ハーブティーの作り方
ハーブの楽しみ方として人気が高いのがハーブティーです。ハーブの香りと効能を簡単に楽しむことができるのがハーブティーの魅力ですが、ちょっとしたポイントに注意することで、よりおいしいハーブティーを楽しむことができます。今回は、ハーブティーの作り方やポイントについて紹介します。
- 目次
- 1. ハーブティーの基本の作り方
- 1-1. ドライハーブティー
- 1-2. フレッシュハーブティー
- 1-3. アイスハーブティー
- 2. ドライハーブティーの作り方
- 2-1. ティーポットにドライハーブと熱湯を注ぐ
- 2-2. 蓋をして3分~10分蒸らす
- 2-3. ハーブによって蒸らし時間が異なる
- 3. フレッシュハーブティーの作り方
- 3-1. 摘みたてのフレッシュハーブを使う
- 3-2. 洗ってほこりや汚れをとり水気をふき取る
- 3-3. ティーポットにフレッシュハーブと熱湯を注いで3~10分蒸らす
- 4. アイスハーブティーの作り方
- 4-1. ティーポットにドライハーブと熱湯を注ぐ
- 4-2. フレッシュハーブより長めに10~15分蒸らすことがポイント
- 4-3. 濃い目にいれた後氷をいれて冷やす
- 5. 自家製ティーバッグの作り方
- 5-1. 好きなドライハーブを選ぶ、単品でも組み合わせでもOK
- 5-2. ティーカップ一杯分で、ティースプーンで軽く1杯程度の量
- 5-3. つくったティーバッグは密閉できる容器で直射日光を避けて保存
- 6. まとめ
01ハーブティーの基本の作り方
1-1ドライハーブティー
ハーブティーの中でももっとも一般的なのが、乾燥させたドライハーブを使うドライハーブティーです。市販されているハーブティーのほとんどがドライハーブティー。ドライハーブティーは手に入りやすく、乾燥されているため長期保存が可能というメリットがあります。ただし、ハーブによってはクセが強く出過ぎてしまうこともあります。
1-2フレッシュハーブティー
もし摘みたての新鮮なハーブが手に入った場合、ぜひ試してみたいのがフレッシュハーブティー。フレッシュハーブティーは生のハーブを使用したハーブティーで、ハーブ本来の香りと味を楽しむことができます。季節によっては手に入らないこともあり、なかなか楽しむのは難しいものですが、新鮮なハーブならではの香りを楽しめるだけでなく、独特の風味と味わいでドライのハーブティーが苦手という方にもおすすめです。
1-3アイスハーブティー
アイスハーブティーはつめたく冷やしたハーブティーです。アイスハーブティーはのど越しのよさやさわやかさが魅力で、夏などの暑い季節には最適な飲み物です。特にミント系のハーブやハイビスカスなどを使ったアイスハーブティーはきれいな色も楽しみのひとつ。熱湯で抽出したハーブティーを冷やしたり、普段よりも濃く淹れたりなどの手間はかかりますが、ぜひ一度は楽しんでみたいハーブティーです。
02ドライハーブティーの作り方
2-1ティーポットにドライハーブと熱湯を注ぐ
ドライハーブティーに必要なのは、ドライのハーブとお湯ですが、ドライハーブティーを淹れるときには、きちんと沸騰した熱湯を使用しましょう。ポットのお湯などを使うと、きちんと成分と香りを抽出することができません。
また、ティーカップもしっかりと温めておくと、ハーブティーが冷めるのを防ぐことができます。
2-2蓋をして3分~10分蒸らす
ポットにドライハーブを入れて熱湯を注いだら、ポットの蓋をして3分~10分程度蒸らします。このとき、使用するドライハーブが細かめなら蒸らし時間を短めに、大きめなら蒸らし時間を長めに取るとよいでしょう。
2-3ハーブによって蒸らし時間が異なる
