることができます。「マクロビオティックの身体的な効果のひとつはダイエット効果です。
マクロビオティックは玄米菜食が中心。そのため、通常の食事よりも圧倒的に低カロリーです。また、玄米は胚芽やぬかなどが付いたままの状態なので、しっかり噛んで食べる必要があります。一般的な食事の場合、ついつい早食いになってしまうと満腹感を感じるのが遅くなり、その分食べ過ぎてしまいがちですが、マクロビオティックの食事はしっかり噛む必要があるため、ダイエットにも非常に効果的です。
また、マクロビオティック食を続けることは、肌質アップにも効果が期待できます。
肌トラブルが起きる原因の多くは過剰な糖質や脂質。しかし、マクロビオティックの場合、白砂糖や過剰な油は避けることができるため、自然に肌質が改善していきます。さらに重要なのが、玄米菜食による豊富な食物繊維の摂取。食物繊維は満腹感を促進して食べ過ぎを防ぐだけでなく、腸の中に溜まった老廃物をからめとって排出を促してくれます。そのため、自然とデトックスができるため、肌質も改善していきます。
また、ストイックなマクロビオティック食を継続することは、強い精神力が必要なものですが、その過程での精神的な効果も期待できます。
さらに玄米菜食を続けるときに気になるのが残留農薬などの問題。マクロビオティックでは、「身土不二」「一物全体」の考え方に基づいて、近くの土地で取れたものをまるごと食べるというのが基本。その場合、皮のままの食材は、できるだけ自然な環境で栽培された、残留農薬の少ないものを選びたいものです。
このように、農業やエコに対する関心が高まるというのも、マクロビオティックを実践するメリットということができるでしょう。

06玄米菜食の注意点

一見、いいことばかりのように見えるマクロビオティックの玄米菜食ですが、実践するときには注意したい点もあります。
それは、玄米菜食を行うと、どうしても食材が限定されるため、不足しがちな栄養素があるということです。
玄米菜食でもっとも不足しがちなのがたんぱく質。たんぱく質は、筋肉や内蔵、皮膚といった人間の身体を作るためには欠かせない栄養素。しかし、肉類や乳製品、卵を避けるマクロビオティックではどうしても不足しがちになってしまいます。
そのため、マクロビオティックでは大豆などの豆類の摂取を勧めていますが、たとえば木綿豆腐一丁を食べても、一日に必要なたんぱく質の十分の一しか摂取することができません。たんぱく質が不足すると、代謝が低下して太りやすい身体になるというデメリットもあるため、マクロビオティックの玄米菜食を行う場合には、意識してたんぱく質を摂取する必要があります。
また、マクロビオティックでは、魚介類やレバーなどを食べる機会がないため、ビタミンB12なども不足してしまいます。ビタミンB12が不足すると、貧血や不眠、神経の障害につながるため、こちらも意識して摂取することが必要です。ビタミンB12が含まれている食材は海苔。海苔は植物性食品のなかでもビタミンB12を含む貴重な食品なので、できるだけ意識して食べることを心がけましょう。

07まとめ

ダイエットや健康維持などの効果もある玄米菜食。ただし実践するときには栄養面で注意したいこともあります。もしマクロビオティック食を試してみたいというときには、しっかり基礎知識を身につけることが大切かもしれません。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
アトリエクレマ川名美穂 先生
1967年生まれ、静岡市出身。
年齢と共に体型の変化に悩み、まず食事から整えようとマクロビオティック×オーガニックを学ぶ。
運動だけで整えるより、食事のとり方、食べる物の質を見直すことで自身の味覚や体型も整えられることに気付き、この素晴らしい日本の食習慣をたくさんの方に知っていただきたく活動を始める。
アトリエクレマ川名美穂

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