宿曜占星術の相性とは?それぞれの相性について理解しよう
宿曜占星術においては、それぞれの人との相性を占うことが可能です。相性にはさまざまなものがあるため、占いの結果をしっかりと理解するためには、それぞれの相性の意味をきちんと把握しなければなりません。それぞれの相性には、具体的にどのような意味があるのでしょうか。
今回は、宿曜占星術の相性について、詳しく説明します。それぞれの相性がどのようなことを意味しているのか詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 目次
01宿曜占星術からわかる相性とは?
1-1細かく導き出すことができる
宿曜占星術を使った場合、相性を細かく導き出すことが可能です。相性は「よい」「悪い」と表現されることも多いですが、宿曜占星術の場合は、単にその程度の相性を導き出すものではありません。相手の宿と自分の宿を明らかにしたうえで、その関係性を導き出し、詳しく相性を検討します。それにより、それぞれの相性がどのような関係にあるのかを詳しくひも解いていくのです。宿曜占星術においては相性を相対的に捉えることができるため、細かい相性について知ることができます。また、自分が宿曜占星術をおこなうのと同じように、相手も宿曜占星術による占いをおこなうことができます。よって、相手からみた相性と自分からみた相性は異なることもあります。
1-2的中率が高い
宿曜占星術は、的中率がとても高いと言われています。そのため、古くは政治などさまざまな重要な場面で宿曜占星術が使用されてきました。宿曜占星術は人のことを占うのに向いている占い方法です。そのため、宿曜占星術は人間関係などを占うのに向いています。人間関係に悩みやすい世の中なので、宿曜占星術はさまざまなところで活用できる可能性が高いです。
02宿曜占星術の相性の種類
2-1「命」の相性
「命」とは最も運命的な相性であり、出会える確率はとても低いです。同じ宿をもっており、なかなか出会えるものではありません。しかし、出会うことができれば、非常によい出会いといえます。
2-2「業・胎」の相性
「業・胎」は、相手の宿が業に位置する場合を意味します。前世や来世で何らかのつながりがあり、運命が働いていると考えられます。「業・胎」についても運命的な出会いであるといえるでしょう。
2-3「栄・親」「友・衰」「安・壊」「危・成」の相性
宿曜占星術においては、「栄・親」「友・衰」「安・壊」「危・成」の相性もあります。この場合、近距離、中距離、遠距離のそれぞれによって、相性はそれぞれ異なってきます。これらの近距離、中距離、遠距離というのは、自分と相手との距離が、どれくらい離れているかを判断するためのものです。同じ相性であっても、距離によってはそれぞれ異なる意味をもっています。よって、これらの相性と判断できる場合はさらに相性を詳しく確認して詳細を知る必要があります。
03宿曜占星術の相性の意味
3-1命
「命」はすでに触れたように、運命的な出会いを意味する相性です。同じ相性を示す相手であるため、最も似ている相手ともいえます。価値観も似ているため、多くを語らなくても分かり合える可能性が高いです。損得を考えず協力し合うことができますし、たとえ長い別れの期間があっても、再開すれば昨日まで一緒に過ごしていたかのようにすぐに打ち解け合うことができるでしょう。
3-2業・胎
「業・胎」の相性は前世や来世でのつながりがあるため、やはり何かとお互いを理解し合いやすい関係性をもっています。相手のことを自然とサポートしたいという気持ちになりますし、相手も同様の気持ちをもってくれる可能性があります。
3-2栄・親
「栄・親」の場合、基本的にはお互いに高め合えるよい関係といえます。ただし、近距離、中距離、遠距離のそれぞれの違いによって微妙に異なる関係性をもっているといえます。まず、近距離の場合、縁が深く、お互いに親密な関係を築ける可能性が高いです。ただし、距離が近すぎてもめる恐れもないとはいえないでしょう。さらに、中距離の場合は相性がよいなかでも程よい距離感を保てるため、その関係をお互いの努力によって維持できればそれを長く保つことも可能です。さらに、遠距離の場合は基本的な相性はよいといえますが、なかなか結び付くきっかけが得られない可能性があります。
3-4友・衰
「友・衰」は恋人や友人としてよい関係を保てる可能性の高い関係です。ただし、近距離の場合は仲がよい日々の中で突然の別れが訪れることもあるので注意が必要だといえるでしょう。さらに中距離の場合はいいつまでも最初の気持ちを保ったまま関係を築いていくことができます。ただし、しっかり歩み寄ろうとしないとすれ違いが起きることもあるでしょう。遠距離の場合はお互いの関係は良好でも、何かと周囲に邪魔をされたりうるさくされたりして、結果的に関係を築きにくくなる場合もあります。
3-5安・壊
「安・壊」は、相性の仲では最も注意したい関係性だといえます。近距離の場合、よいときはよいのですが、何かトラブルや揉め事が起きると、お互いを強く憎しみあってしまう場合もあります。中距離の場合は、一度お互いが惹かれ合うと、強く意識し合う可能性が高いです。さらに、遠距離の場合、通常であればあまり縁はありませんが、何かのきっかけがあれば惹かれ合うこともあります。
3-6危・成
「危・成」はまったく異なる相性をもつ人どうしです。とはいえ、近距離であれば、それを認め合ってよい関係を築けます。中距離の場合、一定の距離を保ってお互いを高め合うライバルとなります。そして、遠距離であれば基本的にあまり関わることはないですが、出会うきっかけがあればお互いによい刺激を与えられることもあります。
04宿曜占星術の相性の意味をしっかり把握しよう
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