刺繍を飾りたい!額の選び方や飾り方について | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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刺繍を飾りたい!額の選び方や飾り方について

お気に入りの刺繍作品ができたときには、できればきれいな状態でお部屋に飾りたいもの。そんなときにおすすめなのが額装です。刺繍を額に入れて飾れば、さらに刺繍の持つ魅力をアップさせることができます。では、刺繍の額選びや飾り方にはどのようなポイントがあるのでしょうか。今回は刺繍を飾る額装についてご紹介します。

刺繍を飾りたい!額の選び方や飾り方について

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目次

01刺繍を飾るにはどうすればいい?

初心者にとって、刺繍作品の保管の方法は難しいもの。日常で使えない作品の場合、押し入れに入れっぱなしということも珍しくないかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、刺繍を額縁とマットで飾ること。そうするといつでも好きなときに、自分の刺繍作品を楽しむことができます。
このときのポイントは、額だけではなくマットも使うこと。
もしマットがない場合、刺繍作品のサイズに合う額が見つかりにくい、刺繍が表面に当たって潰れてしまう、額装がやりにくいなどの問題が起こりますが、マットを用意するだけで、これらの問題をクリアすることができます。

1-1刺繍に合う額縁やマットの選び方

それでは、刺繍に合った額縁やマットはどのように選べばよいのでしょうか。
まず最初に決めなければいけないのが、額縁のサイズ。額縁を選ぶときには、見せたい刺繍の部分よりも、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめ。刺繍の周りに余裕がないと、刺繍が窮屈に見えてしまいます。
またボリュームのある絵柄の場合、太めのフレームがよいでしょう。もし刺繍がしっかりしているときに細いフレームを選ぶと、刺繍にフレームが負けてしまいます。逆に繊細な絵柄の場合には細目のフレームがおすすめ
刺繍を美しく見せるためには、額縁だけでなくマットにも気を使いましょう。
刺繍の素材感の場合、マットはスエードや布の質感がよいでしょう。
なお、作品を美しくに見せるにはマット幅は5センチから7センチ程度が理想です。

02額への飾り方とポイント

刺繍を額に入れるというと、とても難しいものというイメージを持っている人も少なくありません。しかし、実際にやってみると、刺繍を額に飾るのは意外と簡単です。
刺繍を額に飾りたい場合、必要なのは額縁とマット、そのほかには両面テープ、ハサミなどです。これらの道具は必要になってから探すと遅いので、一通り揃えて近くに置いておきましょう。
刺繍を額に飾るときには、まず作品をアイロンがけして、きれいに伸ばします。もし下書きの線が残っている場合には、一度洗濯することがおすすめ。下書きが残っている状態では作品の見栄えが悪くなってしまいます。また、立体的な作品の場合、裏面から当て布をしてアイロンをかけましょう。
その後、作品がきれいに伸びたら、マットの裏側に両面テープで刺繍を張り付けていきます。このとき、家庭にある文具用の両面テープは刺繍に黄色いシミがついてしまうことがあるため、避けたほうが無難です。
両面テープを使う前には、マスキングテープで仮止めをしておくとよいでしょう。
もしマットから布地部分がはみ出す場合、その部分はカットしたほうがよいでしょう。
折り畳んで額縁におさめることもできますが、その場合にはどうしても作品にしわができてしまいがち。
布地部分をカットするときには、マットよりもやや小さめのサイズを心がけるとよいでしょう。

03額以外の刺繍の飾り方アイデア例

刺繍をもっとも美しく見せるのは額に入れる方法ですが、もし部屋のイメージと合わない、壁のスペースが足りないという場合でも、刺繍を楽しく飾ることができます。
まずおすすめの方法が、刺繍枠をフレームに使うこと。
刺繍枠は丸く柔らかいイメージが出るだけでなく、ナチュラルで自然な雰囲気で刺繍を飾ることができます。
もし作品が大きすぎて額や刺繍枠に入らないという場合、タペストリーにするのも良い方法です。
刺繍をタペストリーにすると、丸めることができるため、収納にも便利というメリットもあります。
逆にサイズが小さい場合、オーナメントもおすすめの方法。特に季節感のある刺繍の場合には、クリスマスやハロウィンなどの季節の行事に合わせて取り換えることで、お部屋のムードを盛り上げることもできます。

04飾らない刺繍作品の保管方法とポイント

もし刺繍を飾らず保管する場合には、いくつか注意したいポイントがあります。
まず、刺繍にとって大敵なのが湿気。湿気はカビや変色の原因となってしまいます。また、直射日光が当たると、太陽の光で刺繍が色あせしてしまうことも。
そのため、刺繍は日の当たらない、風通しのよい場所で保存するのがベストです。収納ケースなどに入れると、湿気がこもってしまいます。
また、収納している作品は、ときどき取り出して広げて、陰干しすると刺繍が長持ちします。
さらに収納するときに折り畳んでしまうと、折りグセがついてしまうため、作品はできるだけ広げた状態で重ねて保存するのがよいでしょう。

05まとめ

刺繍は作って楽しむだけでなく、お部屋のインテリアとしても活躍してくれるもの。自分なりの飾り方を見つけると、刺繍がもっと楽しくなるはず!

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
杉尾ゆう子 先生
「はるひな」開業
1992年生まれ。
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
ハンドメイド誌にも多数掲載される。
現在は関西を中心にイベント出店も行っている。
杉尾ゆう子

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