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ビーズアクセサリーデザイナー

美しい作品を作りたいときに!デリカビーズについて

「デリカビーズ」をご存じでしょうか。デリカビーズは通常のビーズに比べてはっきりと模様が現れ、様々な楽しみ方ができます。今回は人気のデリカビーズについてご紹介します。

美しい作品を作りたいときに!デリカビーズについて

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目次

01デリカビーズとは

趣味としてビーズを楽しん出要る人の中には「デリカビーズ」という名前は聞いたことがあるという方も少なくないかもしれません。
ではこのデリカビーズとはどのようなものなのでしょうか。
デリカビーズは、ビーズメーカーである株式会社MIYUKIが開発したビーズのブランド。
シリンダービーズと呼ばれる筒型の形状で、糸が通りやすいように穴が大きいことが特徴です。穴が大きいということは、何度も糸を通せるということ。そのため、一本の穴を通してビーズアクセサリーを作るときは使いやすく、複数の糸を通すことで立体的な作品を作ることができます。
また、ガラスの部分が非常に薄く作られているため、重さも軽く、ビーズをたくさん使うものや大きい作品にも適しています。
さらに、形が均一に成型されているため、編むとぴったりと隙間なくビーズを並べることができ、きれいな平面を作ることができます。
このような特徴を持っているデリカビーズは、ビーズ織りやビーズステッチに最適です。

02デリカビーズの種類

デリカビーズはサイズや形状、素材など様々なバリエーションがあります。

2-1サイズ

デリカビーズのサイズはDBS、DB、DBM、DBLの四種類。DBSは直径が1.3、長さが1.15、DBは直径が1.6、長さが1.3、DBMは直径が2.2、長さが1.7、DBLは直径が3、長さが2.7~2.8となっています。
ビーズステッチではカラーが豊富なDBがよく使われていますが、最近ではDBSも人気が高まっています。

2-2形状

デリカビーズの形状はシリンダー型。丸型とカットの二種類があります。

2-3素材

デリカビーズはガラス製で、カラーバリエーションは非常に豊富。同じ白系のビーズでも、ガンメタル、クリスタル、ニッケルメッキ、銀メッキなど様々な色味が揃っています。
その数はDBタイプで約1000種類あり、繊細な色表現が可能になります。

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03デリカビーズとシードビーズの違い

ビーズアクセサリー作りでは一般的に使われるのがシードビーズです。では通常のシードビーズとデリカビーズはどのような違いがあるのでしょうか。

3-1デリカビーズはシードビーズの一種

デリカビーズはシードビーズの一種です。シードビーズには非常に様々な種類があり、多くのメーカーから製品が発売されていますが、デリカビーズはシードビーズの中でも特に最高級品とされています。
また、デリカビーズは円柱の形をしたシリンダービーズですが、このシリンダービーズを指すときに「デリカビーズ」という言葉が使われることもあります。
ただし、本来のデリカビーズは株式会社MIYUKIの製品だけを指しています。
デリカビーズが最高級品と言われる理由のひとつが、製品の均一性の高さ。ビーズの中には、同じ種類のビーズでも少しずつ形が違ったり、ゆがみが生まれたりすることがあります。
ひとつひとつの差は非常に小さなもので、ビーズを並べてみても気づくことはありませんが、ビーズ織りなどにした場合にはその違いがはっきり分かります。
逆に製品の均一性が高いデリカビーズを使用した場合、作品の見た目も非常に美しく、並べてもビーズがぴったり揃い、図案通りの模様を表現することができます。
ビーズ織りやビーズステッチの場合、ちょっとしたゆがみやビーズが揃っていないだけで、せっかくの作品が台無しになってしまうことも。それを避けるために、きちんと模様を表現したい、ビーズを揃えたいというときにはデリカビーズを使用することをおすすめします。

3-2デリカビーズ以外のシードビーズ

それでは、デリカビーズ以外の一般的なシードビーズにはどのような種類のものがあるのでしょうか。
シードビーズは、英語で種を表す「seed」に由来した名前です。種のように小さいビーズを意味することから、シードビーズと呼ばれるようになりました。
そのため、シードビーズには様々な種類や大きさがあります。シードビーズの中でもっとも小さいのがマイクロビーズと呼ばれる直径1ミリ前後のもの。
また、直径1.5ミリ前後は特小、直径2ミリ前後は丸小、直径3ミリ前後は丸大、直径4ミリ前後は特大と呼ばれます。さらにそれより大きい直径7ミリ前後のものはマクラメビーズと呼ばれています。なお、通常のビーズアクセサリーに使われるのは直径2ミリ前後の丸小が一般的です。
さらに、シードビーズは断面の形によって、三角形のヘキサゴン、四角形のスクエア、六角形のヘキサゴンなどに分類することができます。
このようにシードビーズには様々な形や大きさがありますが、穴の部分が円形であることは変わりません。

04まとめ

デリカビーズは色のバリエーションも非常に豊富で、穴も大きく初心者にとっても使いやすいビーズです。普通のビーズではあまりうまくいかないという方は、一度デリカビーズを試してみてはいかがでしょうか。

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平岡望 先生
ハンドメイド作家
1991年生まれ。愛媛県出身、工業系メーカーで技術職として就職後、ビーズアクセサリーのハンドメイド作家になる。 現在は愛媛県内でイベント出店も行う。

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