【DIY資格】今注目のDIY!資格取得のメリットと4つの資格紹介
趣味や節約にもなると注目を集める「DIY」。
最近とくに在宅の時間が長くなったことで、DIYに興味を持つ方が増えています。
しかしほとんどの方は、専門知識を持たずに自己流やネットの情報だけでDIYを行っているのではないでしょうか。
そのような方におすすめの資格が「DIY資格」です。
正しい知識があれば、より簡単にDIYを楽しめます。
力任せに無理やり行っている作業や、なんとなく使っている工具はありませんか?
もしかしたら使用方法や、工具のセレクト自体が誤っているかもしれません。
ここではおすすめの4つのDIY資格をご紹介します。
DIYについて興味のある方は、ぜひご一読ください。
- 目次
01DIYに資格は必要?
最近では、お家時間を楽しく有効に活用する手段としても、DIYが注目されています。
しかし多くの方は、DIYをしっかりと学ぶことなく、自己流で行っているのではないでしょうか?
自己流でもある程度の作業まではこなせるでしょうが、それだけで満足していませんか?
実はDIYは正しい知識をもっていれば、よりスムーズに完成度の高いものを作り出すことができるのです。
たとえば、技術不足のためできないと思っていた作業も、使う道具により簡単に進められることもあるのです。
その知識を身につけるのが「DIY資格」。
より手軽にDIYを楽しみたい方に、おすすめです。
1-1DIY資格を取得するメリット
資格を取得するためには、費用が掛かるとのデメリットはあります。
しかしそれ以上にDIY資格を取得するメリットがあります。
<DIY資格取得のメリット>
①専門的な知識が制作に役立つ
②アドバイザーなどの仕事をする上で信頼度が増す
③制作するものの質が向上する
④大掛かりなDIYもできるようになる
資格取得により得るのは、圧倒的な「専門知識の量」です。
適切な工具を使用することで制作物の質は向上し、仕事の上でもお客様に適切なアドバイスができるようになります。
仕事で得られる信頼度も格段に上がるでしょう。
02 DIY資格4選
DIY資格には国家資格がなく、すべて民間の資格です。
比較的取得しやすい資格から、住関連の職業の方にとってスキルアップにも役立つものまで、4種類ご紹介します。
2-1DIY工作アドバイザー
「DIY工作アドバイザー」は「日本生活環境支援協会(JLESA)」の主催する資格です。
資格取得で、DIYの基礎から応用までマスターしていると認められます。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
資格試験の内容は、次のようにDIYの道具の知識から、実践的な内容まで多岐にわたります。
- DIY基礎、DIYとは、DIYに必要な道具、メジャー、便利なボンド、マスキングテープ、アクリル絵の具、さしがね、ネジ、タッカー、彫刻刀、ノコギリ、電動ドライバー、手動ドライバー、ジグソー、ディスグラインダー、ワイヤーネット、かるかるブリック、ヘッドボードDIY、カッティングシート、インテリアシール、百均で出来る簡単DIY、初めての塗装でも安心、壁紙の貼り方、床材も豊富レンガの積み方、珪藻土の塗り方、ガラスシート、自分で出来る壁紙の張り替え、クッションフロアを敷く、DIYで気を付けることなど
引用:日本生活環境支援協会(https://www.nihonsupport.org/syugeishikaku/diy/)
資格試験の内容は、通信教育で学べます。
在宅受験のため、難易度はそれほど高くありません。
DIY初心者の方にもおすすめの資格です。
資格取得後はアドバイザーとして活動できます。
2-2日曜大工士
「日本デザインプランナー協会(JDP)」の主催するDIY資格が「日曜大工士」です。
