こんな方法もあった!デッサンの勉強方法と効果的な練習方法
仕事に役立てたい、趣味の絵画を上達したいなど、デッサンを学ぶ人には様々な動機があるもの。では、デッサンが上手くなるには、どのような方法があるのでしょうか。今回はデッサンの勉強方法と効果的な練習方法についてご紹介します。
- 目次
01鉛筆デッサンを勉強する目的
鉛筆で行う鉛筆デッサンを学ぶ目的は人によって異なります。
たとえば、美大や芸大への進学を目指すときには、デッサンは基礎的な技術として必要不可欠なもの。
また、アニメーションやイラスト、マンガなどを志す人にとっても、デッサンの知識と技術は役立ちます。
さらに直接絵を描く仕事だけでなく、デザイン関係の職業でもデッサンは基本となるだけでなく、さらなるスキルアップに有効です。もし現在の仕事とは無関係に思えても、将来の転職やキャリア形成の上でも役立つことが少なくありません。
もちろん、進学や仕事だけでなく、デッサンは趣味としても楽しめます。すでに絵画を楽しんでいる人はもちろん、これから絵を趣味にしたい人や、自分の手を動かして何かを作りたいと言った人にも最適です。
02鉛筆デッサンの勉強で得られる知識
鉛筆デッサンは単に鉛筆を使って絵を描くだけだと思いがち。しかし実際には、様々な基本的な知識を身につけることができます。
2-1用具についての知識
鉛筆デッサンを行うときに欠かせないのが、用具についての知識です。鉛筆は誰でも使ったことがある筆記用具ですが、鉛筆デッサンでは鉛筆の選び方や使い方が重要になります。
鉛筆はメーカーによる違いだけでなく、芯の硬さや濃さによっても特徴や使い方が異なるもの。特に鉛筆デッサンの場合、他の筆記用具や絵の具は使わず鉛筆だけで対象を写し取るもの。対象の形はもちろん、明暗や質感も鉛筆で再現する必要があります。
そのため、表現したいものによって鉛筆を使い分けることが重要になります。。
また、鉛筆と同じぐらい大事なのが用紙。特に鉛筆デッサンは用具がシンプルなので、紙と鉛筆の相性や紙質についての知識も身につけることができます。
その他にも、鉛筆の削り方や動かし方、イーゼルの使い方などを学ぶことも必要です。
2-2基礎知識
鉛筆デッサンを行うときには、どの位置に座り、どんな姿勢でデッサンをするかという点にも注意を向けましょう。
また、デッサンの基本となるのが構図や調子、立体感。対象をどのような大きさで描くか、余白とのバランスはどうか、明暗や彩度はどうするのかなど、ある程度の基礎的な知識を身につけなければ正しいデッサンを行うことはできません。
これらの知識は、一度正しいものを身につければ応用できる範囲が広がるもの。勉強を続けることで、絵を描くことはもちろん様々な分野で活用することができるようになります。
03鉛筆デッサンの勉強方法
それでは、実際に鉛筆デッサンの勉強にはどのような方法があるのでしょうか。
3-1団体、グループレッスン、個人レッスン、独学がある
鉛筆デッサンは進学や仕事、趣味など様々な理由で学ぶ人が多い技術です。そのため、学び方には様々な方法があります。代表的なものが団体、グループレッスン、個人レッスン、独学です。これらの方法にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
3-2団体・グループレッスン
鉛筆デッサンの学び方としてもっともイメージしやすいのが団体やグループレッスンではないでしょうか。
これらのレッスンは、画塾や絵画教室で行われるもの。大勢の生徒がひとつの対象に対してデッサンを行います。
団体やグループレッスンの場合、指導者が添削してくれるというのが大きなメリット。初心者の場合には基本的な技術や姿勢といった部分を教えてくれるため、まず鉛筆デッサンを学びたいという人には最適です。また、デッサンが上達してくると、なかなか自分の欠点や問題点が分かりにくくなるもの。そのときにも指導者の指導を受けることは、新しい視点で自分のデッサンを客観的に評価することができます。
団体やグループレッスンの場合、環境が整っていることもメリットのひとつ。
デッサンは自分ひとりでもできないものではありませんが、対象を用意するなど、デッサンに向いた環境を整備するのはなかなか大変なもの。
