どんな占い?ルーン文字を使ったルーン占いとは | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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どんな占い?ルーン文字を使ったルーン占いとは

占いが好きな方の中には、自分でも様々な研究を試しているということも多いもの。そんな方におすすめなのがルーン占い。ルーン占いは誰にでも気軽にできるシンプルな占いですが、様々な切り口によってより深い意味を読み解くことができます。今回はルーン占いの基本や種類、ルーン文字の読み方などについてご紹介します。

どんな占い?ルーン文字を使ったルーン占いとは

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目次

01ルーン占いとは?

ルーン占いとは、簡単に言えばルーン文字を使った占いのことです。

1-1ルーン文字とは

ルーン文字は古代ヨーロッパで使われていた文字のこと。日常生活にも使用され、アルファベットの起源ともなった文字ですが、同時に呪術や魔術、祈祷などの手段としても用いられていました。そのため、ルーン文字の中には様々な意味やシンボルが込められています。
そんなルーン文字を使用したのがルーン占い。
ルーン占いはルーン文字の書かれたカードやストーンなどを使い、ルーン文字を元に答えを導き出すシンプルな占いです。
ルーン文字の意味や象徴するものをリーディングすることで、アドバイスを得ることができる占術です。

1-2ルーン占いは卜術(ぼくじゅつ)の一種

ルーン占いは偶然導き出されたルーン文字を使用することから、生年月日などのパーソナルデータを必要としない卜術(ぼくじゅつ)の一種ということができます。
卜術とは、偶然の結果から吉凶や意味、アドバイスなどを導く占術。たとえばタロット占いや、東洋の「易術」なども卜術の一種ということができます。
生年月日や生まれた場所などを使用する占星術などとは異なり、短期的な物事を占うことに適したものだと言われています。具体的には、一週間から長くても一か月程度。それ以上長いものや、長期的な展望を知りたい場合には、占星術などを参考にするとよいでしょう。

02ルーン占いの種類と道具

非常にシンプルで初心者にも取り組みやすいルーン占い。ルーン占いにはいくつかの種類や道具があります。

2-1占い方には大きく分けて2種類ある

ルーン占いの方法は大きく分けて二種類。
ひとつは「キャスト」と呼ばれる方法です。キャストで使用するのは小枝。小枝を投げて、どの場所に落ちたかによって占いを行います。
この「ルーンキャスト」はもっともシンプルなルーン占いの方法だと言われています。
もうひとつの方法が「スプレッド」。スプレッドは、袋の中からルーン文字を刻んだ石を選び、タロットカードのように並べていきます。なお、ルーン文字を刻んだ「ルーンストーン」以外にも、ルーン文字が書かれたカードである「ルーンカード」を用いることもあります。

03ルーンリーディングの方法

それでは、それぞれのルーンリーディングの方法を見ていきましょう。

3-1キャスティング

ルーンキャスティングの場合、まず九本の細い小枝と、白い布を用意します。小枝はカバノキかナナカマドがベスト。
道具の準備ができたら、布を広げて気持ちを落ち着けて、どのようなことを知りたいのか、何を占うのかできるだけ具体的に考えましょう。その場合、自分がリラックスできるように、アロマなどを使用するのも効果的。
心の準備ができたら、九本の小枝を両手にもって、布の上に小枝を放り投げます。
このとき、布の上には九本の小枝がばらばらの状態で散らばっているはず。もし布の上からはみ出してしまったものがあれば取り除きます。
その後、布の上に残った小枝をチェック。ほとんどの場合、無意味な状態になっていると思われるかもしれませんが、中にルーン文字の形になっているものがあるもの。
そのルーン文字が持っている意味から、自分にどのようなアドバイスが与えられているのか、事前の質問に対する答えを読み解いていきます。このときに重要なのが直観力と判断力。余計な期待や願いなどについて考えると、誤ったリーディングにつながります。
このようにルーンキャスティングは読み解く人によって結果に大きな違いが生まれるもの。そのため、上級者向けの占いと言われることもあり、大きな運命の流れなどを見極めたいときに向いていると言われています。

3-2スプレッド

一方、スプレッドの場合には、ルーン文字を刻んだルーンストーンか、ルーン文字を書いたルーンカードを用意し、それを袋の中に入れておきます。
このときにも、リラックスして心を落ち着けることが重要。心が落ち着いたら、占いたいことを心の中に思い浮かべて集中します。

3-3ワンオラクル

心が落ち着いて質問に集中したら、ルーンバッグから石をひとつ選びます。ルーンカードを使う場合には、袋の中に入れる以外にも、タロットカードのようにシャッフルして山の中から一枚引くという方法があります。
このストーンかカードに描かれたルーン文字が質問の答えです。このルーン文字を手掛かりに、意味やシンボルなどを考えながらリーディングを行っていきます。
カードやストーンをひとつだけ選ぶ方法は「ワンオラクル」と呼ばれるもので、スプレッドの基本になります。
ワンオラクル以外にも、スプレッドにはいくつかの方法がありますが、ワンオラクルがすべての基本になるため、初心者はまずはワンオラクルから占いを行い、リーディングの練習をするとよいでしょう。
また、質問の答えがイエスかノーかで答えられるものにはワンオラクルが最適です。