お茶の抽出時間としては3分~10分というのはずいぶん差があると感じる方もいるかもしれません。これはハーブによって、成分を抽出する時間が異なるから。基本的にはドライハーブが小さく、葉が中心であれば蒸らし時間は短くなり、大きく枝がついているものであれば蒸らし時間は長くなります。できれば途中で味見をして、自分好みの蒸らし時間を見つけるのがよいでしょう。
03フレッシュハーブティーの作り方
3-1摘みたてのフレッシュハーブを使う
フレッシュハーブでハーブティーを作るときは、摘みたてのフレッシュハーブを使いましょう。摘みたてのフレッシュハーブは、香りも味もバツグン。もちろん、摘みたての物がなかなか手に入らないこともありますがその場合にもなるべく新鮮なものを使用するとよいでしょう。
3-2洗ってほこりや汚れをとり水気をふき取る
フレッシュハーブは、まずさっと水洗いをして、ほこりや汚れを取り除いておきます。このとき、あまり強い力を入れてしまったり、時間をかけてしたりすると、ハーブの香りがなくなってしまいます。
また、ハーブは柔らかい部分は枝ごとでも構いません。ただし枝が太かったり硬かったりするものは、葉だけを使用します。ポットに入れるときには適当な大きさにちぎりますが、このときあまり細かくちぎってしまうと青臭くなってしまうことがあります。
3-3ティーポットにフレッシュハーブと熱湯を注いで3~10分蒸らす
フレッシュハーブをポットに入れたら熱湯を注いで3分~10分程度蒸らします。このときもドライハーブティーと同じで、ハーブの種類や大きさによって抽出時間が異なるので、途中で何度か味見をして好みの時間を見つけるとよいでしょう。
04アイスハーブティーの作り方
4-1ティーポットにドライハーブと熱湯を注ぐ
アイスハーブティーはドライハーブを使うのが便利。もちろん、フレッシュハーブを使ってアイスハーブティーを作ることもできますが、ドライハーブの方がハーブの量を調整することが簡単です。
4-2フレッシュハーブより長めに10~15分蒸らすことがポイント
アイスハーブティーを作るときには、ホットの場合よりも濃い目に淹れると美味しいハーブティーを作ることができます。
そのため、抽出時間は長めに10~15分蒸らすことがポイント。もし濃すぎるという場合にも氷の量を増やすことで調節できるので、できるだけゆっくり時間をかけることが重要です。
4-3濃い目にいれた後氷をいれて冷やす
ハーブティーを濃い目に淹れたら、その後氷を入れてハーブティーを冷やします。このとき、家庭用の製氷機で作った氷を使うと氷が早くとけ、コンビニなどで購入したクラッシュアイスを使うと氷が溶けるのが遅くなります。
また、氷を使わず粗熱を取ったハーブティーを冷蔵庫に入れて冷やす方法や、水にハーブを一晩程度つける水出しハーブティーといった方法もあります。
05自家製ティーバッグの作り方
5-1好きなドライハーブを選ぶ、単品でも組み合わせでもOK
オリジナルのティーバッグを作るときはドライハーブがおすすめです。好きなドライハーブは単品でも組み合わせでも構いません。
まず自分が好きなハーブを組み合わせてみましょう。
5-2ティーカップ一杯分で、ティースプーンで軽く1杯程度の量
ティーバッグに詰めるドライハーブは、ティーカップ一杯分に対してティースプーン約一杯が目安です。これ以上量が増えると濃くなりすぎてしまいます。
ティーバッグでハーブティーを淹れるときには、カップにティーバッグを入れてお湯を注ぐだけ。後始末も非常に簡単なので、簡単にハーブティーを楽しむことができます。
5-3つくったティーバッグは密閉できる容器で直射日光を避けて保存
作ったティーバッグは密閉できる容器に入れて、直射日光が当たらない場所で保存しましょう。直射日光が当たると紫外線によって酸化が進んでしまうほか、温度が上がりすぎて香りが飛んでしまいます。また、できるだけ高温多湿を控えるましょう。湿度が高いと、ハーブにカビが生えることもあります。
06まとめ
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