パン屋の仕事内容について | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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パン屋の仕事内容について

子どもの頃からパン屋さんになりたかったという方も少なくないかもしれません。また、今でも憧れを持っている方も多いはず。では、実際にはパン屋さんの仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。今回はパン屋の仕事内容についてご紹介します。

やりがいがいっぱい!パン屋の仕事内容について

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目次

01パン屋の一日の流れ

まず、パン屋さんの仕事を一日の流れに沿ってみていきましょう。

1-1午前4~5時 起床し仕込みを始める

パン屋さんの朝は早いもの。というのも、通常の開店作業に加えて、パンを焼き上げるのにはある程度の時間が必要になります。
そのため、パン職人のほとんどは早朝の四時頃に起床、五時ごろにはお店に出勤して作業を開始します。
まず行うのは、前日の生地をチェックすること。パンの生地は非常に繊細で、季節や天候によっても状態が変わってしまいます。さらにその生地を成型して、窯に入れて焼き上げていきます。
その他、新人の場合はパン焼きの作業前の準備を行わなくてはならないことも多く、ベテランのスタッフよりも早く起床、出勤することが必要です。

1-2午前6時頃 焼き上げ

一般的なパン屋さんでは、午前六時ごろには最初のパンが焼きあがります。そこから焼きあがったパンを少し休ませて、次のパンを焼くための準備を行います。
この準備もただ機械的に行えばいいというものではなく、その日が平日か休日か、そのお店の客層などに合わせて、仕込みの寮や度合い、パンの種類を考えなくてはいけません。

1-3午前8時頃 開店

朝食のパンなどを求める人が多い住宅街のお店では、午前八時ごろには開店しているパン屋さんは珍しくありません。
朝食用のパンを中心に、焼きあがったパンを店頭にディスプレイしていくのが朝の作業です。
お店によっては、開店を待ちかねて多くのお客さんが訪れるところもあります。

1-4何度も仕込み、焼き上げのルーティン(焼きたてを提供する)

その後は、パンを仕込み、焼き上げることを繰り返します。そのときにも、焼き立てのパンを提供するため、お店の売れ行きなどと相談しながらパンを焼いて行きます。また、惣菜パンや菓子パンなどを扱うお店の場合、それらの具材などの準備も行います。

1-5休憩をはさみ、翌日の準備、閉店

スタッフは午前十時ごろには最初の休憩に入ります。というのも、パン屋さんは朝が早く、ランチタイムには大勢のお客さんが来店するため、普通の仕事と比べるとお昼の休憩を早めに取るのが一般的。
また、パン屋さんは体力が必要な仕事なので、仕事の時間やお客さんの様子を見ながら、適宜休憩をはさんでいきます。
夕方を過ぎると、パン屋さんは翌日のパン生地作りなど翌日の準備を行います。このときにも、翌日の天気や温度などをチェックしながら仕込みを行います。
閉店後は、レジを閉めてその日の売り上げを計算、さらに足りないものや不足している材料などをチェック、必要なものの発注を行います。お店によっては、そこから一日の反省会や掃除などが行われることがあります。

02パン職人の仕事内容

パン職人の仕事と言えば、パンを作ることですが、パン作りには様々な工程が必要となります。また、パン屋さんにはパンを作る以外にも多くの仕事があります。

2-1パンの製造

パン職人の仕事の中心となるのが、パンの製造です。パンの製造は、生地の仕込み、分割、成型、焼き上げと、様々な工程に分かれていて、大手のパン屋さんの場合には、それぞれの作業が分業化されていることもあります。
また、惣菜パンや菓子パンを提供する場合には、それぞれの具材を準備することも必要です。お店によっては、アンパンのあんや、クリームパンのクリームなどをお店で手作りしているところもあり、それらを作ることもパン職人の重要な仕事です。
さらにお店の規模によっては、パンの陳列や販売、接客を担当することもあります。
その他にも、材料の仕入れや小麦粉のブレンドといったものも、重要なパン職人の仕事です。

