こうすれば長持ち!フラワーアレンジメントの基本的なお手入れ方法とは | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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フラワーアレンジメントデザイナー

こうすれば長持ち!フラワーアレンジメントの基本的なお手入れ方法とは

お花はプレゼントの定番としていつの時代にも人気。でも、すでに出来ているフラワーアレンジメントを買ったりプレゼントでもらったりした場合、家の中でどう扱っていいか分からない、飾ってみてもすぐに枯れてしまったといった経験はありませんか?今回はフラワーアレンジメントの基本である手入れの仕方や飾り方など、長く楽しむためのコツをご説明します。

こうすれば長持ち!フラワーアレンジメントの基本的なお手入れ方法とは

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目次

01フラワーアレンジメントを長く楽しむには

フラワーアレンジメントの基本である手入れの仕方や飾り方など、長く楽しむためのコツをご説明します。

1-1ラッピングに使われているセロハンをはがす

フラワーアレンジメントをより長い期間楽しむためには、まずラッピングに使われているセロハンをはがすことです。
フラワーアレンジメントはきれいにラッピングしてあるため、リボンやセロハンなどをはがすのはもったいないと考えがち。そのため、ついついそのまま飾ってしまいたくなりますが、セロハンやリボンのそもそもの目的は、運んでいるときに花をまとめたり、どこかにぶつけて花が痛んでしまうのを防ぐこと。セロハンには風よけの意味もあるため、外にいるときにはお花を守るために必要ですが、もともとお花は通気性のいい環境を好むもの。家に持ち帰ってもずっとセロハンをつけたままでは、置き場所によって中の温度が高くなりすぎて息ができなくなってしまいます。
そのため、フラワーアレンジメントを家に持ち帰ってきたときには、まずセロハンをはがしましょう。

1-2置いてはいけない場所

花はとても繊細な生き物です。フラワーアレンジメントを飾るときにはそのための置き場所にも注意しましょう。
1.風が当たる場所
フラワーアレンジメントを置く場所は、風の当たらに場所を選びましょう。温風が当たると、切り花はすぐに弱ってしまいます。また、お花だから涼しいところがいいだろうと冷房の近くに置く方もいらっしゃいますが、実はこれもNG。お花は涼しい環境を好みますが、エアコンの風が直接当たると、温度変化が大きくなり、お花を傷つけてしまいます。
2.直射日光があたる場所
植物は太陽の光を好むものですが、それはあくまで根がついた状態のときだけです。フラワーアレンジメントのような切り花は、日光を当てても無意味なだけでなく、温度が上がりすぎるため、お花を早く傷ませてしまいます。
3.人が通ると花に触る場所
フラワーアレンジメントを長持ちさせたいときは、人が通ったとき花に触る場所は避けたほうがいいでしょう。人が花に触るとお花はそのたびにダメージを受けてしまいます。
4.万が一水がこぼれると、それが原因で破損するかもしれないものの近く
お花を置く場所はコンセントやプラグのある場所はもちろん、電化製品の近くはやめておきましょう。水やりのときなど、こぼれた水が電化製品に入ってしまうと故障の原因になるだけでなく、感電などの事故も発生してしまいます。
5.容器の安定が悪い場所
フラワーアレンジメントを置く場所は安定のよい場所にしましょう。狭すぎる場所や、凹凸のある場所などでは、容器ごと転倒してしまう可能性があります。

1-3水やりはどうするか

フラワーアレンジメントを長持ちさせるためには水やりは欠かせません。ただし、フラワーアレンジメントの場合、水を丸ごと変えるのではなく、必要に応じて器に水をなみなみと足すようにしましょう。そのときには、お花に当たらないように、器のふちから水をそっと入れると、お花を傷めず、ちょうどいい量の水をあげることができます。

1-4鮮度保持液がある場合

もし鮮度保持液がある場合には、ぜひ活用することをおすすめします。鮮度保持液はお花に栄養を与え、雑菌の繁殖を防ぐなど、フラワーアレンジメントを長持ちさせるためには非常に役立つものです。なお、鮮度保持液は、多く入れればいいというものではありません。袋に書いてある使用法や使用の量を守りましょう。

