アイデア次第で心配不要!狭い庭でのガーデニング方法 | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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アイデア次第で心配不要!狭い庭でのガーデニング方法

花や緑に囲まれる素敵な生活にあこがれている人もきっと多いことでしょう。しかし、興味はあっても実際にやってみようとすると、庭が狭くて家では無理だと思い込んでいる人も少なくないのでは?しかし、狭い庭でもガーデニングを楽しむことは十分に可能です。今回は狭い庭でも楽しめるガーデニングの方法やアイデアを紹介します。

アイデア次第で心配不要!狭い庭でのガーデニング方法

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目次

01狭い庭でのガーデニングポイント

ガーデニングは広い庭でなければできないものではありません。もちろん、広い庭ならではのガーデニングもありますが、狭い庭でもアイデア次第で楽しいガーデニングを行うことができます。

1-1レンガや椅子などで高さをだす

もし庭の面積が狭い場合には、庭を立体的に使用するという方法がおすすめです。使用していないイスや、レンガなどを使用すると空間を上に広げることができるため、狭い庭でも十分に植物を並べることができます。さらに、高さを増した場合には、日当たりの悪い庭でも日照時間を確保できるというメリットも。高い位置は日当たりが良いため、日照の必要な植物を、反対に低い位置には、日当たりが苦手な植物を配置すると、バリエーション豊富な庭を作ることができます。

1-2壁を使って植物を飾る?

植物といえば、地面やプランター、鉢などを使って育てるイメージですが、実は壁も活用できるスペースです。立てかけるタイプのプランターや、吊るすタイプのものなどを使えば、壁も立派なスペースに変身します。また、壁にウッドフェンスを使用すると、より雰囲気のよい庭を作ることができます。

1-3収納棚に並べる?

もし小さな鉢が多い場合には、収納棚に並べると、植物の世話もしやすく、植物を一度に眺めることができます。これらはフラワースタンドと呼ばれる専門的なものだけでなく、自分がガーデニングをしたい場所にちょうど合ったサイズのものを手作りしてもよいでしょう。また、鉢やプランターだけでなくガーデニング用品を収納すれば、雰囲気もさらにアップします。

1-4玄関前や通路も活用する?

庭が狭い場合には、玄関前や玄関までの通路、アプローチの部分も貴重なスペースになります。壁や通路に沿うようにして植物を配置すれば、動線を邪魔することなく、素敵なガーデニングを楽しむことができます。そのときには、地面に沿って成長するグランドカバーと呼ばれる植物を利用すると、緑の種類を増やすことができます。グランドカバーは踏まれても大丈夫な種類が多く、雑草防止にも役立ちます。

02庭を広く豪華に見せるコツ

狭い庭でガーデニングを楽しむときには、視覚の特性を利用して庭を広く見せる方法もあります。どのようにすれば、狭い庭を広く、豪華に見せられるのでしょうか。

2-1手前に背の低い花、奥に高さのある花を植える

狭い庭を広く見せたい場合、遠近法を利用するのがもっとも簡単な方法です。遠近法は広さと奥行きを持たせる方法で、庭の手前に大きなもの、遠くに小さいものを置くことで、実際の広さよりもさらに奥行きを感じさせることができます。
ガーデニングで応用する場合には、手前には大きなものだけでなく目立つものを、奥には小さな花などをつけるものを配置すると、遠近感を生み出すことができます。

2-2近景と遠景を利用する

庭を広く見せたい場合、近景と遠景を利用する方法もあります。近景とは庭の手前の部分、遠景とは庭の奥の部分を指します。この近景と遠景、ふたつの場所を分けてレイアウトすることで、庭に奥行きを出すことができます。このとき、奥に目立つものを配置し、それが近景の間から見えるようにすると、庭が実際よりも広がったように感じさせる効果があります。ただし、奥に壁がある場合、圧迫感が生まれてしまうこともあるため、壁はできるだけ低めにするか、木製の柔らかい印象を持たせる、ツル科の植物をはわせるなど一工夫を加えてみましょう。

