日当たりがなくても大丈夫!日陰ガーデニングとシェードガーデンとは? | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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日当たりがなくても大丈夫!日陰ガーデニングとシェードガーデンとは?

「日陰ガーデニング」「シェードガーデン」という言葉をご存じでしょうか。ガーデニングや庭づくりといえば、太陽が降り注ぐ庭でなければできないというイメージですが、実は日が当たらないところならではの庭を作る方法があります。それが「日陰ガーデニング」や「シェードガーデン」といった方法です。今回は日陰ガーデニングやシェードガーデンの基本について解説します。

日当たりがなくても大丈夫!日陰ガーデニングとシェードガーデンとは?

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目次

01「シェードガーデン」って何?

広い庭があっても、周囲の建物や方角の関係で日当たりが良くないということは実は珍しくありません。あまり日光が指している時間が少ないと、ガーデニングを楽しむのは無理かな?そう思う方も少なくありませんが、実は日陰や日光の少ないところでこそ楽しめる庭があります。それが「シェードガーデン」と呼ばれているものです。

1-1シェードガーデンとは?

「シェードガーデン」とは、日陰や半日陰のお庭を指す言葉です。そもそも、植物は日光を浴びて光合成を行い、生きるためのエネルギーを作り出します。そのため、太陽の光は植物にとっては必要不可欠なもの。しかし、すべての植物が思う存分光を浴びられるわけではありません。たとえば、森を想像してみましょう。高いところまで幹を伸ばす大きな木であれば、降り注ぐ日光をたっぷり浴びることができますが、その木の足元ではほとんどが日陰。当然、日光の量も少なくなります。しかし、そこに植物が存在していないかといえばそんなことはありません。むしろ大きな木の足もとのほうが、様々な植物が生い茂っています。このように、成長するときにそれほど多くの光を必要としない植物を選び、育てた庭が「シェードガーデン」なのです。

1-2日陰でもガーデニングは出来るのか?

日本の場合、住宅事情などの問題などもあり、庭に日光を確保するのはなかなか難しいもの。しかし、そんな狭い庭を存分に楽しめるように、昔から狭く、日光の量が少ない場所でもガーデニングの技術や植物選びが発達してきました。実際、すべての植物が日当たりのいい環境を好むわけではありません。日に当てすぎると葉が焼けてしまうものやしおれてしまうものなどもあり、それらの植物を選ぶことで、日陰でもガーデニングを楽しむことは十分に可能です。
また、同じように「日陰」といっても、その環境は土地や庭によって様々。風通しがいい場所、少しだけ太陽が当たる場所、まったく太陽が当たらない場所など、条件は異なります。そういった条件の違いをひとつの庭の中で見つけ出し、それぞれの場所に適した植物を選ぶ、育てることも日陰ならではガーデニングの楽しみと言えるでしょう。

02シェードガーデンの基本的なつくり方

それでは、実際にシェードガーデンを楽しもうと思ったときには、まずどのような点に注意すればよいのでしょうか。

2-1どういう植物が好ましいのか?

シェードガーデンに向いているのは、まずはそれほど日光を必要としない植物。日陰に強い植物のことを「耐陰性がある」と言いますが、この耐陰性の強い植物であれば、日の当たらない場所に植えてもきちんと成長してくれます。また、暑さや寒さなどの温度変化に強い植物を選ぶのもポイント。これらの植物は育てるのに手間がかからず、初心者でも簡単にガーデニングを楽しむことができます。

2-2多種なものを植えるより1種類だけが育てやすいことも

日陰でガーデニングを楽しむ場合、種類をたくさん植えるよりも、一種類に絞ったほうが育てやすいということがあります。
すでに説明したように、同じ日陰といっても環境はその場所によって異なります。そのため、まずはその場所で成長しやすい植物を選び、ガーデニングのコツを身につけるというのも初心者にとっては良い方法です。少し慣れてくれば、異なる場所に異なる植物を植えていくといったように、徐々に種類を増やしていくと、変化に富んだシェードガーデンを作ることができます。

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03半日陰におすすめ植物は?