「日曜大工スペシャリスト」が名称変更し「日曜大工士」となりました。
専用の参考書は販売されておらず、通信教育のみで学べる内容です。
日曜大工士資格を取得すると、道具の使用方法や壁紙の張り方、棚・家具などの製作に関する知識が身についていると認められます。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
日曜大工士の試験問題の例を見てみましょう。
基本的な知識から、教えてもらわなければ分からない内容までさまざまなレベルの問題が出題されています。
このような知識を身につけたいとお考えの方にぴったりの資格です。
資格試験は「DIY工作アドバイザー」同様に在宅受験のため、時間をかけてじっくり考えられます。
難易度はそこまで高くないため、初心者から熟練の方まで取得を目指せます。
2-3DIYアドバイザー
「DIYアドバイザー」は「日本DIY・ホームセンター協会」が主催しています。
DIY初心者や知識の少ない方へ指導・相談業務を行う人のための資格です。
受験資格 | 試験年度の4月1日に満18歳以上であること |
---|---|
受験料 | 14,630円(税込)※登録料別途14,300円(税込) |
受験方法 | 一次試験:学科(CBT方式) 二次試験:実技 |
合格基準 | 非公開 |
試験日程 | 年1回 |
試験は一次の筆記試験、二次の実技と2回に分かれています。
もしも二次試験が不合格や欠席だったとしても、翌年・翌々年の2回、一次試験免除で二次試験を受験できます。
一次試験は全国で行われていますが、二次試験は東京・大阪のみの実施となるため注意が必要です。
二次試験合格後、登録申請し認定証を交付されることで「DIYアドバイザー」を名乗れるようになります。
資格の有効期間は5年間ですが、手続きを行えば更新もできます。
<2019年度合格率>
一次試験:45.8%
二次試験:60.7%
最終:33.6%
合格率からも分かるように、難易度は高めで、しっかり試験対策を行う必要がありそうです。
試験勉強は通信教育や専用の問題集、もしくは研修を受ける方法があります。
費用面や研修場所などを考慮し、自分に合った方法を探しましょう。
2-4DIYリフォームアドバイザー®
4つの中でもより専門的な資格が「一般社団法人従事環境教育協会」主催の「DIYリフォームアドバイザー」です。
「建築士」「インテリアコーディネーター」「キッチンスペシャリスト」「古民家鑑定士」など住関連の9つの資格を保有しているか否で受験できるまでの工程が違います。
ここでは、資格を保有していない方についてご紹介します。
まず試験を受ける前に「入門講座」の受講が必要です。
そうすることで、試験を含む「DIYリフォームアドバイザー資格認定講座」が受講できます。
どちらの講座も、会場とWebの2つの受講方法があります。
資格認定講座の過程修了後「認定テスト」を受験し、テストに合格後「NPO法人住環境デザイン協会」に登録することで「DIYリフォームアドバイザー」を名乗ることが可能です。
費用は以下のようになります。
講座受講料 (2資格セット料金) |
34,000円 |
---|---|
テキスト代 | 3,300円 |
試験料 | 6,000円 |
資格認定登録料 | 8,000円 |
合計 | 51,300円 |
※資格認定講座のみ受講料:20,000円
※入門講座のみ受講料:16,500円
2つの講座の同時申し込みで、受講料を安く抑えられます。
現在は500名を超える有資格者が、全国各地の工務店やリフォーム会社で活躍しています。
03 「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」で2資格同時取得!