しかし、画塾や絵画教室の場合、すでにデッサンをしやすい環境が出来上がっているため、スムーズにデッサンを行うことができます。
さらにこれらのレッスンで重要なのが、他にもデッサンを学ぶ人の存在。
比較対象があるため、競争心による成長スピードや、モチベーションが高まりやすいだけでなく、他の人の作品から影響を受けることで、自分のデッサン力を向上させることができます。
ただし、大勢の人間がデッサンをしている環境なので、他の人がいると集中できない、見られるのが苦手といった人には不向きな環境かもしれません。
3-3個人レッスン
もし集中してデッサンを勉強したいという人には、個人レッスンという方法があります。個人レッスンは、指導者からマンツーマンで技術を学ぶだけでなく、通信教育といった方法も。
個人レッスンのメリットは、丁寧な指導が受けられるということ。団体やグループでのレッスンの場合、生徒が多いとどうしても細かい指導が難しくなりがちで、生徒も質問しにくいため、なかなか上達が感じられないことも少なくありません。その点、個人レッスンであれば、つきっきりで教えてもらえるため、自分が感じている疑問や問題などについて、納得いくまで質問することができます。
また、体系的でレベルに合った指導を受けることが可能。
このように個人レッスンは様々なメリットがありますが、比較対象がないということがデメリット。鉛筆デッサンでは、他の人の作品を見ることも重要な勉強のひとつですが、個人レッスンの場合、自分以外には指導者しかいないため、なかなか視野を広げることが難しくなります。もし進学や仕事など、具体的な目標がある人にはおすすめですが、それ以外の場合には成長スピードは本人のやる気次第ということになりがちです。
3-4独学
鉛筆デッサンを学ぶためには、独学という方法もあります。
独学とは、教室や指導者にレッスンを受けるのではなく、自分一人で勉強する方法。
独学の場合、インターネット上の情報や、書籍などから知識を学ぶということになります。独学の大きなメリットは、費用を最低限に抑えられることと、自分の時間の都合で勉強できるということ。
教室に通ったりレッスンを受けた場合には学費が必要になり、それらの場所に通うためには時間がかかることもあります。仕事や家事などが忙しいという場合、それらの時間を確保するのはなかなか難しいもの。しかし独学であれば、時間の心配をする必要はありません。本やネットなどを通じて、空いた時間に勉強することが可能。
ただし、独学では自分で何を学ぶか、何から学ぶかなどを決めることが必要です。鉛筆デッサンをする環境も自分で整えて、道具を揃えなければいけません。
さらに指導者も比較対象になる人も不在。第三者の意見や感想をもらう機会が圧倒的に少ないため、どうしても上達が遅くなってしまったり、ひとりよがりになりがちです。
それだけでなく、自分の好きな時間に練習できるため、ついつい後回しになってしまう可能性も。
結果としてモチベーションが保ちづらく、時間がかかってしまうというデメリットがあります。
04まとめ
鉛筆デッサンは様々な方法で学べるもの。自分のレベルや環境に合わせて最適の方法を選ぶことが上達への近道といえるかもしれませんね。
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たとえば、美大や芸大への進学を目指すときには、デッサンは基礎的な技術として必要不可欠なもの。
また、アニメーションやイラスト、マンガなどを志す人にとっても、デッサンの知識と技術は役立ちます。
さらに直接絵を描く仕事だけでなく、デザイン関係の職業でもデッサンは基本となるだけでなく、さらなるスキルアップに有効です。もし現在の仕事とは無関係に思えても、将来の転職やキャリア形成の上でも役立つことが少なくありません。
もちろん、進学や仕事だけでなく、デッサンは趣味としても楽しめます。すでに絵画を楽しんでいる人はもちろん、これから絵を趣味にしたい人や、自分の手を動かして何かを作りたいと言った人にも最適です。
02鉛筆デッサンの勉強で得られる知識
鉛筆デッサンは単に鉛筆を使って絵を描くだけだと思いがち。しかし実際には、様々な基本的な知識を身につけることができます。
2-1用具についての知識