1-5花が傷んできたらその部分を取り除く

フラワーアレンジメントの花が傷んできたら、その部分はできるだけ早く取り除きましょう。枯れた部分があると全体に元気がないように見えるといった見栄えの問題だけでなく、傷んだ花があるとそこから雑菌が繁殖して水を汚してしまうため、傷んだ花だけ摘み取るか、茎ごと引き抜くとよいでしょう。

02ドライフラワーにしてさらに楽しむには

せっかくいただいたフラワーアレンジメント。長く楽しむためにはドライフラワーにするのもいい方法です。生花をドライフラワーにするというと、面倒なのではないかとか、専門の技術が必要だと思う方もいるかもしれませんが、実はドライフラワーづくりは誰でも簡単に行うことができます。

2-1ドライフラワーづくりの手順

1.花が散ってしまう前に花瓶から取り出す
フラワーアレンジメントをドライフラワーにするときには、なるべく元気で新鮮なお花を選びましょう。ドライフラワーもなるべく元気なうちに作ったほうが、美しいものになります。また、ドライフラワーにはバラやラベンダーなど、元々水分の少ないお花のほうが向いています。チューリップやコスモス、ガーベラなどのお花は水分が多く花びらが薄いため、ドライフラワーづくりには向いていません。そのため、これらの花は花瓶に入れて楽しみ、他の花は元気なうちにフラワーアレンジメントから取り出してドライフラワーにするのもよいでしょう。
2.5本ずつくらいにまとめて茎の部分を留める
花瓶から出した花は、なるべく葉を落としてから5本ずつ程度をまとめて、輪ゴムやヒモで茎の部分を止めましょう。葉がついていてもドライフラワーになりますが、乾燥の時間がかかってしまうため、できるだけ葉の数は減らしておきましょう。
また、茎をまとめて留めるときには、花同士がくっつきすぎないように気を付けましょう。花同士がべったりくっついていると、花がつぶれたままの形でドライフラワーになってしまいます。また、花びらが重なっている部分は乾燥が遅くなってしまうため、花の高さを変えるなど工夫するとよいでしょう。
3.まとめた部分に紐を通して逆さにつるす(風通しの良い日陰で半月ほど)
茎をまとめたら、まとめた部分に紐を通して逆さに吊るします。風通しの良い日陰で半月ほどつるしておけばドライフラワーの完成です。ドライフラワーは完成までの間もインテリアとして楽しむことができるのがメリット。木製のハンガーやピンチなどを使うと、見た目もおしゃれなのでおすすめです。

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03フラワーアレンジメントを処分するには

フラワーアレンジメントを処分するにはどうしたらよいのでしょうか。

3-1フラワーアレンジメントの捨て時

せっかくのフラワーアレンジメントを捨てるのはなかなか勇気のいるものです。元気な花が残っている場合は、花瓶などに移し替えて楽しめますが、それでもいつかは花は枯れてしまうものです。「なんとなくキレイではなくなってきたな」と感じたときには、思い切って捨ててしまったほうがいいでしょう。

3-2フラワーアレンジメントの処分方法

フラワーアレンジメントなどの植物は基本的には可燃ごみとして処理をすることができます。ただし、注意したいのは根本の給水スポンジである「オアシス」。オアシスはスポンジですが、プラスチック製品なので、地域や自治体によって、プラスチック・ビニール、不燃ごみ、可燃ごみなど、回収方法が分かれます。また、自治体によってもオアシスは不燃ごみと指定されていることもあるため、お住まいの自治体に確認してみるとよいでしょう。

04まとめ

置き場所や水やりなど、ちょっとしたお手入れでフラワーアレンジメントは長い期間楽しむことができます。大切な思い出と一緒に、フラワーアレンジメントを楽しみましょう!

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
原口光恵 先生
フラワーアレンジメント専門家
1971年生まれ。福岡市出身。OL経験が長い中、子育てを経て何か別の道を考えていたところ、お花に出会う。元々、花の加工に興味があり、ドライフラワーの製法を独学で身につける。現在は、フラワーアレンジメントのスペシャリストとして、講師活動・レッスン・作品販売を行う。
原口光恵

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