それが「諒設計アーキテクトラーニング」の「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」です。
「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」では受講期間6ヵ月(最短2ヵ月)でふたつの資格取得が目指せます。
1日30分程度の学習で無理なく取得できるため、初心者の方にもおすすめです。
講座の内容は、DIYプランナー協会主催の山口恵里先生が監修。
プロが認めた通信教育のため、安心して学んでいただけます。
3-1「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」の費用
「DIY工作アドバイザーW資格取得講座」では「基本講座」「スペシャル講座」の2つのコースをご用意しています。
講座名 | 費用 |
---|---|
基本講座 | 59,800円 分割3,300円×20回(初回4,276円) |
スペシャル講座 | 79,800円 分割3,800円×24回(初回3,891円) |
どちらもテキストや添削課題は同じもので、違いは卒業課題の有無です。
スペシャル講座だけについている卒業課題を提出し、講座を卒業すると同時に「DIY工作アドバイザー」と「日曜大工士」の資格を試験免除で取得できます。
「基本講座」と「スペシャル講座」の費用の差は、20,000円。
これは2つの資格の受験料と同等です。
そのためDIYの知識を身につける目的であったり、費用を抑えたりしたいならば「基本講座」、資格取得を目指す方は「スペシャル講座」がおすすめです。
04DIY資格を仕事に活かす
住関連の仕事では、古民家再生や空き家のリフォームといった場面で、DIY知識を活用しさまざまなアドバイスもできます。
さらには整理収納アドバイザーとして、簡単なDIYで使いやすい収納を作ることも可能です。
ほかにもDIYとはまったく関係ない職場でも、社内で使う小物を作ったり、壊れた箇所の修理をしたりなど、さまざまな場面で役立ちます。
ここではDIYの知識が役立つ仕事を3つご紹介します。
4-1DIYのアドバイザー
DIYの知識を活用して、DIY指導者になる方もいらっしゃいます。
カルチャースクールの講師や、地域のDIY教室で指導するチャンスもあるでしょう。
注目のスキルとはいえ、多くの方はDIYの専門知識を持っていません。
当然DIYをする上で危険な行為もあります。
事故やけがのないよう、アドバイスをするのも指導者の大切な役目です。
4-2ホームセンターのDIYコーナー
DIY人気もあって、何かと注目を集めるホームセンターのDIYコーナー。
品ぞろえも豊富で、DIY初心者にとっては、どの商品が一番適しているのか判断が難しい側面もあります。
作るものやサイズにより適した工具は違います。
その違いを的確に説明できれば、お客様の作業もはかどり喜んでいただけるでしょう。
リピーターになってくださる可能性もあります。
4-3副業として制作物の販売
最近は個人でも簡単に商品を販売できるようになりました。
ちょっとした棚やデスク・小物などを制作し、それを販売することも可能です。
DIY資格があることを明記すれば、その分信頼度もアップするでしょう。
DIYの知識があれば趣味が仕事になり、誰かを喜ばせることもできるのです。
05DIY資格を生活に活かす
学んだ知識を活かせば、それ以上に本格的なDIYを行えます。
DIY資格は日常生活の中でも役に立つ知識です。
5-1家のメンテナンス
「壁の一部分が少しだけ破れてしまった」「既存の棚にあと1枚棚板を追加したい」とき、業者に依頼すれば結構な費用が掛かってしまいます。
それを自分でできれば、材料や道具の費用だけで済みます。
またDIYできるようになると簡単なものは自分で直せるため、物持ちもよくなるでしょう。
5-2理想の大きさの家具を作れる
家具の配置をしていて、隙間にちょっとした棚があればと思うことがあります。
いざ購入しようと探しても、なかなか理想のサイズに巡り合えず、がっかりしたことがないでしょうか?
DIYさえできれば、ぴったり合うサイズで棚を制作できる上に、材料を厳選すればコストも抑えられます。
06まとめ
しかしほとんどの方は専門知識を持たずに、自己流やネットの情報だけでDIYを行っているのではないでしょうか。
工具の使い方が間違っている、あるいは適切な道具を使っていないことも十分考えられます。
そこで役立つのが、DIY資格です。
DIY資格があれば、さまざまな仕事でその知識が役立ち、信頼度が増します。
またプライベートでも、ちょっとした修理を自分で行ったり、ピッタリな家具を制作できたりするようになるでしょう。
「DIYについてもう少し知識を増やしたい」「仕事に役立つ資格が欲しい」とお考えの方は、DIY資格の取得を考えてみてはいかがですか?
この講座は!プロの監修を受けています!
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