鉛筆デッサンを行うときに欠かせないのが、用具についての知識です。鉛筆は誰でも使ったことがある筆記用具ですが、鉛筆デッサンでは鉛筆の選び方や使い方が重要になります。
鉛筆はメーカーによる違いだけでなく、芯の硬さや濃さによっても特徴や使い方が異なるもの。特に鉛筆デッサンの場合、他の筆記用具や絵の具は使わず鉛筆だけで対象を写し取るもの。対象の形はもちろん、明暗や質感も鉛筆で再現する必要があります。
そのため、表現したいものによって鉛筆を使い分けることが重要になります。。
また、鉛筆と同じぐらい大事なのが用紙。特に鉛筆デッサンは用具がシンプルなので、紙と鉛筆の相性や紙質についての知識も身につけることができます。
その他にも、鉛筆の削り方や動かし方、イーゼルの使い方などを学ぶことも必要です。
2-2基礎知識
鉛筆デッサンを行うときには、どの位置に座り、どんな姿勢でデッサンをするかという点にも注意を向けましょう。
また、デッサンの基本となるのが構図や調子、立体感。対象をどのような大きさで描くか、余白とのバランスはどうか、明暗や彩度はどうするのかなど、ある程度の基礎的な知識を身につけなければ正しいデッサンを行うことはできません。
これらの知識は、一度正しいものを身につければ応用できる範囲が広がるもの。勉強を続けることで、絵を描くことはもちろん様々な分野で活用することができるようになります。
03鉛筆デッサンの勉強方法
それでは、実際に鉛筆デッサンの勉強にはどのような方法があるのでしょうか。
3-1団体、グループレッスン、個人レッスン、独学がある
鉛筆デッサンは進学や仕事、趣味など様々な理由で学ぶ人が多い技術です。そのため、学び方には様々な方法があります。代表的なものが団体、グループレッスン、個人レッスン、独学です。これらの方法にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
3-2団体・グループレッスン
鉛筆デッサンの学び方としてもっともイメージしやすいのが団体やグループレッスンではないでしょうか。
これらのレッスンは、画塾や絵画教室で行われるもの。大勢の生徒がひとつの対象に対してデッサンを行います。
団体やグループレッスンの場合、指導者が添削してくれるというのが大きなメリット。初心者の場合には基本的な技術や姿勢といった部分を教えてくれるため、まず鉛筆デッサンを学びたいという人には最適です。また、デッサンが上達してくると、なかなか自分の欠点や問題点が分かりにくくなるもの。そのときにも指導者の指導を受けることは、新しい視点で自分のデッサンを客観的に評価することができます。
団体やグループレッスンの場合、環境が整っていることもメリットのひとつ。
デッサンは自分ひとりでもできないものではありませんが、対象を用意するなど、デッサンに向いた環境を整備するのはなかなか大変なもの。
しかし、画塾や絵画教室の場合、すでにデッサンをしやすい環境が出来上がっているため、スムーズにデッサンを行うことができます。
さらにこれらのレッスンで重要なのが、他にもデッサンを学ぶ人の存在。
比較対象があるため、競争心による成長スピードや、モチベーションが高まりやすいだけでなく、他の人の作品から影響を受けることで、自分のデッサン力を向上させることができます。
ただし、大勢の人間がデッサンをしている環境なので、他の人がいると集中できない、見られるのが苦手といった人には不向きな環境かもしれません。
3-3個人レッスン
もし集中してデッサンを勉強したいという人には、個人レッスンという方法があります。個人レッスンは、指導者からマンツーマンで技術を学ぶだけでなく、通信教育といった方法も。
個人レッスンのメリットは、丁寧な指導が受けられるということ。団体やグループでのレッスンの場合、生徒が多いとどうしても細かい指導が難しくなりがちで、生徒も質問しにくいため、なかなか上達が感じられないことも少なくありません。その点、個人レッスンであれば、つきっきりで教えてもらえるため、自分が感じている疑問や問題などについて、納得いくまで質問することができます。
また、体系的でレベルに合った指導を受けることが可能。