3-4ツーオラクル

ワンオラクルの次のステップとなるのが「ツーオラクル」。ツーオラクルでは、ふたつのストーンかカードを使用します。
ツーオラクルでは、最初に引いたものは右側、次に引いたものを左側に置きます。
右側に置いたものは、「結果」や「未来」を表すもの。それに対して左側は「原因」や「対策」を意味しています。
ツーオラクルの特徴は、結果だけでなく、どのような原因があるのか、どんな対策をすればよいのかが読み取れること。ワンオラクルに慣れてきた場合や、質問の内容によって使い分けるのがよいでしょう。

3-5スリーオラクル

三つのルーンを使って占うのが「スリーオラクル」です。スリーオラクルの場合、三つのルーンを取り出しますが、その際、左から順番にルーンを並べていきます。
もっとも左側のルーンが表すのが「過去」。次に「現在」、もっとも右側が「未来」となります。
スリーオラクルでは、過去、現在、未来の状況や変化などを表すことができます。

3-6フォールーン

より詳しい内容を占いたいというときにおすすめなのが「フォールーン」という占い方です。
フォールーンでは四つのルーンを使用します。フォールーンもスリールーン同様に、取り出したルーンを左から順番に並べていきます。
もっとも左側が過去、次が現在ということもスリールーンと同じ。
ただし、フォールーンの場合、次のルーンは「状況に対してどう行動すればよいか」というアドバイスを意味します。その次に並べられるのが未来。つまり、フォールーンは自分が直面している問題に対してどのような対策が必要か、どう行動すればよいか悩んでいるという場合に使用する占いの方法ということができます。

3-7ファイブルーン

ファイブルーンは五つのルーンを使った占いの方法です。ファイブルーンもスリールーンやフォールーンと同じく、取り出したルーンを左から順番に並べていきます。もっとも左側が過去、次が現在、さらにその次がアドバイスという点はフォールーンと同じ。しかし、ファイブルーンの場合には、次のルーンは「犠牲」を示しています。
ファイブルーンの犠牲とは、未来のためには捨てなければならないものや不必要なものの暗示。もっとも右のルーンは未来を表しています。
ファイブルーンはアドバイスだけでなく、さらにくわしい行動について示してくれる占いの方法ですが、正しく読み取るには経験が必要になります。

3-8ダブルルーン

二つの選択の間で迷っているときに有効なのが「ダブルルーン」と呼ばれる方法です。ダブルルーンでは五つのルーンを使用します。最初のルーンを置いたら、最初のルーンの左上に二番目のルーン、その次は右上に三番目のルーン、二番目のさらに左上に四番目、三番目の右上に五番目と、一番のルーンを底にしたVの字状に並べるのがダブルルーンの特徴。
ダブルルーンでは、一番目のルーンは問題を解決するためのアドバイス、二番目のルーンは選択肢Aの問題点、三番目のルーンは選択肢Bの問題点、四番目のルーンはAを選んだ場合の結果、五番目のルーンはBを選んだ場合の結果を表します。

3-9宇宙樹からの予言

ルーン占いでは、問題解決のための複数の切り口についてリーディングを行うことも可能です。
それが「宇宙樹からの予言」と呼ばれる方法。
「宇宙樹からの予言」では、六つのルーンを使用します。
まず一番目から三番目のルーンはスリールーンと同じように左から順番に並べていきます。その後、四番目は二番目の下、五番目は二番目の上、六番目は五番目の上に並べて逆十字を作ります。
一番から三番までは過去、現在、未来を、四番目は現在の問題に潜んでいる要素、五番目は問題を打開するためにチャレンジするべきこと、六番目は新しい状況と最終的な結論を示します。

04各ルーン文字の意味

ルーン文字ではタロットカードと同じように、ルーン文字の上下によっても意味が異なります。
たとえば「フェオ」の場合、正位置では、これまでの努力が実り豊かな結果を手に入れることとなりますが、逆位置で現れると、欲が強くなり散財してしまうことでせっかくの財を失うことを意味します。
このように同じルーン文字であっても、正位置の場合には「積極的に行動するべき」、逆位置の場合には「積極的に行動すべきではない」など、まったく逆の意味を表していることがあるため、リーディングを行うときにはどの向きなのかという点にも注意が必要です。

05まとめ

ルーン占いで重要なのはインスピレーション。知識よりも感覚が重要になるため、初心者にも取り組みやすい占いです。やってみたいと思った方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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あい 先生
スピリチュアルカウンセラー
1978年生まれ。北海道出身。某お笑い養成所で学んだトークスキル、占いコンサルタントの経験を活かし占いの世界に。日本最大級の占いイベント「占1グランプリ2016」にて優勝者。
あい

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