犬がトリミングで暴れる理由と対処法とは | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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犬がトリミングで暴れる理由と対処法とは

見た目をきれいにするだけでなく、犬の健康と安全を守るためにも欠かせないのがトリミング。でも犬をトリミングしようとすると、暴れて手が付けられないことも。なぜ犬はトリミングのときに暴れるのでしょうか。今回は犬がトリミングで暴れる理由や対処法をご紹介します。

どうすればいいの?犬がトリミングで暴れる理由と対処法とは

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目次

01犬のトリミングまでの手順

犬がトリミングで暴れる原因を見ていく前に、まずは犬のトリミングの手順をおさらいしておきましょう。
トリミングというと、犬の毛をカットするだけと考えている方もいらっしゃいますが、その前後にも様々な過程があります。
カットの前に行われるのがシャンプーとブロー。カットの前にシャンプーを行うのは、毛に絡まったゴミやホコリなどをとりのぞき、固まってしまった汚れを落とすことが目的。そうすることで、ハサミやバリカンを傷めず、スムーズに毛をカットすることができます。
この過程をベイシングと呼びますが、実はこのベイシングが苦手な犬は多いもの。子どもの頃からシャンプーの経験がない場合や、以前シャンプーで無理やり押さえつけられるなど嫌な記憶があると、犬はベイシングの途中で暴れることがあります。
ベイシングのあとは、いよいよ毛のカットに入りますが、カットが行われるのはトリミングテーブルと呼ばれる場所。
カット自体は犬にとっても快適なものですが、落ち着きのない犬の場合、テーブルの上で動き回ることがあり、そうなってしまうときれいなカットができない原因となってしまいます。

02犬がトリミングを嫌がる理由

犬がトリミングを嫌がるには犬の性格に由来するものや、過去の経験に原因があるものなど、様々な理由があります。

2-1人見知りでシャイな性格

犬は犬種だけでなく、持って生まれた性格によっても違いが生まれます。また、どのように育ったかによっても、異なる性格に成長します。
もし生まれてからサロンなどに行ったことがない、散歩などでも他の犬や飼い主さんと触れ合った経験が少ないという場合、人見知りでシャイな性格に育つため、トリミングを嫌がる原因になることがあります。
また、触られることに慣れていなければ、できるだけ人の手から逃げようとして暴れることもあります。

2-2されていることが不快

トリミングにはブラッシングやシャンプー、ドライ、カットなど様々な過程がありますが、犬によっては特定の過程だけを嫌がる、その段階になると暴れるということも珍しくありません。
もし自分がされていることが不快だと感じた場合、犬は逃げようとして大暴れしてしまいます。

2-3トラウマがある

家庭でトリミングを行うと、できるだけ早くスムーズに進めようとして犬を抑えつけてしまうことがあります。また、ハサミなどの切れ味が悪く皮膚を傷つけてしまう、顔を洗うときに水を鼻に入れてしまうなどのトラブルもつきもの。
その経験があまりに苦痛だった場合、それがトラウマになってしまい、トリミングのたびにまた痛い目にあうのではないかと考えて暴れることもあります。

2-4トリマーとの相性が合わない

トリミングには犬とトリマーの相性も重要。どちらに問題がなくても、単に相性が合わないという場合、犬はトリミング自体を拒否してしまいます。

03暴れる犬への飼い主の対処法

トリミング中に犬が暴れると、ケガの原因になってしまうことも。では、暴れる犬に対して飼い主はどのように対処すればよいのでしょうか。

3-1サロンやショップで見学をする

人見知りの犬の場合、飼い主の姿が見えないだけで不安になることがあります。また、サロンやショップなどの慣れない場所は、そこにいるだけで犬にとってはかなりのストレス。
その場合には、犬が必要以上のストレスを感じないようにあらかじめサロンやショップを見学しておきましょう。見学をすることで、犬を落ち着かせるだけでなく、飼い主にとっても犬がどう扱われているか知ることにもつながります。
逆に飼い主がいることで必要以上に興奮するなら、視界に入らないようにするという対処法もあります。

3-2普段の生活で慣れさせる

シャンプーなど特定の作業に対して暴れるときには、普段の生活で少しずつ慣れさせるのが効果的。散歩帰りに足やお尻だけを洗うなど、少しずつ習慣づけていきましょう。

3-3まずはスキンシップを取る

人間も知らない人を前にすると緊張するもの。犬にとってもそれは同じことです。
もし犬が怖がっているようなら、まずトリマーさんも交えてスキンシップを取ってみましょう。
いきなりトリミングを始めるのではなく、まずサロンやトリマーに慣れさせることを目標にするのもよいでしょう。

3-4子犬の頃から慣らす

大人しくトリミングを受けることのできる犬は、子犬の頃から慣れていることが多いもの。
もし子犬から育てる場合には、3~4週間に1度程度のペースでサロンやショップに連れて行ってみましょう。

04トリミング後によくあるトラブルと対処法

サロンやショップに預けたあと、犬に様々なトラブルが起きることもあります。その場合、飼い主はどのように対処すればいのでしょうか。

4-1ケガをして帰ってくる

トリミングからケガをして帰って来ると、虐待を疑ってしまいますが、実はトリミングに行く前にすでにケガをしていることも少なくありません。つまりトリミングによって毛をカットしたことで、傷がはっきり見えてしまうというケース。
不要な心配を抱えないためには、まず事前にしっかりと犬の身体をチェックしておきましょう。
また、トリミングから帰って来ると身体が痒くなった様子を見せることもあります。その痒さの原因が、バリカンやシャンプーに負けたものなのか、元から皮膚トラブルがあったのかを見極めておくのも重要です。

4-2震えて帰ってくる

犬は環境の変化に非常に敏感なもの。特にサロンで使うシャワーやドライヤーの違いで、怯えてしまうこともあります。
もし犬が不安を感じているようであれば、トリマーさんと相談したり、思い切って別のサロンに通ってみるのがおすすめです。

4-3爪からの出血が止まっていない

犬の爪には血管が通っているため、切りすぎると出血が止まらない場合があります。もし出血がある場合には、爪の様子を確認して深爪になっていないかどうか確かめましょう。
サロンでは止血のための処置が行われることもありますが、万が一に備えて家庭でも止血剤などを用意しておくのがよいでしょう。

05まとめ

トリミングで犬が暴れると大きなケガの原因になり、ペットにとってもトリミングを行う人にとっても危険です。犬が暴れることには様々な理由があるので、まずはそれを理解してあげましょう。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
なかむらあや 先生
トリミングサロンわんすりーる運営
1991年生まれ。茨城県出身。大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで働き経験を積み、出張トリミングで独立。独立後半年で予約が取れなくなるほどの大人気トリマーに。2020年には東京都板橋区に「トリミングサロンわんすりーる」をオープン。
なかむらあや

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