コーヒーマニアのメッカは合羽橋にあり
コーヒーマニアなら、いや入門者も、一度は訪れてみたい日本のコーヒーのメッカとも言うべき場所があります。それは東京浅草の道具屋街、合羽橋にある『ユニオン』、喫茶・厨房器具の総合商社を名乗る会社です。
01コーヒーマニアのメッカは合羽橋にあり
1-1喫茶・厨房器具の総合商社『ユニオン』
コーヒーマニアなら、いや入門者も、一度は訪れてみたい日本のコーヒーのメッカとも言うべき場所があります。それは東京浅草の道具屋街、合羽橋にある『ユニオン』、喫茶・厨房器具の総合商社を名乗る会社です。創業は昭和37年。当初から喫茶用品専門でしたが、厨房器具、用品の店が軒を並べ、今や世界的にも名所と化した合羽橋でも、喫茶用品の専門店はここだけです。
会社は道具屋街のメイン通りの角に面していて、ビルの1階、2階が店舗になっています。1階はコーヒー、紅茶の器具のショールームを兼ねた店舗です。ドリッパーはペーパー・ドリッパーからダッチ式の大きなドリッパーまで、おそらく全種類がところ狭しと並びます。一見しただけでは素人にはまったく用途が分からないものもあり、さながらコーヒー博物館のおもむきです。コーヒーマニアなら眺めるだけで飽きることはありません。2階は主にコーヒー、紅茶のカップ、カトラリー類が並べられて販売されています。もちろんプロではなくても店に入ることができて、どの商品も購入が可能です。
コーヒーミルなら電動、手動、大小が揃い、オリジナルのミルも販売されています。オリジナルのミルは消滅してしまった英国製のミルを復刻して改良を加えたもの。テーブルに固定するタイプですが、かなりの優れものです。焙煎機も電動の大型、業務用から「炒り網」と呼ぶ手で持って焙煎する安価なものまでそろい、またそれだけで何種類も並びます。焙煎器具にもオリジナル商品があります。家庭のガスコンロでも使える手動式で。マニアの心をくすぐる一品でしょう。
道を挟んでコーヒー豆を売る店もあって、ここ1軒でコーヒーを淹れるためのすべてが揃うという仕掛けになっています。ドリップペーパーなどの消耗品も種類が豊富です。店員は素人の質問にもたちどころに答えてくれるから、入門者こそ行ってみるべき店かもしれません。コーヒーマニアでは知らない者がない、メッカと呼べる一軒です。
合羽橋は不案内、または遠すぎる、というなら新宿の『ヤマモトコーヒー店』です。ビルの1階、大型の店舗に挟まれて営業をしていて、こんなところにコーヒー専門店があったのかと見落としてしまう店です。広さは10坪くらいしかありませんが、創業は『ユニオン』よりも古く、戦後すぐの昭和21年にさかのぼります。品揃えは『ユニオン』に及びませんが、家庭用なら、コーヒー豆を含めて、まずほとんどのものが揃います。
昭和遺産、とも言える小さなコーヒー用品の専門店ですが、質問に丁寧に答えてくれる店員からはコーヒーへの愛情が伝わってきます。
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