どうすればいい?ピラティスをする時の服装について
女性にとって、エクササイズを行うときの服装は非常に重要。お気に入りのウェアを着ることで、エクササイズを楽しんで行うことができます。それでは、ピラティスを行うときには、どのような服装が適しているのでしょうか。今回はピラティスを行うときの服装や、ウェアを選ぶポイントについてご紹介します。
- 目次
01ピラティスに適した服装とは?
1-1基本は動きやすい服装
ピラティスを行うときは、他のエクササイズと同様、基本となるのは動きやすい服装ということになります。
ピラティスは身体をストレッチさせることも多いエクササイズ。また、普段は動かさない部分を動かし、鍛える機会も多いもの。そのため、身体が伸びるのを阻害する、袖や裾などが気になって身体を動かせなくなるといった服装は避けたほうがよいでしょう。
1-2決まりはなくTシャツと短パンなどでOK
といっても、ピラティスだからこういうウェアを着なければいけないといった決まりはありません。まずは気軽にTシャツと短パンでもOK。
特にこれからピラティスを始めようかどうしようか迷っているという人の場合、体験クラスなどを受講することも多いかと思いますが、その場合にはまず動きやすい服装で参加してみるのがよいでしょう。
1-3伸縮性と吸湿性があるものがベスト
初心者クラスの場合、一見静かな動きの多いピラティスですが、実は身体の奥の筋肉を活用するもの。特に、普段は使われていない部分を鍛えるため、想像以上に汗をかきます。
そのため、吸湿性の高い素材を使った服装がベストです。
もし、汗で手が滑ってしまうとケガの危険もあるため、汗を吸ってくれるものを選ぶとよいでしょう。
また、ストレッチを行うことも多いため、伸縮性に優れた素材を選びましょう。
1-4ショップでピラティスウエアも販売されている
地域のコミュニティーセンターで行われている初心者向けのピラティス教室や、体験クラスなどの場合にはカジュアルな服装の方も多いもの。
逆に、これから本格的にピラティスを始める場合には、長続きさせるうえでもモチベーションが重要になります。
ショップではピラティス専用のウェアやファッション性に優れたものも多く販売されているため、そういったものを買い求めるとレッスンをより楽しむことができます。
02ウェア選びの必須ポイント
2-1伸縮性のある生地
ピラティスでは身体を多く曲げ伸ばしする機会が多いため、ストレッチの効いた生地を選ぶことが必要です。特にパンツには伸縮性の高いものを選ぶと、レッスンを効果的に進めることができます。
このときに注意したいのが、ナイロン素材のもの。ナイロン素材のものは動きやすいものの、伸縮性には乏しい素材。さらに熱がこもりやすいため、疲労が増してしまいます。また、ナイロン素材の場合、どうしても生地がこすれると音がして他の人の邪魔になってしまうこともあります。
2-2生地が薄いもの
ピラティスは関節の動きを重視するエクササイズ。そのため、ジャージなどの分厚い素材のウェアの場合、どうしても関節を曲げ切ることができなくなり、エクササイズを十分に行うことができません。そのため、生地には出来るだけ薄いものや、身体と関節を曲げやすいものを選ぶとよいでしょう。
ただし、あまりにも薄い生地のものを選ぶと、下着が透けてしまうこともあります。そうなると、どうしても集中できなくなってしまうため、ある程度の厚さのものや、色の濃いものを選ぶとよいでしょう。
2-3装飾がついていない
ピラティスはバランスボールなどを使って行うエクササイズというイメージがありますが、意外にうつ伏せになることが多いものです。
ウェアにボタンやジッパーなどがついている場合、どうしても床に当たってこすれてしまうことがあります。そうなると、床を傷つけてしまったり、ボタンやジッパーが邪魔になったりと、どうしても動きに支障が出てしまいます。
そのため、できるだけ装飾がついていないウェアを選ぶことが重要です。
2-4体にフィットするもの
ピラティスは身体のラインを重視するもの。そのため、あまりルーズなウェアを選ぶと、身体のラインが見えなくなり、正しい動きができているかどうか判断することができません。
また、フードがついているウェアなどの場合には、首の動きの邪魔になるということも考えられます。
そのため、できるだけ身体にフィットするものを選ぶとよいでしょう。
さらにピラティスの動きでは、足が肩より上に来ることもあります。裾がめくれて気になる、足に引っかかるといった服装は避けましょう。
03楽しく続けるウェア選び
3-1デザイン性のあるウェアで楽しくおこなう
なによりも大切なのは、ピラティスのエクササイズを楽しむこと。最低限のルールさえ守っていれば、どのようなウェアでも行えるのがピラティスの魅力。
まずは自分が気に入ったデザインのものを選びましょう。
もし可能であれば、複数のウェアを用意しておいて、その日の気分やエクササイズのメニューによって使い分けると、よりピラティスを楽しむことができます。
3-2体温管理しやすいサポートウェアを用意
ピラティスのエクササイズは、見た目よりも筋肉を使うため、汗をかきやすいもの。しかし、少しインターバルを取っていると、身体を冷やしてしまうことにもつながります。
そのため、ウェアを選ぶときには体温管理がしやすいサポートウェアを用意しておくとよいでしょう。
特に冬場の場合、ウォーミングアップでは身体が冷えているため、ジャケットなどを羽織っておきましょう。もしウェアの中に保温性の高いインナーなどを着てしまうと、脱ぎ着に手間がかかるため、トレーニング中に汗をかいても対応できなくなってしまいます。
また、教室が広い場合や、床が冷える場合などには、レッグウォーマーなどを用意しておくとよいでしょう。
気温が低い場所では、筋肉を十分にほぐすのは難しいもの。そのため、できるだけ身体を温めておかなければ、エクササイズの効果が下がってしまうだけでなく、ケガの原因になることもあります。
3-3下着にも気を遣う
ピラティスのウェア選びで、意外に重要なのが下着です。ワイヤーやホックなどがついている通常のブラジャーなどでエクササイズを行うと、身体を締め付け、筋肉の動きが阻害されることがあります。
ちょっとしたことなのですが、続けていくとそれがケガや故障の原因になってしまうこともあるため、注意することが必要です
それを避けるためにも、スポーツ用のブラジャーなどを着用するのがよいでしょう。
また、下着の悩みとして、ラインが透けてしまうというものもあります。そのときには、レギンスだけでなく短いスカートをはく、色を選ぶなどして工夫するとよいでしょう。