【アーユルヴェーダ資格】おすすめ5選!受験料・合格基準などを解説
世界三大医学のひとつ「アーユルヴェーダ」が、日本でも注目されています。
インド・スリランカを発祥とする「アーユルヴェーダ」ですが、日本国内にもさまざまな資格が存在します。
通信教育・通学・オンラインとさまざまな方法で資格を取得でき、費用にも幅があるため、どの資格を取ればよいか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
プライベートで活用したい方、サロンの開業を目指す方など、資格取得後にどうしたいかを明確にしたうえで、資格の種類を選ぶとよいでしょう。
ここでは通信教育・通学・オンラインで学べるアーユルヴェーダ資格を5つご紹介します。
アーユルヴェーダに興味のある方、現在サロンで働いている方でスキルを増やしたい方は必見です。
- 目次
- 1. アーユルヴェーダ
- 1-1. アーユルヴェーダでできること
- 1-2. アーユルヴェーダ資格は必要?
- 2. まずは基礎から!通信教育でアーユルヴェーダ資格を取得
- 2-1. アーユルヴェーダアドバイザー
- 2-2. アーユルヴェーダセラピスト
- 3. W資格が取得できるおすすめ通信教育
- 4. 通学やオンラインでアーユルヴェーダ資格を取得
- 4-1. アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー
- 4-2. アーユルヴェーダセラピスト
- 5. 本場で学びたい!スリランカで認定資格を取得
- 5-1. スリランカ政府公認・アーユルヴェーダセラピスト資格
- 6. アーユルヴェーダ資格を仕事に活かす
- 6-1. セラピストとしてサロンで働く
- 6-2. 医療・介護現場で活かす
- 6-3. アーユルヴェーダの講師活動
- 6-4. 自身でサロンを開業する
- 7. まとめ
01アーユルヴェーダ
「アーユルヴェーダ」とは「生命科学」という意味があります。
西洋医学が、病気自体に働きかけその症状を取り除く「治療医学」なのに対し、「アーユルヴェーダ」は病気の予防や、心身の健康を保つことが目的の「予防医学」です。
「白湯」や「舌磨き」「ベビーマッサージ」は、アーユルヴェーダが発祥の健康への取り組みといえます。
私たちは日常的に、アーユルヴェーダに接していることがよく分かります。
それだけアーユルヴェーダは、生活に取り入れやすい伝統医学なのです。
1-1アーユルヴェーダでできること
アーユルヴェーダには、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つの要素があります。
これらは「ドーシャ」と呼ばれ、3要素のバランスは人それぞれ違うと言われています。
3要素のバランスで一人ひとりの体質が決まるため、アーユルヴェーダはまず「ドーシャ」のバランスを知ることが重要です。
これをもとに、自身に合った食事療法やオイルマッサージ・瞑想などを行い、心身の健康を保ちます。
1-2アーユルヴェーダ資格は必要?
国内にはアーユルヴェーダの国家資格はありません。
そのため、民間資格や海外政府公認の資格を取得することになります。
ただし資格がなくても、仕事ができるため必ずしも取得が必須ではありません。
とはいえサロンの開業やクリニックで働きたい方は、正しい知識を身につけお客様からの信頼を得るためにも、資格を取得しておいたほうが安心でしょう。
アーユルヴェーダ資格は、通信教育で取得できるものから、通学やオンラインで講義を受けるもの、海外で学ぶものまでさまざまです。
費用にも大きな差があるため、どこまで本格的に知識を身につけ、将来的にどうしたいのかふまえて取得する資格を選びましょう。
02まずは基礎から!通信教育でアーユルヴェーダ資格を取得
自宅で自分のペースで学べるため、仕事や家事・育児などで忙しい方にもおすすめです。
2-1アーユルヴェーダアドバイザー
最初にご紹介するのは「日本占い師協会(JFTA)」が主催する「アーユルヴェーダアドバイザー」資格です。
アーユルヴェーダアドバイザーは、アーユルヴェーダの歴史、食事療法やボディケアの方法を学びます。
資格試験ではアーユルヴェーダの基本や、体の不調に対する対策方法などが出題されます。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
在宅受験のため、じっくり時間をかけて考えながら試験に取り組めます。
資格取得後は、サロンで働くだけでなく、アーユルヴェーダの講師やアドバイザーとして活動できます。
2-2アーユルヴェーダセラピスト
「アーユルヴェーダセラピスト」は「日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)」主催の資格です。
アーユルヴェーダの知識を用いた食べ合わせや生活習慣、ボディケアの方法などが身についていると証明できる資格です。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
アーユルヴェーダの基本が身につくため、リラクゼーション関連の仕事に就きたい方や、健康的な生活を送りたい方にもおすすめの資格です。
03W資格が取得できるおすすめ通信教育
ご紹介した「アーユルヴェーダアドバイザー」「アーユルヴェーダセラピスト」2つの資格は、「アーユルヴェーダアドバイザーW資格取得講座」で、同時に学習ができます。
講座のカリキュラムは、1日30分を6ヵ月程度続けることで学べる無理のない設定。
もちろん早めに取得したい方は、最短2ヵ月での取得も可能です。
「アーユルヴェーダアドバイザーW資格取得講座」では、以下のような2つのコースをご用意しています。
基本講座 | スペシャル講座 | |
---|---|---|
受講料(税込) | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
資格試験 | あり | 卒業課題提出で免除 |
「スペシャル講座」は「基本講座」に加え、卒業課題が用意されています。
この卒業課題を提出し講座修了すると、資格試験を受験することなく2つの資格を取得できるようになっています。
