狭いスペースでもきっちり収納!クローゼットの収納アイデア | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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狭いスペースでもきっちり収納!クローゼットの収納アイデア

洋服収納の中心になるのはクローゼット。しかし、洋服がクローゼットからあふれて入りきらないという方も少なくないかもしれません。その場合、洋服が多すぎるというよりも、クローゼットの収納に問題がある可能性も。今回はクローゼットの収納アイデアについてご紹介します。

狭いスペースでもきっちり収納!クローゼットの収納アイデア

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目次

01クローゼットの基本的な収納方法

多くのクローゼットは上段、中段、下段の三つのスペースに分かれています。この三つのスペースの使い分けが賢いクローゼット収納のポイントになります。

1-1上段の使い方

クローゼットの上段は高い場所にあるため、使用する回数が少ないものを収納しましょう。さらに、上段のものを出し入れするためには踏み台や椅子などを使わなければいけません。落下の危険などもあるため、収納するものはできるだけ軽いものがおすすめ。なお、クローゼットの上段はほこりが溜まりやすい場所でもあるため、収納するときにはふたのついた収納ボックスやケースなどを使用するのがよいでしょう。

1-2中段の使い方

クローゼットの中段は、もっとも取りやすい場所にあり、一番使うことが多い収納です。そのため、よく使用するものを収納しましょう。中段にはバーが設置されていることも多いものですが、そのバーにシャツやジャケットなどを掛けるときには、洋服の丈の長さを揃えておくと、服の下の部分の空間も活用することができます。さらに、ベルトや帽子、バッグなどもS字フックなどを使用するとこの中段に収納することができます。

1-3下段の使い方

クローゼットの下段にはバーに掛けておかなくてもよいものや靴などを収納することが多い場所。使うときにはしゃがまなければならないため、重いものを入れると出し入れがしにくくなります。もし重さのあるものを収納する場合には、収納ケースにキャスターを取り付けるなどすると簡単に引き出すことができて便利です。

02クローゼットの収納を増やすアイデア

クローゼットは物を収納しやすい反面、どうしてもスペースが不足しがちです。それが洋服をあふれさせる原因になることもありますが、アイデア次第でクローゼットの収納量をアップさせることができます。

2-1奥行を使って前後に収納する

クローゼットの奥行きは部屋の大きさや作られた場所によっても異なりますが、奥まできちんと活用されていることは意外と少ないものです。そのため、この奥行きを活用するのがクローゼットの収納では重要になります。たとえば、手前にはハンガーに洋服を掛けて収納、奥のスペースに棚板を設置すると、クローゼットを奥まで無駄なく活用することができます。

2-2扉の裏スペースも利用する

見落とされがちなのが、クローゼットの扉の裏側。この裏側も収納場所として利用することができます。たとえば小さな箱などを取り付けるだけで、散らかりがちなアクセサリーや小物を収納することができます。S字フックなどをひっかけておけば、ベルトやネクタイなど長さのあるものの収納にも便利です。

2-3つっぱり棒で壁面も利用する

クローゼットの端の部分はどうしてもデッドスペースになりがちな場所。しかしこの部分も突っ張り棒などを利用すると収納場所として利用できます。ハンガーポールの上に設置しておけば、重さがあるものでもハンガーポールが支えになってくれるので安心です。

2-4吊り下げるタイプのボックスを使う

クローゼット収納で便利なのが吊り下げるタイプのボックス。このボックスを使用すると、クローゼットの収納力が格段にアップするほか、帽子やバッグなど、なかなか収まりにくいものでも簡単に収納することができます。吊り下げるタイプのボックスの場合、中身が一目で分かるのも便利です。また、吊り下げるタイプのボックスは、クローゼットの中の仕切りとして使用することもできるため、パーソナルスペースを分けるときにも便利です。

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03クローゼットをすっきりさせる収納アイデア

クローゼットは収納場所を増やすだけでなく、洋服をしまうときのちょっとした一工夫を行うと、さらに中身をすっきりさせることができます。

3-1洋服のたたみ方を統一する

クローゼットに洋服を収納するときには、畳み方を統一するのが基本です。畳み方が異なってしまうと、幅や高さにばらつきがあるため、収納できる量が少なくなってしまいます。なお、シャツなどを収納するときには、積み上げていくのではなく、何がどれだけ入っているのかすぐに分かるように縦に収納すると見やすく、取り出しやすくなります。

3-2ボトムスやワンピースは階段に吊るして空間を利用

長さのあるボトムスやワンピースなどはクローゼットに収納しても、丈が足りないという場合があります。そうなると見た目が悪いだけでなく、服にもシワがついてしまい、いざ着ようとしたときにアイロンをかけなおさなければいけないという手間も増えてしまいます。そんなときは、思い切って階段の壁など、他のスペースを活用するのもおすすめです。そうしておけばクローゼットのスペースが空くだけでなく、洋服を傷めることもありません。また、見せる収納として部屋の雰囲気をスタイリッシュにするという効果もあります。ただし、あまりに長期間服を外に出しておくと、日光に当たって色が変色してしまったり、においが移ってしまったりという危険もあります。そのため、ある程度の期間、着なかったという場合には、折り畳んでしまっておくのもよいでしょう。

3-3引き出しの中に仕切り板をいれる

引き出し型の収納ボックスはクローゼット収納には便利なアイテムですが、ありがちなのがボックスの中が散らかってしまうこと。それを防ぐためには、引き出しの中に仕切り板を入れるのがおすすめです。仕切り板を使用してスペースを細かく区切ると、何が入っているのかわかりやすくなるだけでなく、引き出しの中が散らかってしまうのを防ぐことができます。

04見栄えのいいクローゼットにする方法

クローゼットは収納力も重要ですが、見栄えも大切な要素です。見栄えのいいクローゼットは使いやすく、不要な服が溜まってしまうのも防ぐことができます。それではどうすれば見栄えのいいクローゼットを作ることができるのでしょうか。

4-1ショップの陳列を意識する

クローゼット収納のお手本にしたいのがショップの陳列です。ショップの棚やハンガーは、服が手に取りやすくわかりやすく並べられています。服の丈や色をまとめる、アイテムごとに分類するなど、ショップの陳列をお手本にすると見栄えがぐっとアップします。

4-2ハンガーを統一する

バラバラの種類のハンガーを使っていると、どうしても統一感がなく雑然としてしまいがちです。しかも、どうしてもハンガーの角が当たってしまうため、デッドスペースが生まれがち。ハンガーを統一すると、見栄えが良くなるだけでなく、収納力をアップさせる効果もあります。なお、ハンガーを揃えたとき、アイテム別などにラベルをつけておけば洋服が必要以上に増えるのを防ぐ効果も生まれます。

4-3収納ボックスの色と高さを揃える

クローゼットの中で収納ボックスを使用するときには、色と高さを揃えましょう。色はできるだけシンプルなものがおすすめ。そうすることで、空間を本来のものよりも広く見せることができます。高さについては、大型のものを置くよりも、細かいものをいくつも使用したほうが使いやすいクローゼットになります。

05まとめ

クローゼットがすっきりすると、実用的なだけでなく気分もすっきりします。なかなか手を付けられないクローゼットの収納改革、思い切って始めてみませんか?

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
金原由納 先生
片付け講師
1979年生まれ。長崎県出身。半導体メーカーを経て片付け(5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾)の世界へ。長崎県大村市で整理収納サービス「きれいなおへや」を運営。
金原由納

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