このように個人レッスンは様々なメリットがありますが、比較対象がないということがデメリット。鉛筆デッサンでは、他の人の作品を見ることも重要な勉強のひとつですが、個人レッスンの場合、自分以外には指導者しかいないため、なかなか視野を広げることが難しくなります。もし進学や仕事など、具体的な目標がある人にはおすすめですが、それ以外の場合には成長スピードは本人のやる気次第ということになりがちです。
3-4独学
鉛筆デッサンを学ぶためには、独学という方法もあります。
独学とは、教室や指導者にレッスンを受けるのではなく、自分一人で勉強する方法。
独学の場合、インターネット上の情報や、書籍などから知識を学ぶということになります。独学の大きなメリットは、費用を最低限に抑えられることと、自分の時間の都合で勉強できるということ。
教室に通ったりレッスンを受けた場合には学費が必要になり、それらの場所に通うためには時間がかかることもあります。仕事や家事などが忙しいという場合、それらの時間を確保するのはなかなか難しいもの。しかし独学であれば、時間の心配をする必要はありません。本やネットなどを通じて、空いた時間に勉強することが可能。
ただし、独学では自分で何を学ぶか、何から学ぶかなどを決めることが必要です。鉛筆デッサンをする環境も自分で整えて、道具を揃えなければいけません。
さらに指導者も比較対象になる人も不在。第三者の意見や感想をもらう機会が圧倒的に少ないため、どうしても上達が遅くなってしまったり、ひとりよがりになりがちです。
それだけでなく、自分の好きな時間に練習できるため、ついつい後回しになってしまう可能性も。
結果としてモチベーションが保ちづらく、時間がかかってしまうというデメリットがあります。
04まとめ
鉛筆デッサンは様々な方法で学べるもの。自分のレベルや環境に合わせて最適の方法を選ぶことが上達への近道といえるかもしれませんね。
20,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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2-1用具についての知識
鉛筆デッサンを行うときに欠かせないのが、用具についての知識です。鉛筆は誰でも使ったことがある筆記用具ですが、鉛筆デッサンでは鉛筆の選び方や使い方が重要になります。
鉛筆はメーカーによる違いだけでなく、芯の硬さや濃さによっても特徴や使い方が異なるもの。特に鉛筆デッサンの場合、他の筆記用具や絵の具は使わず鉛筆だけで対象を写し取るもの。対象の形はもちろん、明暗や質感も鉛筆で再現する必要があります。
そのため、表現したいものによって鉛筆を使い分けることが重要になります。。
また、鉛筆と同じぐらい大事なのが用紙。特に鉛筆デッサンは用具がシンプルなので、紙と鉛筆の相性や紙質についての知識も身につけることができます。
その他にも、鉛筆の削り方や動かし方、イーゼルの使い方などを学ぶことも必要です。
2-2基礎知識
鉛筆デッサンを行うときには、どの位置に座り、どんな姿勢でデッサンをするかという点にも注意を向けましょう。
また、デッサンの基本となるのが構図や調子、立体感。対象をどのような大きさで描くか、余白とのバランスはどうか、明暗や彩度はどうするのかなど、ある程度の基礎的な知識を身につけなければ正しいデッサンを行うことはできません。
これらの知識は、一度正しいものを身につければ応用できる範囲が広がるもの。勉強を続けることで、絵を描くことはもちろん様々な分野で活用することができるようになります。
03鉛筆デッサンの勉強方法
それでは、実際に鉛筆デッサンの勉強にはどのような方法があるのでしょうか。
3-1団体、グループレッスン、個人レッスン、独学がある
鉛筆デッサンは進学や仕事、趣味など様々な理由で学ぶ人が多い技術です。そのため、学び方には様々な方法があります。代表的なものが団体、グループレッスン、個人レッスン、独学です。これらの方法にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
3-2団体・グループレッスン
鉛筆デッサンの学び方としてもっともイメージしやすいのが団体やグループレッスンではないでしょうか。
これらのレッスンは、画塾や絵画教室で行われるもの。大勢の生徒がひとつの対象に対してデッサンを行います。
