あじさいって縁起がいいの？悪いの？風水で解決！　|　通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

結論から言ってしまえば、日本風水でも流派によって、あじさいの扱いは異なっています。風水は千五百年ほど前に中国からもたらされましたが、風水にはもともと環境学の面が強かったため、中国と日本の風土との違いから、日本風水として独自に発展しました。そのため、現在の中国風水と日本風水では重なる部分と異なる部分が多々あります。
安倍晴明で有名な陰陽道も、日本風水から生まれたひとつの流派です。日本風水は基本的な大枠は共通していますが、細かな事に関しては、見解が分かれます。あじさいの扱いも、そのひとつです。
それでも、現在もっとも通説となっているのは、日本を代表する風水師である李家幽竹さんの見解です。李家さんによると、あじさいには肌にこもった悪い気を吸い取ってくれる働きがあるとしています。ただし、注意すべきことがあります。それは、愛情運もいっしょに吸い取ってしまうことです。そのため、あじさいを庭に植えたり、あじさいの鉢を家のなかに置くと、未婚の女性は異性との縁が深まらなくなってしまうと警告しています。
一方、既婚者の家にあじさいを置くと、ストレスや悩みをあじさいが吸い取ってくれるといわれています。つまり、あじさいは既婚者には縁起がよく、未婚者には縁起が悪い、と解釈できます。
また、一般的に日本風水では、庭先にあじさいを植えると、金運が上がるとしています。ですから、風水の観点からは、適齢期を迎えた女性がいなければ、あじさいを植えたり、あじさいの鉢を飾ることは運気にプラスに働き、適齢期を迎えた女性がいる家庭では避けた方が無難、ということになります。また、流派によっては既婚だろうが未婚だろうが、運気を上げる働きが強い、としています。