資格はいらないけど知識を身につけたい方や、予算を抑えたい方は「基本講座」、早めに資格を取得したい方は「スペシャル講座」がおすすめです。
04通学やオンラインでアーユルヴェーダ資格を取得
4-1アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー
「日本アーユルヴェーダ・スクール」では、知識や技能のレベルにより、さまざまなアーユルヴェーダのクラスを開講しています。
「アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー」は、スクールの中でもっとも初心者向けの資格で「アーユルヴェーダ基礎クラス」で取得できます。
基礎クラスといっても受講期間はおよそ11ヵ月、全250時間と、かなりじっくりと知識を身につけていきます。
1泊2日で「アーユルヴェーダ的生活」を体験できるのも、このクラスの特徴です。
費用(税込) | 856,900円 |
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受験期間 | 約11ヵ月 |
受講時間 | 250時間(1日6時間×36回+1泊2日) |
基礎クラスを修了することで「アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー」ディプロマが授与されます。
さらにセラピストを目指す方は「セラピストコース」、知識を深めたい方には「アーユルヴェーダ応用1クラス」「アーユルヴェーダ応用2クラス」が用意されているため、自身の目的に合わせて適切な資格を選びましょう。
本場インドで学びたい場合は、留学の手伝いもしてもらえます。
4-2アーユルヴェーダセラピスト
「アーユルヴェーダセラピスト」資格は「アーユルヴェーダビューティーカレッジ」で取得できる資格です。
通信教育で学べる「アーユルヴェーダセラピスト」とは、別の資格のため注意しましょう。
資格取得のためには、基礎コース・応用コースの講座受講が必須です。
応用コースまで修了すると「アーユルヴェーダセラピスト」のディプロマを得られます。
「アーユルヴェーダビューティーカレッジ」では、さらにサロン開業のための「起業支援コース」を開講しています。
「起業支援コース」は、経営の知識やマーケティングのノウハウを学ぶコースです。
コースは月2回・全8回コースや、東京・沖縄での集中4日間コースなどが開講されています。
月2回コース | 198,000円(税抜) 217,800円(税込) |
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集中4日コース | 240,000円(税抜) 264,000円(税込) |
05本場で学びたい!スリランカで認定資格を取得
まずは国内で基礎や試験に関する知識を身につけ、渡航するのが一般的です。
5-1スリランカ政府公認・アーユルヴェーダセラピスト資格
日本・スリランカ アーユルヴェーダスクール(JSLAS)は、日本国内で唯一、スリランカ政府の認定証を受けられるスクールです。
資格取得を目指すためには「JSLAS基礎コース」「本科コース」を修了する必要があります。
本科コース修了で、スリランカ政府認定のアーユルヴェーダセラピスト資格試験を現地スリランカで受けられます。
「JSLAS基礎コース」「本科コース」合わせて85万円以上の費用がかかり、さらにスリランカへの渡航費用、資格認定費用、宿泊費などが必要です。
そのため、本気でアーユルヴェーダを仕事にしたい方におすすめの資格です。
06アーユルヴェーダ資格を仕事に活かす
次はアーユルヴェーダ資格が活かせる4つの仕事をご紹介します。
6-1セラピストとしてサロンで働く
最近では施術メニューの一つとして、アーユルヴェーダを取り入れるサロンも増えています。
また、アーユルヴェーダを専門とするサロンも見られます。
アロマテラピーやヨガを行っている方が、関係の深いアーユルヴェーダについて学び、より深い知識を活かして活動している場合もあるようです。
6-2医療・介護現場で活かす
アーユルヴェーダのスクールの中には、医師向けの講座を開講しているところもあります。
それだけ医療・介護現場でも、アーユルヴェーダが浸透してきているのです。
アーユルヴェーダは年齢問わず施術ができるため、あらゆる現場で資格を活かして働けます。
6-3アーユルヴェーダの講師活動
アーユルヴェーダのよさを、より多くの人に伝えたい方は、講師活動も可能です。
カルチャーセンターで日常生活に役立つ知識を教えたり、本格的なセラピストを目指す方向けのスクールで講師として教壇に立つ方もいらっしゃいます。
6-4自身でサロンを開業する
インドやスリランカなどの現地で知識を身につけ、サロンで経験を積んだ方の中には、自身のサロンを開業する方もいます。
大掛かりな設備がなくても自宅の一部をサロンとして使うこともできるため、開業自体のハードルはそこまで高くありません。
ただし経営や、マーケティング・集客など、すべて自分で行わなければならないため、強い熱意が必要です。
07まとめ
食事療法やマッサージなどを行うことで、病気の予防や、心身の健康を保ちます。
アーユルヴェーダ資格に国家資格はありませんが、より深く知識を身につけられ、信頼にもつながるため、民間資格を取得しておくとよいでしょう。
プライベートでアーユルヴェーダを活用したい方も、自己流で行うより、基礎を学べて、より深い知識を身につけられる資格試験がおすすめです。
アーユルヴェーダには、通信教育で学べるものから海外で資格取得するものまで、さまざまな資格があります。
資格取得で何をしたいのかを明確にし、どの資格を取得するか選びましょう。
「諒設計アーキテクトラーニング」では、アーユルヴェーダを通信教育で学べる「アーユルヴェーダアドバイザーW資格取得講座」を開講しています。
「アーユルヴェーダアドバイザーW資格取得講座」は「アーユルヴェーダアドバイザー」「アーユルヴェーダセラピスト」2つの資格を一度に学べる講座です。
アーユルヴェーダの基礎から、自分のペースで学びたい方におすすめの資格です。
興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。