基本を知ってると役に立つ!フラワーアレンジメントのメリットやデメリット、その他タイプの花との違い
お花をキレイに飾るフラワーアレンジメントは、チャレンジしてみたいと思っている方も多いかもしれません。でも、ちょっと考えてみると、そもそもフラワーアレンジメントとはどのようなものなのでしょうか。今回は、フラワーアレンジメントと花束など、そのほかのお花の違いや、フラワーアレンジメントのメリットなどをご紹介します。
- 目次
01フラワーアレンジメントについて
1-1フラワーアレンジメントとは
そもそもフラワーアレンジメントとは、花器や容器などに専用の給水スポンジを入れて、そのスポンジにお花を活けていくアレンジの方法です。お花にはお水は欠かせないものですが、たっぷりと水を吸い込んでくれる専用のスポンジからお花が水を吸いあげるため、お世話するときは定期的にスポンジに水を含ませるだけ。
さらにフラワーアレンジメントの特徴は自由度が高いという点。フラワーアレンジメントを行うときは、花器や容器が必要ですが、専用のものを購入する必要はありません。身近にあるコップやグラスなどのキッチンアイテムを使っても、美しいフラワーアレンジメントを作ることができます。
1-2フラワーアレンジメントのメリット
フラワーアレンジメントは容器も含めたアレンジなので、プレゼントするときには相手の家にぴったりのサイズの花瓶があるかどうかといった心配をする必要がありません。また、パーティなどに呼ばれたときにも、そのまま食卓に置くことができるため、ちょっとおしゃれにその場を盛り上げることができるという効果もあります。
1-3フラワーアレンジメントのデメリット
フラワーアレンジメントのデメリットは、すでに完成品をプレゼントするということです。複数のお花を使うため、どうしてもお花の中には長持ちするものやそうでないものが混じってしまいます。
枯れたお花や元気がなくなったものは摘み取っていくことが必要ですが、そうなるとフラワーアレンジメント全体のバランスが狂ってしまうため、なんだか寂しい印象になってしまいます。
人によっては花瓶などに移し替えたり、ドライフラワーにしたりして長く楽しむという人もいますが、お花にくわしくないという人にとっては、やはりちょっと面倒なもの。捨てるにしても、なんだか申し訳なくなってしまうこともあるという点が、フラワーアレンジメントのデメリットと言えるでしょう。
1-4フラワーアレンジメントと生け花の違い
フラワーアレンジメントというと、よく似たものとして「生け花」を思い浮かべる人も多いでしょう。洋風のものがフラワーアレンジメント、和風のものが生け花という区別もありますが、大きな違いとしてはサイズが上げられます。
生け花は比較的大きなものが中心ですが、フラワーアレンジメントの場合、小さな作品も珍しくありません。
さらにもっと大きな違いは、生け花は厳密な型があるということ。「華道」というように、生け花は修業のひとつで、流派によって様々な様式や技巧、やってはいけないことなどの決め事があります。反対にフラワーアレンジメントは、そのような決め事は少なく、自分の好みのアレンジが可能です。もちろんフラワーアレンジメントにも定番のアレンジなどはありますが、それはあくまでもこうすれば花が美しく見えるというもので、どうしてもこうしなければいけないというものではありません。
また、フラワーアレンジメントが専用のスポンジに花を挿していくのに対して、生け花では剣山を使用します。ただし、最近では生け花でも専用のスポンジなどを使用するため、この点についての違いは少なくなっていると言えます。
02花束について
2-1花束とは
花束は、生花や切り花を束ねて作ったものです。フラワーアレンジメントとの違いは、茎をカットしたものをそのまま束ねるということ。花の種類ごとに長さを替えたり、花の配置を行ったりということもありません。
2-2花束のメリット
花束は自宅に帰って花瓶に生けることを前提としたもの。そのため、まとめて飾っても、何本かずつ小分けして、いくつかの場所に飾ることもできます。もちろん、もらったあと、自宅でオリジナルのフラワーアレンジメントに作り替えることもできます。
2-3花束のデメリット
花束の大きなデメリットとしては、持って帰ったあとの処理が大変ということが挙げられます。お花の扱いに慣れている人なら構いませんが、お花に慣れていない人や、家に花瓶などを置いていないと言う場合、どうしてもすぐに花を枯らしてしまうことになり、とても残念の気持ちになってしまいます。
03鉢花・寄せ植えについて
3-1鉢花・寄せ植えとは
鉢花・寄せ植えはどちらも土に植えてある植物のことです。鉢花は一種類の場合が多く、寄せ植えは複数の植物をひとつの花器に植えたものを指します。切り花に比べて長持ちしたり、つぼみから花まで長く楽しめたりという特徴があり、プレゼントにも喜ばれます。ただし、病気のお見舞いのときは、根のついた植物は「根つく」から「寝付く」を連想させるため、避けるのがマナーとされています。
3-2鉢花・寄せ植えのメリット
鉢花・寄せ植えのメリットは、やはり根がついているということでしょう。根が付いている花は切り花に比べて丈夫なので、花に慣れていなくてもちょっと水を上げるだけで長持ちさせることができます。また、自分で育てた花が少しずつ大きくなり、いくつも花を咲かせるのを見るのはうれしいもの。これまでお花を育てる趣味はなかったけれど、人からいただいた鉢花や寄せ植えをきっかけに、お花の魅力に目覚めたという人も少なくありません。
3-3鉢花・寄せ植えのデメリット
鉢花・寄せ植えのデメリットとしては、やはり手間がかかることが大きな問題になります。
また、鉢花や寄せ植えは、非常に場所をとります。庭がある家なら問題はありませんが、ベランダが狭く日当たりが悪い、高層マンションで窓が開かないといった場合には、置く場所に困ってしまうという可能性もあります。さらに鉢花も寄せ植えも、かなり重いという問題もあるため、鉢花や寄せ植えを贈るときは、相手の住んでいる環境を調べておくことが必要になります。
04プリザーブドフラワーについて
4-1プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーは、生花に新鮮な状態を保つための特殊な加工を施した花です。プリザーブドフラワーは枯れることがなく、数年にわたって生花のような色や見た目を保つことができます。
4-2プリザーブドフラワーのメリット
プリザーブドフラワーのメリットは、「枯れない」という点です。お花をプレゼントするときには、大切な記念となることも珍しくありませんが、そんなお花が枯れてしまうのはできれば見たくないもの。特に枯れた花を捨てるのはなんだか惜しいということも少なくありません。しかし、プリザーブドフラワーはその心配が不要です。また、プリザーブドフラワーは水を上げる必要もないので、世話をする手間も省けます。
4-3プリザーブドフラワーのデメリット
プリザーブドフラワーのデメリットとしては、非常にデリケートということが挙げられます。プリザーブドフラワーは壊れやすく、ちょっとした衝撃で割れることもあります。また、いくら世話が要らないとはいえ、置きっぱなしではすぐにホコリをかぶってしまうので、クリアケースなどに入れておく必要があり、その場合はどうしても場所が必要になります。
05まとめ
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