こんな使い方も!カリグラフィーの資格と仕事への活かし方
手書きで美しい文字を描くカリグラフィーは女性にも人気の趣味のひとつ。さらに需要も多く、仕事に活かすことも可能です。もしかすると、仕事に活用するために資格の取得を考えている方も多いかもしれません。今回はカリグラフィーの資格と仕事への活かし方についてご紹介します。
- 目次
01カリグラフィーに関わる資格
1-1カリグラフィーデザイナー
カリグラフィーデザイナーは、カリグラフィーの歴史や必要な道具、練習方法、専門用語の知識といった、カリグラフィー全般に関する知識を有している人に与えられる認定資格です。
資格の取得後は自宅やカルチャースクールの講師としても活躍することができます。
受験の申請はインターネットから可能で、在宅での受験もできるため、忙しい方にもぴったりの資格です。
1-2飾り文字インストラクター
飾り文字インストラクターはイタリック体、ゴシック体、アンシャル体など、カリグラフィーに使用される様々な書体の書き方に関する知識の持ち主に与えられる資格です。
飾り文字インストラクターの資格も取得後は自宅やカルチャースクールなどでの講師として活躍が可能。飾り文字インストラクターの資格も、インターネットからの申し込みや自宅での受験が可能です。
02カリグラフィーを活かす仕事
カリグラフィーがもっとも多く求められているのはブライダル関連の仕事。結婚式場ではウェルカムボードやウェディングボードなど様々な場面でカリグラフィーが活躍しています。
また、カリグラフィーは招待状や誕生日や記念日のグリーティングカードなどにも使用されることが多いもの。それらのカードを製作しているアトリエなどでもカリグラフィーの知識や技術が求められています。
その他にも、書店や雑貨店、アクセサリーショップなど、手書きのポップを多用する店舗などでもカリグラフィーの書き手は重宝されるもの。
このようにカリグラフィーは様々な現場で重要な役割を担っています。そのため、カリグラフィーを身につけたいという人も増加、そういった人に知識と技術を教えるカリグラフィー講師としての活躍も可能です。
03カリグラファーとは?
カリグラファーは、カリグラフィーを書くことを仕事にしている人で、高度な技術と知識の持ち主です。いわば、カリグラフィーのプロフェッショナル。
カリグラフィーを趣味で楽しんでいる人の中には、カリグラファーを目指しているという方も多いかもしれません。
ではカリグラファーになるためにはどのような方法があるのでしょうか。
カリグラファーの場合、医師や弁護士、看護師といった職業のように、国家が認定する資格はありません。カリグラファーになるためには、まず高い知識と技術を身につけることが必要です。
といっても、資格が役に立たないというわけではありません。
カリグラフィーデザイナーや飾り文字インストラクターのような資格を取得することは、一定以上の知識と技術を身につけているという証拠になります。
カリグラフィーの知識や技術を客観的に証明するためには、資格は非常に有効な手段といえます。
カリグラファーには、メインの仕事として行う、別の本業を持って副業として行う、会社の仕事に役立てるなど様々な活躍の方法があります。
メインの仕事としてカリグラファーとなる場合には、個人事業主として活動している場合が多い陽です。
04カリグラファーの将来性
4-1人気を集めて外注を受ける
カリグラファーの仕事は自分から売り込みを行うのが基本ですが、人気を集めると多くの注文が入ることも少なくありません。
最初は自分の作品をネットなどで販売することが中心ですが、認知度がアップしてくると、自分で制作したアイテムを多くのお店やサービスなどで買い取ってもらえることも増えていきます。
4-2ロゴデザイン、作品制作で著作権をもつ
カリグラファーの作品となるのが文字。特に最近の需要が高くなっているのがロゴデザインです。ロゴデザインは企業やブランドの価値を決めるための重要な存在。そのため、人気のカリグラファーにはロゴデザインの仕事が集中します。
また、カリグラファーはすでに存在する書体を書くだけではなく、新しいオリジナルの書体を生み出すこともあります。
その場合に大切になるのが著作権。文字の書体の著作権を保持すると、その文字がどこかで使用されるたびに著作権の使用料が収入になります。
著作権の使用料は誰かが書体を使用するたびに発生するため、カリグラファーの収入として非常に重要ということができるでしょう。
4-3技術が高いほどメインで生計が立てられる
カリグラファーの仕事は様々な方法で収入を得られるもの。そのために重要なのがカリグラフィーの知識や技術です。これらの知識と技術が高ければ人気もアップ、次第に収入がアップしていきます。
そのためにはまず、カリグラフィーの技術を高めることを目指しましょう。技術が高ければ高いほど、メインの仕事として生計を立てる可能性が高くなります。
4-4定期収入を得たければ講師がおすすめ
個人事業主としてのカリグラファーは、どうしても収入が不安定になりがち。そんなとき、定期収入として期待できるのが講師の仕事です。
資格を取得して自宅やカルチャースクールで講師を行い、生徒を確保すると、カリグラフィーの知識と技術を伝えるだけでなく、安定した収入を得ることにつながります。
05まとめ
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