2-2新商品の開発

パン屋さんでは、人気のあるベーシックな商品だけでなく、季節ごとの新商品を提供することもあります。この新商品の開発なども、パン職人の仕事になります。
大手の場合、新商品の開発に専門の部署が設けられていることもありますが、中小のパン屋では、パン職人自らが新商品の開発を行います。

2-3見習いなどのキャリアによって作業が分担されていることも

パン屋さんは大手か中小かなどによって、行われる仕事も異なります。また、どの程度の技術と経験を持っているかなどによっても、作業が分担されることもあります。
たとえばベテランの職人の場合は生地作りが中心となり、見習いなどキャリアが浅い場合には、接客や販売、お店や器具の清掃が中心となります。

03パン職人の職場は?

パン職人が働いている職場には、様々な場所があります。

3-1パン屋

パン職人の職場として、一般的なのがパン屋さんですが、同じパン屋さんでも、街の小さなパン屋さんと、大手チェーン店では仕事の内容も異なります。
また、さらに大きな製パンメーカーでも、パン職人は活躍しています。

3-2ホテル

老舗のホテルなどでは、ホテルの中にオリジナルの製パン部門を設けているところもあります。
ここでは、食事やお酒に合うパンや、朝食に適したパンなど、様々なパンが作られます。

3-3レストラン

ホテルと同じように、レストランでも製パン部門を設けているところもあります。一般的なレストランでは、パンは別のパン屋さんから仕入れていますが、こだわりの強いレストランなどでは、その店の料理と合ったパンを作ることが求められます。

04パン職人が求められること

様々な活躍の場所のあるパン職人。では、パン職人にはどのような能力や才能が求められるのでしょうか。

4-1パンの味・見た目の美しさ

パン職人に求められるもののなかでも、もっとも重要なのがパンの味。特に最近ではパン人気が高まっているため、それぞれのお店では自分の特徴を活かした個性的な商品が求められています。
また、パンには見た目の美しさも重要になります。そのため、まずパン職人にとって必要なのは、美味しく、見た目の美しいパンを作ることということになります。

4-2作業をスムーズにこなす段取りのよさ

パン職人の仕事はお店の規模や種類によって大きく変わりますが、ひとりですべての過程を行うパン屋は少数。多くのお店では、複数のスタッフやパン職人が協力して作業を行います。そのため、それらの作業をスムーズにこなすチームワークや、効率的に作業を進めることができる段取りのよさも求められます。
特に工程を分担しつつ行う作業では、一人が遅れると全体の仕事に影響が生まれるため、他の人の作業にも配慮しながら、チームワークよく仕事を進められる協調性も重要です。

4-3力仕事をこなす体力

パン職人は朝が早く立ちっぱなしの仕事です。また、小麦粉の粉は非常に重いため、それらを運ぶときにも体力が必要。さらに大型のオーブンなどでパンを焼き上げるため、非常に高温になる場所で働くことが求められます。このように、パン職人は体力が重要な仕事。そのため、仕事に必要な体力があるだけでなく、毎日きちんと出勤して仕事ができるような、健康管理の能力も必要になります。

05まとめ

パン職人は非常に苦労や体力が必要な反面、やりがいの多い仕事です。特に知識や経験を磨くことで、さらに大きな可能性を広げることもできます。もし子どもの頃から憧れていたという方は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
shino 先生
猫好きパン職人
神奈川県出身。
和裁士、一般事務職を経て調理師専門学校にて調理、パン、洋菓子、フードコーディネートを学ぶ。
その後、大手製パン会社のベーカリー部門に入職。
パン職人となる。
退職後、神奈川県茅ケ崎市の自宅工房にて、「3日目もふわふわパン」が焼けるようになるパン教室&販売shino'sパン工房を主宰。
shino

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