一口に日陰といっても、その場所によって日照時間は異なります。そういった日当たりがゼロではないが、日陰になる時間が長い「半日陰」ではどのような植物を育てるのが良いのでしょうか。

3-1半日陰の説明

半日陰とは、一般的には「午前中の3~4時間程度は日光が当たっているか、日中に木漏れ日が当たっている場所」とされています。ただし、半日陰に対する明確な定義はなく、日照の条件も色々です。そのため、大まかに言って「日があたる時間もあるけれど日陰のほうが長い」「晴れた日に直射日光が当たり続けていない場所」と理解しておけばよいでしょう。

3-2半日陰におすすめの植物を紹介

実際には、日本のお庭の多くは「半日陰」と呼んでもおかしくない環境にあります。それでは、半日陰にはどのような植物を育てればよいのでしょうか。
まず半日陰におすすめなのが「ギボウシ」です。ギボウシはシェードガーデンでは非常に登場する機会が多い植物で、大きなメリハリのある緑の葉が魅力。日本原産ということもあり、世話に手間がかからず育てやすいというメリットもあります。もちろん、花も楽しめ、和風洋風どちらの庭にも似合う植物です。
また、「クリスマスローズ」も人気の高い植物です。クリスマスローズは華やかな印象を与える植物で、寒さにも強く初心者でも育てやすいことから大きな人気を集めています。様々な品種が開発されているため、色や形も非常に豊富。シェードガーデンづくりを始めるときには、まずクリスマスローズを選ぶというのもよい方法です。

04日陰におすすめな植物は?

お庭やベランダによっては、一日中日が当たらないという場所もあります。こういった場所では、なかなか植物を育てられないと思いがちですが、実は日陰でもきちんと育ってくれる植物は少なくありません。

4-1日陰の説明

一日のうちに数時間は日照のある半日陰とは異なり、日陰は建物の北側や、高い壁や屋根に遮られて日光がほとんど当たらない場所のことを指します。また、高い木の枝や葉によって太陽が遮られていることもあります。

4-2耐陰性の高い植物を紹介

それでは、日陰で育つことができる耐陰性の高い植物にはどのようなものがあるのでしょうか。
もし高い木があり、太陽が遮られている場所で、和風のテイストを目指したいならおすすめは「苔」。苔は直射日光を嫌う植物なので、日陰で育てるには最適。さらに湿度を好むため、日射量が少なく、水分がたっぷりあるという環境なら苔を育ててみるのがおすすめです。
同じような環境で洋風の庭を目指すなら「アジュガ」もおすすめの植物です。背が低く、這うように広がっていくアジュガは、初夏に紫やピンクの花を咲かせてくれるだけでなく、耐寒性もあるため育てやすいと人気です。
極端に日射量が少ない場所であれば「ツワブキ」も育てやすい花です。日本原産ということもあり、日本の夏の暑さや冬の寒さでも手入れが不要ということもあり、さらに地上に出ている部分が枯れてしまっても春には新しい芽を出してくれるため、植物を育てることに自信がないという人にもぴったりです。
そのほか、淡いピンクの花を咲かせる「アスチルペ」も、環境に適応する生命力の強いお花で、ガーデニングでは高い人気を集めています。

05まとめ

あまり太陽の光が当たらないという場所でこそ美しい植物が楽しめる日陰ガーデニングは日本の庭で楽しむには最適の方法のひとつです。もし日当たりの良くないお庭でもガーデニングを楽しみたいという方は、一度しっかりやり方について学んでみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
森沢潤子 先生
癒しのガーデニング教室運営
兵庫県神戸市出身。
出版業界、園芸生花業界を経てガーデニング教室を設立。
フリーランスとして教室運営、カルチャー講座開講指導、ガーデンエクステリア施工請負。
店舗、在庫を持たないスタイルで活動している。
森沢潤子

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