ヨガの目的と効果とは?効果を最大限引き出すポイントについても解説 | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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ヨガの目的と効果とは?効果を最大限引き出すポイントについても解説

「ヨガ」と聞くと独特なポーズやゆったりした動きを連想する方が多いのではないでしょうか?
もちろんそれもヨガの特徴です。
身体を動かすことに注目されがちのヨガですが本来は「精神面」を整えるために行われるもの。
それに伴い精神面でもたくさんの効果が得られます。
この記事では「ヨガの目的」ともたらす「効果」について、また効果を最大限引き出すポイントについてご説明します。

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目次

01ヨガの目的とは

身体を動かすエクササイズとして認識されている「ヨガ」ですが本来の目的は「心の安定を目指すもの」。
そもそも「ヨガ」はサンスクリット語で「つながり」を意味する言葉。呼吸・姿勢・瞑想を合わせて心と身体の緊張を解きほぐし、心の安定と安らぎを得るために行われます。
心や感情をコントロールして穏やかな精神を作るのです。
ヨガポーズを行えば姿勢を整えたり柔軟性・筋力・体力のアップなどさまざまな効果がありますが、深い呼吸や瞑想を意識することで集中力が高まり揺るぎない精神状態が作れるのです。
ヨガは身体を鍛えたい人やストレッチ効果を得たい人だけではなく精神面を安定させたい人にもおすすめです。

02ヨガの効果:精神面

ヨガの効果:精神面
ヨガで得られる効果はたくさんあります。精神面で主にどのような効果が得られるのか詳しくご紹介していきますね。

2-1リラックスできる

ヨガのゆったりとした動作と深い呼吸は、心が鎮まり高いリラックス効果が得られます。
「リラックスする」という状態になるために深い関わりがある「自律神経」。自律神経は内臓の働き・代謝・体温など生きる上で大切な機能をコントロールしてくれる神経です。
「交感神経」と「副交感神経」があり、アクティブに活動しているときに働いているのが「交感神経」です。交感神経・副交感神経がどちらも必要な時にしっかり働いていないと体調が優れないことも。
現代人の多くはこの自律神経のバランスが乱れているといわれています。
ヨガはこの自律神経のバランスを整えてくれる作用があり、特に深い腹式呼吸は副交感神経の働きを活発化させ、イラだった気持ちを落ち着かせてくれます。
この効果はゆったりとしたヨガだけではなく「アシュタンガヨガ」など運動量の多いヨガも効果的。

2-2集中力がアップする

自分の内側に意識を向けながら深い呼吸やポーズを行えば、集中力を高められます。心と身体がつながれば精神的にも安定し、一つのことに意欲的に取り組めるようになります。

03ヨガの効果:身体面

ヨガは主に精神面を整えるために行うものですが、身体的なメリットもありますので順番にご説明していきます。

3-1ダイエット効果

ヨガを行うと基礎代謝量が増えます。
基礎代謝量とは、呼吸や内臓の働きにより何もしなくても消費されるエネルギー量のこと。この基礎代謝量は一人ひとり異なります。
ヨガを行うと全身の血流がよくなり体温が上がり基礎代謝量もアップ。脂肪燃焼が促されるので太りにくく痩せやすい身体が手に入ります。
またヨガは無理なく筋肉をつけることができるので引き締まった美しいボディになれますよ。

3-2姿勢が良くなる

悪い姿勢の代名詞とも言える「猫背」。体幹や首周りの筋肉の衰えや骨盤がずれた状態になると自然と「猫背」になってしまいます。
深い呼吸をしながらヨガポーズを行うことで背骨や骨盤など身体のバランスを整える部分の筋肉が鍛えられます。硬くなった筋肉がヨガによってほぐれ、関節の可動域も広がり柔軟性のある身体に。
さらに体幹やインナーマッスルなど内臓を支える筋肉も強化できます。
必要な筋肉が鍛えられ自然と姿勢がよくなっていきます。

3-3身体が柔らかくなる

ヨガはストレッチ効果もあります。
いろいろなポーズがあるので身体が硬い人や運動が苦手な人でも無理なく行えますよ。ヨガポーズのときに深い呼吸を意識すればさらに効果がアップ。
呼吸によって緊張していた筋肉がほぐれやすくなるので身体の柔軟性もよりアップ。身体の柔軟性を保つことは血行をよくするだけではなく怪我のしにくい体づくりにもつながります。

3-4デトックス効果が高まる

ヨガを行うと全身の血液とリンパの流れがよくなり、体内に溜まっている老廃物の排出が促されます。
特にヨガの深い腹式呼吸は腸など内臓を刺激して活発にしてくれます。
体の老廃物の約7割が便だと言われていますが、内臓機能がよくなり腸の働きが正常になれば便秘が解消し腸内環境も整っていきますよ。

