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どんなのがあるの?アパレルに関わる資格について

ファッションに興味がある人にとって、アパレルはあこがれの職業です。アパレルでバイトをしたい、就職したいという場合、資格があると非常に有利。ではアパレルで働くためにはどんな資格があるのでしょうか。今回はアパレルに関わる資格についてご紹介します。

どんなのがあるの?アパレルに関わる資格について

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目次

01アパレル業とは?

ひとくちに「アパレル業」といっても、その内容は実に様々です。では、アパレル業にはどのような仕事があるのでしょうか。

1-1主にファッションに携わる仕事

「アパレル」とは、もともとは「服を着せる」という意味のフランス語です。それが英語となり、「着せる」「飾る」だけでなく「衣類」「衣服」を指すようになっていきました。
アパレルは服の中でもオーダーメイドではなく既製服を指す言葉ですが、日本語の場合、ファッション全般に関わる仕事を指すことが多いようです。
そのため、アパレルという場合、アパレル業界全般や、アパレルメーカー、ショップなどのことを幅広く指しています。

1-2アパレル販売

アパレルの仕事の中でも、もっとも一般的なのがアパレル販売の仕事です。
アパレル販売の仕事は、ショップに勤務して接客などを担当します。その他、お客さんに対してお店の商品のコーディネートを提案することもあり、ファッションの最前線に立つことのできる非常にやりがいのある仕事です。
また、ショップ店員というと、単に服を売っているだけと思われがちですが、そのほかにも商品の入出荷や商品ディスプレイ、在庫管理、顧客管理など幅広い仕事に関わります。

1-3デザイナー

デザイナーは、洋服などのファッションアイテムをデザインする仕事です。多くはアパレル企業に勤務し、そのシーズンのトレンドに基づいてデザインを行います。
デザイナーのお仕事の特徴は、デザインだけでなく素材選びやボタン、裏地などその洋服のすべてに関わるということ。
そのため、非常に専門的な知識が必要になるアパレルの花形と言える存在です。

1-4バイヤー

バイヤーは販売する商品を買い付けるのが主な仕事です。シーズンの流行がどのようなものか、次のトレンドは何かを分析、そのシーズンの商品の買い付けを行います。
バイヤーは単に流行りの商品を買うだけではなく、しっかりとトレンドを分析し、最新の情報を収集することが必要な仕事です。さらに海外で商品の買い付けを行う機会も多く、語学力が必要です。

02アパレル業に必要な資格

それでは、アパレル業界で働きたいと思った場合にはどのような資格が必要になるのでしょうか。

2-1アパレルで働くために必須の資格はない

実はアパレル業界で働くため、必須の資格はありません。医師や看護師、弁護士などであれば、試験に合格して国家取得を取得ことが必要になりますが、アパレル業界ではこれらの国家資格は設けられていません。

2-2なりたい職種に合わせて取る

では、アパレルで働く上では資格は無意味かというとそう言い切ることもできません。
というのも、アパレル業界はセンスだけでなく、様々な専門的な知識が必要な仕事。資格取得の勉強を行うと、それらの知識を身につけることができます。
さらに、資格を持っていると自分がどのような知識を持っているかの証明となるため、アパレル業界に就職する上では有利になります。
ただし、アパレルの職種や業種は様々な種類があり、それぞれの仕事では専門性の高い知識や能力が必要になります。そのため、漫然と資格を取得するというよりも、なりたい職業に合わせて資格を選ぶことがおすすめです。

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03アパレル業に役立つ資格

では、アパレル業界で働きたい場合、どのような資格が役立つのでしょうか。

3-1販売士検定

販売士検定は流通業界で唯一の公的な資格です。一級から三級までの資格があり、この資格を取得することは販売のプロフェッショナルである証明となるため、アパレル販売やショップ店員として働きたい場合に非常に便利な資格です。
販売士検定は接客の技術や商品知識、売り場管理、店舗経営など様々な分野の知識と技術が必要で、三級は販売スタッフとしての基本的な知識を、二級はマーケティングとマネージメントについての高度な知識が求められます。また、一級になれば経営計画の立案などもできるようになるため、自分が目指しているレベルの検定を受験するとよいでしょう。

3-2パーソナルカラー検定

「パーソナルカラー検定」は「一般社団法人日本カラーコーディネーター協会」などが実施している検定試験です。
パーソナルカラーとは、人それぞれが似合う色のことで、検定試験の勉強を通じて、どのような肌や顔立ちの人にはどんな色が似あうのかといった色についての専門知識を身につけることができます。
言うまでもなく、ファッションでは色が非常に重要。そのため、パーソナルカラー検定は様々な職種で役に立つ資格と言えるでしょう。

3-3色彩検定

色についての専門知識をより深めるためにおすすめなのが「色彩検定」です。
色彩検定は色についての知識や技能を持っている人に与えられる資格で、色の働きや配色の技術だけでなく、ファッションやインテリアについての色彩の役割を学ぶことができます。
色彩検定には一級から三級までがあり、三級では色についての基本的な知識、二級では製品についての専門的な知識が必要になります。また、一級では国際的な色彩文化なども問われるため、国際的に活躍したい方にもおすすめです。

3-4ファッションビジネス能力検定

「ファッションビジネス能力検定」はファッションをビジネスとして考えることができる人材を育成するために実施されている資格試験です。ファッションビジネス能力検定では、ファッションだけでなくマーケティングや会計といった知識が問われるため、ショップの経営などを目指したい人には最適な資格です。

3-5テキスタイルアドバイザー

テキスタイルアドバイザーとは、洋服の製造から企画、流通、消費などアパレル業界で働くプロフェッショナルのための資格です。
テキスタイルアドバイザーの取得のためには「材料・品質」「流通・消費」などの五つの分野についての専門知識が問われるなど、難易度の高い資格ですが、その分、アパレルメーカーに就職したい場合には強いアピールにつながります。

04一緒にとると有利な資格

アパレル業界で働きたいという場合、直接ファッションに関係しなくても、一緒に取得すれば有利な資格も少なくありません。

4-1TOEIC

「TOEIC」は英語のコミュニケーション能力を問う検定試験です。アパレル業界は海外とのやり取りも多いため、英語の知識と技術は必須。ショップで店員として働きたいという場合にも、海外からのお客様が来店した場合、英語の知識があると非常に便利です。

4-2簿記検定

簿記検定はビジネス全般に役立つ仕事ですが、資格を取得しているとアパレル業界でも非常に便利です。簿記検定はお金の流れを理解するための資格なので、ファッションビジネスに関わるときには非常に役立つ資格です。

4-3パソコン関連の資格

アパレル業界でも、パソコンを使わなければならない場面は少なくありません。そのためExcelなどの技術を学べる「MOS(マイクロオフィススペシャリスト)」などの資格があると便利です。

05まとめ

アパレル業界で働くときに、資格を持っているとチャンスが広がるもの。もしアパレルにあこがれている、働きたいという方は、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
川口真依 先生
FANCTIQUES nail design運営
1986年生まれ。長崎県出身。化粧品業界からネイル業界へ転身。ネイルサロン オーナーネイリストとして活躍する中、ファッションとネイルを掛け合わせた独自のデザインセンスが多くの女性に共感を得ている。 fashion × nail のコンセプトをベースとしたネイルサロン『FANCTIQUES nail design』を運営。

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