アロマキャンドルの効果や活用方法、種類の紹介
揺れる炎はもちろん、ほのかに香るアロマの効果でリラックスできるアロマキャンドル。簡単に雑貨店などで購入することもできるほか、初心者でも手作りできるため、ハンドクラフトなどを始める人にも人気となっています。今回はアロマキャンドルの効果や活用方法、アロマキャンドルの種類などを紹介します。
- 目次
01アロマキャンドルの効果と活用方法
1-1アロマキャンドルの効果
アロマキャンドルにはリラックスする効果がありますが、そこには主として3つの要素が関係しています。
まず、「マイナスイオン効果」。マイナスイオンは、滝や森などで感じるできるものとして有名ですが、アロマキャンドルも燃えるときにマイナスイオンを発生させると言われています。その量は滝などに比べてはるかに高いため、自然の中にいるようなリラックス効果を感じることができます。
アロマキャンドルのもうひとつの効果が「1/fゆらぎ」です。1/fゆらぎは自然界にあるリズムで、そよ風や川のせせらぎなどに含まれていると言われ、この1/fゆらぎのリズムは人間の心を癒す効果があるとされています。そしてキャンドルの炎が揺れるリズムも1/fゆらぎ。そのため、キャンドルの炎を眺めているだけで、心をリラックスさせることができるのです。
さらにアロマキャンドルには鎮静効果もあると言われています。普段の生活にある太陽や蛍光灯の光は、人間の交感神経を刺激、人間の身体を活動しやすい方向に導きますが、キャンドルの明かり反対には副交感神経を刺激します。副交感神経は身体の疲れを癒したり、眠りに導いたりといった効果があり、アロマキャンドルの明かりにはこの副交感神経優位の状態を作り出し、より休みやすい身体の状態へと導いてくれるのです。このほか、消臭などの効果もあると言われ、様々な要素によって癒しやリラックスタイムの手助けとなってくれます。
1-2活用方法
アロマキャンドルにはインテリアや気分転換といった様々な効果がありますが、特におすすめなのは食事やバスタイムに使用することです。食事もバスタイムもリラックスするためには欠かせないくつろぎの時間ですが、そのときにアロマキャンドルを使用すると、相乗効果でさらに高い効果を手に入れることができます。また、アロマキャンドルには虫よけなどの効果もあるため、夕涼みや気分転換のため、ベランダなどでのくつろぎの時間のお供として使用するのもおすすめです。
1-3効果を高める方法
アロマキャンドルの効果を最大限に引き出すには、素材に注意することが必要です。アロマキャンドルを使うときには、使われているアロマオイルはもちろん、キャンドルの原料も天然素材のものを選ぶことで、より充実したリラックスタイムを過ごすことができるでしょう。化学物質が含まれていると、逆に有害となることもあると言われているため、キャンドルを選ぶときには素材にも気を配ってみるといいでしょう。
02アロマキャンドルの種類
2-1香り別
アロマキャンドルの種類の中で、もっとも大きな違いは香り。アロマキャンドルの香りは、使われているアロマオイルによって異なります。また、例えばラベンダーの香りなら、リラックスや安眠、甘い香りのローズなら体臭を抑える、バニラの香りなら強壮鎮痛効果、ムスクならホルモンバランスの調整など、香りごとに効能が異なるため、自分の体調やコンディションに合わせて使い分けるとよいでしょう。
2-2素材別
キャンドルといえば素材はロウだけだと考えがちですが、実はキャンドルの素材にもいくつかのものがあります。最も一般的なのが石油由来のパラフィンですが、その他にも、伝統的なキャンドル素材で、火をつけるとほんのりハチミツの香りがする「蜜ろう」や、植物由来のソイワックス、パームワックスといった素材があります。一般的に、自然由来のもののほうが、リラックス効果は高いと言われています。
2-3形状別
アロマキャンドルは香りや素材以外にも、形によって区別することができます。アロマキャンドルは主に、ベーシック、フローティング、カップ、グラス、モチーフの5つの形状に分類されます。形状によっては、そのまま火をつけるだけで使用できるものや、スタンドや器などが必要なものなどもあるため、自分の部屋の環境や、スタンドや器の有無に合わせて選ぶとよいでしょう。
03アロマキャンドルの香りについて
3-1香水、アロマオイルとの違い
香水とアロマオイルのもっとも大きな違いは原材料です。一般的に販売されている香水の多くには合成香料が使用されています。合成香料は、香料のうちでも人工的に製造されたもので、石油由来のベンゼンやアセチレンなどから作られています。この合成香料は、少ない量であっても強い香りがあり、貴重な種類の香りであっても大量に使えるというメリットがあります。
一方、アロマオイルは天然の植物などから抽出したもの。アロマオイルはアロマテラピーなどにも使用されるもので、天然由来であることから薬などと同じような薬理作用があります。
アロマテラピーの香りをかいでいるとリラックスできたり、リフレッシュできたりするのはこのため。反対に合成香料を使用した香水は同じようにいい香りでも、薬理作用はありません。
そのため、香水でもいい香りのするキャンドルを作ることはできますが、アロマキャンドルのように科学的に証明されたリラックス効果などを得ることはできません。
ただし、いい香りをかいでいるのは誰にとっても気分のいいものなので、香水が余った場合には、キャンドルにリサイクルしてみるのもいいかもしれませんね。
3-2アロマキャンドルの香りがしない時(原因と対処法)
せっかくアロマキャンドルを使っていても、いいにおいがしないという経験はありませんか?その場合、どのような原因があるのでしょうか。
まず覚えておいたほうがいいのは、アロマキャンドルの香りはそれほど強くないということ。アロマキャンドルはあくまでも天然のエッセンシャルオイルを使用したキャンドルですが、エッセンシャルオイルをディフューザーなどで使用する場合と比べると、どうしても香りが弱くなります。そのため、強い香りを感じたいならキャンドルではなくディフューザーを使用することをおすすめします。
どうしてもアロマキャンドルで香りを楽しみたいと言う場合には、外国製のキャンドルを購入するという方法もあります。外国製のものは日本製と比べると香りが強く感じられるため、専門店やネットで外国製のものを探してみるとよいでしょう。そのほか、複数のキャンドルを使用すると、よりアロマの香りが強くなります。
また、キャンドルの置き場に原因があることもあります。アロマキャンドルの香りは上へと広がっていくものなので、高い位置よりも低い位置に置いたほうが香りを感じやすくなります。
04まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
-
アロマキャンドルの使い方を解説
-
自宅でできるキャンドルの種類と作り方
-
ボタニカルキャンドルとは?
-
ジェルキャンドルとは
-
キャンドルをプレセントするメリットやポイント
-
キャンドルとろうそくの違いって?意外と知らないキャンドル豆知識
-
キャンドルがもたらす効果と活用方法
-
キャンドルアレンジの種類やコツ
-
アロマキャンドルの効果や活用方法、種類の紹介
-
LEDキャンドルの種類やメリット、アレンジ方法
-
香水キャンドルの作り方
-
キャンドルを最後まで使い切るには
-
キャンドルの表面をツルツルにしあげる方法
-
キャンドルの芯の種類と選び方
-
キャンドルの消し方について
-
キャンドルの種類について
-
キャンドルの捨て方について
-
キャンドルのワックスの種類
-
キャンドルのモールドの代用方法
-
キャンドルアーティストなるには?
-
キャンドルを楽しむための注意点
-
キャンドルの消し方と保存方法
-
キャンドル資格!通信講座で取得できるおすすめ資格5選