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ビーズアクセサリーデザイナー

こんなにあった!ビーズアクセサリーの種類

女性に人気のビーズアクセサリー。趣味としてアクセサリーを手作りしている方も多いかもしれません。実はビーツとは非常に種類豊富なもの。今回はビーズアクセサリーの種類についてご紹介します。

こんなにあった!ビーズアクセサリーの種類

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目次

01ビーズとは

ビーズには様々な色と形があります。では、そもそもビーズの定義とはどのようなものなのでしょうか。
ビーズとは、小さな穴の開いた玉のこと。手芸や装飾、服飾などに用いられます。
ルーツは非常に古く、古代インダス文明やメソポタミア文明でも装飾に小さな穴の開いた玉が用いられていたとも言われています。
現在のビーズアクセサリーの原型となったのがヨーロッパで用いられたお祈りなどに使う数珠玉。
それが世界に広がり、やがてガラスの加工技術が発達すると、様々な色や形のものが作られるようになりました。さらに同じ時期にプラスチックの技術も発達。
現代ではガラスやプラスチック、天然石、金属、陶器など様々な素材で作られたビーズが存在しています。

02ビーズの種類 – 素材による区別

ビーズには様々な素材が用いられています。

2-1素材による区別

一般的にはプラスチック製のビーズが使われることがほとんどですが、こだわりがある人たちに人気なのがアンティークビーズやビンテージビーズと呼ばれているもの。
これは1900年代の始めに作られたもので、独特の風合いが特徴。また、ビーズごとに光沢や形などが微妙に異なり、個性的なビーズとして人気があります。
また、アクセサリーとして人気があるクリスタルガラス、スワロフスキーもビーズの一種として考えらえることがあります。
その他にも、個性的なビーズパーツとしては、木や真珠、貝殻などがあります。

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03ビーズの種類 – 形による区別

ビーズは素材とともに、形状によって区別されることもあります。

3-1シードビーズ

シードビーズはビーズの中でももっとも一般的な存在。中心が空洞になったガラス棒をカットして作られ、サイズが種のように小さいことから、英語で種を表す「シード」と呼ばれるようになりました。
シードビーズはサイズによっても様々な種類があり、直径4ミリ程度のものは特大、直径3ミリ程度のものは丸大、2ミリ程度は丸小、1ミリ以下のものはマイクロビーズなどと呼ばれています。
また、シードビーズはサイズの小さなビーズの総称として用いられることもあります。

3-2竹ビーズ

竹ビーズは細長く丸みのある形をしたビーズで、竹の節のような形をしていることから竹ビーズを呼ばれています。竹ビーズには長さによって様々な種類があり、長さ20ミリから1.5ミリ程度のものまで用途によって使い分けられています。
なお、表面にねじれのある「ツイスト」や、穴がねじれ散る「シルバーライン」なども竹ビーズの一種とされています。

3-3ドロップビーズ

ドロップビーズはしずく型や涙型のビーズです。ビーズフラワーやマスコットなどを作るときに使われることも多く、個性的なビーズアクセサリーに役立ちます。

3-4ファルファーレ

ファルファーレは穴の左右に膨らみのあるビーズです。ファルファーレはリボン型のパスタの名前として知られていますが、イタリア語の「蝶」を意味しています。
ファルファーレビーズは個性的な形が人気で、穴のサイズも大きく糸などが通しやすいため、初心者が簡単に楽しめるビーズです。

3-5シリンダービーズ

シリンダービーズは円柱型のビーズパーツで、シードビーズの一種です。丸小や丸大と同じように使われることもありますが、表面が揃いやすく、平らに仕上げたいときに用いられます。

04ビーズアクセサリーの種類とテクニック

様々なバリエーションが楽しめるビーズアクセサリー。いくつかのテクニックを身につけておくだけで、多くのアクセサリーを作ることができます。

4-1パーツつなぎ

パーツつなぎとは、ビーツとビーズの間を金属のパーツでつなぐ方法です。プラスチックやガラスのビーズに金属が入るため、華やかで涼し気な雰囲気を楽しむことができます。
また、ビーズの色や素材だけでなく、パーツにこだわることができるのもパーツつなぎによるビーズアクセサリーの魅力です。金属のパーツにシルバーを選べば夏らしく女性に似合うイメージ、アンティークなものを選べば、シックで大人っぽいイメージなど、ファッションアイテムとしてもセンスを発揮することができるため、手作りアクセサリーでも人気。
パーツつなぎは金属パーツを使用するため、ペンチなどの道具が必要になりますが、一度つないだパーツも折り曲げたり開閉させたりすることで取り外しができるので、やり直しができる、リメイクが簡単というメリットもあります。
パーツにはつなぐことをメインにしたものや、個性を主張するもの、目立たないものなど様々な種類があるため、自分の目的によって選ぶとよいでしょう。
なお、パーツつなぎのアクセサリーは大型のビーズを組み合わせることで短期間で仕上げることも可能。そのため、たくさんの数を作りたいときや、すぐに作品を完成させたいという初心者にも向いた方法です。

4-2テグス編み

テグス編みは、ビーズの穴にナイロン製の糸である「テグス」を通してアクセサリーを作る方法です。一般的に手作りビーズといえば、このテグス編みをイメージする人も多いかもしれません。
テグス編みの特徴は、ビーズそのものの色や形、組み合わせなどを楽しめるということ。さらにひとつの穴に複数のテグスを通すことで、ふくらみのある立体的な作品を作ることも可能です。そのため、マスコットなどアクセサリー以外のビーズ作品を作ることも可能。
ビーズアクセサリーの基本となるテクニックなので、まずビーズアクセサリー作りを始めてみたいという方はテグス編みからスタートすることをおすすめします。

4-3ビーズステッチ

ビーズステッチとは、ビーズ用の針と糸を使用して、ビーズをつないでいくテクニックです。縫物をする感覚で楽しめるため、手芸が得意な人におすすめ。さらに針を使うことで糸が通りやすくなることから、細かいものが見えにくい人や、手先が不器用という人にも向いています。
ビーズステッチは「オフルーム」と呼ばれることもあり、いくつかのステッチの方法を覚えることで多彩な作品を作ることができます。
ステッチにはビーズを単純につなぎ合わせていくものから、ビーズがV字に見えるヘリンボーンステッチ、厚みを持たせたスパイラル上に並べるスパイラルロープ、花の形を作れるデイジーステッチなどがあり、ステッチの種類を覚えるだけで色々な模様を作ることができるというのも大きな魅力です。

4-4コードワーク

ビーズアクセサリーを作るときには、ビーズだけでなく、レザーのコードなどを用いることがあります。このコードの扱い方は「コードワーク」と呼ばれています。
コードワークにも様々な編み方があり、身につけておくと、作品の幅が広がり、実用的で使いやすいアクセサリーを作ることができます。

4-5ワイヤーワーク

コードワーク同様のテクニックで、ア細い針金であるワイヤーを使用するものを「ワイヤーワーク」と呼びます。ワイヤーワークは糸とは違い、しっかりした形を保ってくれるため、作品の形を固定させたいときに最適です。

05まとめ

様々な形とテクニックがあるビーズアクセサリー。まずは自分が作ってみたいと思うものから気軽にチャレンジしてみませんか?

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
平岡望 先生
ハンドメイド作家
1991年生まれ。愛媛県出身、工業系メーカーで技術職として就職後、ビーズアクセサリーのハンドメイド作家になる。 現在は愛媛県内でイベント出店も行う。

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