3-5眠りが深くなる

寝ているはずなのに疲れが取れない。なぜか夜中に目が覚めてしまう。
このような悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
これは質のよい睡眠が取れていない証拠。睡眠不足の主な原因はストレス。心配事や悩みがあると誰でも眠りは浅くなってしまいます。
ヨガを行うと精神状態が安定しストレスが軽減できます。さらに適度に運動をして身体が疲れるので質のよい睡眠が取れますよ。

3-6ホルモンのバランスが良くなる

ホルモンバランスは年齢や生活習慣によって変わります。ですが、ヨガを取り入れると自律神経が安定しホルモンバランスを調節しやすくなります。
全身の血行をよくして自律神経をヨガを通して整えていきましょう。

04ヨガの効果を引き出すポイント

ヨガの効果を引き出すポイント
さまざまな効果のあるヨガですがやり方を間違えると思うような効果が得られないことも。
重要なポイントを意識して行えばより効果が得られることも!
ヨガの効果を最大限に引き出すためのポイントをご説明します。

4-1呼吸法

ヨガを行う上で呼吸法は非常に大切。正しい呼吸法こそがヨガポーズの効果を高めるカギなのです。
ヨガの呼吸法にはいくつか種類がありますが、基本は「鼻から吸って鼻から吐く」ことです。口呼吸の方が楽に思えますが、鼻呼吸の方がより多くの酸素を体内に取り込めます。しかし鼻が詰まっていて鼻呼吸が難しい場合は無理をせず口呼吸でも大丈夫。
息を吸う時間と吐く時間を同じくらいにすると自律神経が整えやすいです。ただし時間に神経質になりすぎるのはよくないので、意識しながら自分のペースで行いましょう。
ヨガポーズを行っているときはどうしても呼吸が浅くなり止めていることがあります。特にヨガを始めたばかりの初心者はヨガポーズを行うことに集中しすぎて呼吸を忘れていることも。なるべく深くしっかり呼吸ができているか意識しながら行いましょう。
ヨガで行われる呼吸法は、ただの呼吸ではなく自律神経を整えたりインナーマッスルを鍛える効果もあります。また、集中力を高めたりリラックスする効果もあるのでぜひ呼吸に注目してヨガを行いましょう。

4-2食事のタイミング

ヨガは空腹状態で行うのがおすすめ。
身体をねじるポーズもあるので満腹状態でヨガを行うと気分が悪くなる可能性があります。また、内臓の血行が促進されるため消化器官に負担がかかる場合があります。
そのため食事はヨガを行う2,3時間前までに済ませましょう。
実はヨガの前だけではなくヨガ後の食事にも注意してくださいね。
ヨガでお腹が空いているかもしれませんが、内臓器官の働きが活発化しているためゆっくり腸を休める時間が必要です。ヨガ後2時間は、胃に負担をかけない高タンパクな豆腐、ササミやヨーグルトやナッツ類がおすすめ。
ビタミンを多く含んだ食材は疲労回復作用もあるので、フルーツもいいですね。

4-3ヨガを続けること

ヨガの効果はすぐ出るわけではありません。ストレス軽減など、メンタル面の効果は早く感じられるでしょうが、ダイエット効果など身体的な変化は、少なくとも3ヶ月以上続けなければ実感するのは難しいでしょう。
なかなか効果が出ないと諦めてしまいそうですが、大事なことは続けること。頻度を多くするよりも長い期間続けた方が確実に効果は出ます。
そして、一番大切なことはヨガを楽しむこと。自分自身と向き合いながら小さな変化を感じつつヨガの心地よさを感じることが長く続けるコツです。

05まとめ

ヨガは本来「心の安定」を得ることを目的として行われてきました。
精神面での効果はもちろんですが「ダイエット効果」「姿勢改善」「柔軟性アップ」「デトックス効果」「睡眠の質向上」「ホルモンバランスを整える」など身体的な効果もたくさんあります。
しかし間違ったやり方や、ただヨガポーズを行ったりするだけでは十分な効果が得られません。
ヨガで大切な「呼吸」と「食事のタイミング」「持続して行うこと」を意識して行えばヨガの効果を最大限引き出せるでしょう。
これらの大切なポイントを意識しながら楽しんでやってみてくださいね。
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浜北恵 先生
自宅サロン運営
1976年生まれ。埼玉県出身。十数年のアパレル業界での販売、そしてブランドの40店舗総括する管理職を経験。忙しい日々と大きなプレッシャーで心身ともに健康であることが必要だと思うようになり、スポーツクラブでインストラクターの道へ。

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