団体やグループレッスンの場合、指導者が添削してくれるというのが大きなメリット。初心者の場合には基本的な技術や姿勢といった部分を教えてくれるため、まず鉛筆デッサンを学びたいという人には最適です。また、デッサンが上達してくると、なかなか自分の欠点や問題点が分かりにくくなるもの。そのときにも指導者の指導を受けることは、新しい視点で自分のデッサンを客観的に評価することができます。
団体やグループレッスンの場合、環境が整っていることもメリットのひとつ。
デッサンは自分ひとりでもできないものではありませんが、対象を用意するなど、デッサンに向いた環境を整備するのはなかなか大変なもの。
しかし、画塾や絵画教室の場合、すでにデッサンをしやすい環境が出来上がっているため、スムーズにデッサンを行うことができます。
さらにこれらのレッスンで重要なのが、他にもデッサンを学ぶ人の存在。
比較対象があるため、競争心による成長スピードや、モチベーションが高まりやすいだけでなく、他の人の作品から影響を受けることで、自分のデッサン力を向上させることができます。
ただし、大勢の人間がデッサンをしている環境なので、他の人がいると集中できない、見られるのが苦手といった人には不向きな環境かもしれません。
3-3個人レッスン
もし集中してデッサンを勉強したいという人には、個人レッスンという方法があります。個人レッスンは、指導者からマンツーマンで技術を学ぶだけでなく、通信教育といった方法も。
個人レッスンのメリットは、丁寧な指導が受けられるということ。団体やグループでのレッスンの場合、生徒が多いとどうしても細かい指導が難しくなりがちで、生徒も質問しにくいため、なかなか上達が感じられないことも少なくありません。その点、個人レッスンであれば、つきっきりで教えてもらえるため、自分が感じている疑問や問題などについて、納得いくまで質問することができます。
また、体系的でレベルに合った指導を受けることが可能。
このように個人レッスンは様々なメリットがありますが、比較対象がないということがデメリット。鉛筆デッサンでは、他の人の作品を見ることも重要な勉強のひとつですが、個人レッスンの場合、自分以外には指導者しかいないため、なかなか視野を広げることが難しくなります。もし進学や仕事など、具体的な目標がある人にはおすすめですが、それ以外の場合には成長スピードは本人のやる気次第ということになりがちです。
3-4独学
鉛筆デッサンを学ぶためには、独学という方法もあります。
独学とは、教室や指導者にレッスンを受けるのではなく、自分一人で勉強する方法。
独学の場合、インターネット上の情報や、書籍などから知識を学ぶということになります。独学の大きなメリットは、費用を最低限に抑えられることと、自分の時間の都合で勉強できるということ。
教室に通ったりレッスンを受けた場合には学費が必要になり、それらの場所に通うためには時間がかかることもあります。仕事や家事などが忙しいという場合、それらの時間を確保するのはなかなか難しいもの。しかし独学であれば、時間の心配をする必要はありません。本やネットなどを通じて、空いた時間に勉強することが可能。
ただし、独学では自分で何を学ぶか、何から学ぶかなどを決めることが必要です。鉛筆デッサンをする環境も自分で整えて、道具を揃えなければいけません。
さらに指導者も比較対象になる人も不在。第三者の意見や感想をもらう機会が圧倒的に少ないため、どうしても上達が遅くなってしまったり、ひとりよがりになりがちです。
それだけでなく、自分の好きな時間に練習できるため、ついつい後回しになってしまう可能性も。
結果としてモチベーションが保ちづらく、時間がかかってしまうというデメリットがあります。
04まとめ
鉛筆デッサンは様々な方法で学べるもの。自分のレベルや環境に合わせて最適の方法を選ぶことが上達への近道といえるかもしれませんね。
20,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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3-1団体、グループレッスン、個人レッスン、独学がある