2-3クセの強い植物は壁際に飾る

庭を広く見せるためには、クセのある植物や目立つ植物はできるだけ壁際に飾るようにしましょう。クセのある植物や目立つ植物を手前に置くと、そこに視線が集中してしまうため、どうしても庭が実際より狭く感じられることがあります。その際、手前から奥までひとつの流れがあると、ゆっくりと視線を移動させる効果ができるためさらに庭を広く見せることができます。

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03狭い庭でもできるガーデニングアイデア

狭い庭の場合、制約が多いというデメリットもありますが、アイデア次第で楽しい庭を作ることができるというメリットもあります。ここでは、狭い庭だからこそ楽しみたいガーデニングアイデアを紹介します。

3-1多肉植物を大きめのプランターに寄せ植え

狭い庭でガーデニングを行うとき、まずやってみたいのが大き目のプランターを利用した多肉植物の寄せ植えです。多肉植物は水やりの必要が少なく、初心者でも育てやすい植物として知られていますが、実は世界で数千種類という豊富なバリエーションが園芸ファンにも人気の植物。狭い庭の場合には、どうしても植える植物が限られて、なんとなく寂しいという場合には、多肉植物の寄せ植えがおすすめです。また、多肉植物は乾燥に強いのと同時に、日陰でも成長してくれるというのもポイント。庭が狭い場合、どうしても豊富な日光を確保するのが難しいものですが、多肉植物はむしろ直射日光を避けたほうがよいため、狭い庭に植えるにはもってこいです。
寄せ植えは難しいイメージがありますが、多肉植物の場合は扱いやすいので、初心者でもすぐに自分好みの寄せ植えを作ることができます。カラーバリエーションにこだわったもの、大きさや種類が豊富なものなど様々なパターンを試すことができますが、低いものと高いものを組み合わせるなど、立体感に注意すると、まるでプロがアレンジしたような寄せ植えを作ることができますよ。

3-2多彩な小鉢に一種類ずつ植えて飾る

大きな鉢に寄せ植えを行うのとは逆に、多彩な小鉢に一種類ずつ植えて飾るというのも狭い場所でガーデニングを楽しむためのひとつの方法です。小さな鉢の場合は、木製のラックなどに並べておくと庭にメリハリがつくため、ガーデニングのアクセントにも最適です。また、棚の高さを変える、同じ棚の中でも高さにメリハリを持たせるなどの工夫をすると、庭を実際よりも広く見せる効果もあります。
その際、棚の素材や形にこだわるのも効果的。もし、ウッドボードなどを活用する場合には、針金を曲げたものに引っ掛ける、幅のあるマガジンラックを利用するという方法で、小さな小鉢にぴったりのスペースを作ることもできます。

3-3垂れ下がる植物を吊るしておく

狭い庭でガーデニングを楽しむコツのひとつは、できるだけデッドスペースを作らないこと。狭い庭の場合、空間に限りがあるため、空いた場所があると全体が間延びして見えてしまいます。
そんなデッドスペースを埋めるのに便利なのが、ハンギング型の鉢やプランター。空間に吊るすことができるハンギング型であれば、空間を埋めるだけでなくアクセントにも役立ってくれます。その際、垂れ下がるタイプの植物を使用すると、さらに空間を埋めることにつながり、充実したガーデンスペースを演出することができます。

04まとめ

狭い場所でのガーデニングは苦労も大きなものですが、手を掛ければすぐに結果が目に見えるようになるという楽しみもあります。アイデア次第で次々にイメージを変えることができるため、迷っている方は是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
森沢潤子 先生
癒しのガーデニング教室運営
兵庫県神戸市出身。
出版業界、園芸生花業界を経てガーデニング教室を設立。
フリーランスとして教室運営、カルチャー講座開講指導、ガーデンエクステリア施工請負。
店舗、在庫を持たないスタイルで活動している。
森沢潤子

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