鉛筆デッサンは進学や仕事、趣味など様々な理由で学ぶ人が多い技術です。そのため、学び方には様々な方法があります。代表的なものが団体、グループレッスン、個人レッスン、独学です。これらの方法にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
3-2団体・グループレッスン
鉛筆デッサンの学び方としてもっともイメージしやすいのが団体やグループレッスンではないでしょうか。
これらのレッスンは、画塾や絵画教室で行われるもの。大勢の生徒がひとつの対象に対してデッサンを行います。
団体やグループレッスンの場合、指導者が添削してくれるというのが大きなメリット。初心者の場合には基本的な技術や姿勢といった部分を教えてくれるため、まず鉛筆デッサンを学びたいという人には最適です。また、デッサンが上達してくると、なかなか自分の欠点や問題点が分かりにくくなるもの。そのときにも指導者の指導を受けることは、新しい視点で自分のデッサンを客観的に評価することができます。
団体やグループレッスンの場合、環境が整っていることもメリットのひとつ。
デッサンは自分ひとりでもできないものではありませんが、対象を用意するなど、デッサンに向いた環境を整備するのはなかなか大変なもの。
しかし、画塾や絵画教室の場合、すでにデッサンをしやすい環境が出来上がっているため、スムーズにデッサンを行うことができます。
さらにこれらのレッスンで重要なのが、他にもデッサンを学ぶ人の存在。
比較対象があるため、競争心による成長スピードや、モチベーションが高まりやすいだけでなく、他の人の作品から影響を受けることで、自分のデッサン力を向上させることができます。
ただし、大勢の人間がデッサンをしている環境なので、他の人がいると集中できない、見られるのが苦手といった人には不向きな環境かもしれません。
3-3個人レッスン
もし集中してデッサンを勉強したいという人には、個人レッスンという方法があります。個人レッスンは、指導者からマンツーマンで技術を学ぶだけでなく、通信教育といった方法も。
個人レッスンのメリットは、丁寧な指導が受けられるということ。団体やグループでのレッスンの場合、生徒が多いとどうしても細かい指導が難しくなりがちで、生徒も質問しにくいため、なかなか上達が感じられないことも少なくありません。その点、個人レッスンであれば、つきっきりで教えてもらえるため、自分が感じている疑問や問題などについて、納得いくまで質問することができます。
また、体系的でレベルに合った指導を受けることが可能。
このように個人レッスンは様々なメリットがありますが、比較対象がないということがデメリット。鉛筆デッサンでは、他の人の作品を見ることも重要な勉強のひとつですが、個人レッスンの場合、自分以外には指導者しかいないため、なかなか視野を広げることが難しくなります。もし進学や仕事など、具体的な目標がある人にはおすすめですが、それ以外の場合には成長スピードは本人のやる気次第ということになりがちです。
3-4独学
鉛筆デッサンを学ぶためには、独学という方法もあります。
独学とは、教室や指導者にレッスンを受けるのではなく、自分一人で勉強する方法。
独学の場合、インターネット上の情報や、書籍などから知識を学ぶということになります。独学の大きなメリットは、費用を最低限に抑えられることと、自分の時間の都合で勉強できるということ。
教室に通ったりレッスンを受けた場合には学費が必要になり、それらの場所に通うためには時間がかかることもあります。仕事や家事などが忙しいという場合、それらの時間を確保するのはなかなか難しいもの。しかし独学であれば、時間の心配をする必要はありません。本やネットなどを通じて、空いた時間に勉強することが可能。
ただし、独学では自分で何を学ぶか、何から学ぶかなどを決めることが必要です。鉛筆デッサンをする環境も自分で整えて、道具を揃えなければいけません。
さらに指導者も比較対象になる人も不在。第三者の意見や感想をもらう機会が圧倒的に少ないため、どうしても上達が遅くなってしまったり、ひとりよがりになりがちです。
それだけでなく、自分の好きな時間に練習できるため、ついつい後回しになってしまう可能性も。
結果としてモチベーションが保ちづらく、時間がかかってしまうというデメリットがあります。