どんな子がいいの?初めて猫を飼うときの猫の選び方と準備するもの | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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どんな子がいいの?初めて猫を飼うときの猫の選び方と準備するもの

初めて猫を飼うときには、何から準備をしたらいいのか分からないことだらけ。どんな猫なら飼いやすいのか、猫を飼うためには何が必要なのかなど知っておくべきことはたくさんあります。今回は初めて猫を飼うときの猫の選び方や準備するもの、猫と暮らすためのポイントなどについてご紹介します。

どんな子がいいの?初めて猫を飼うときの猫の選び方と準備するもの

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目次

01初めてでも飼いやすい猫

初めて猫を飼うときにはなによりも飼いやすい子が一番。ではどのような猫なら初めての人でも安心して飼うことができるのでしょうか。

1-1生態について知る

猫には様々な種類がいますが、猫を選ぶ前に知っておきたいのが猫に共通する基本的な生態です。
まず猫は犬とは異なり、単独行動を好む生き物であるということ。
猫は集団行動ではなく、一匹で楽しむことができる生き物です。もちろん飼い主さんと一緒にいたいと思うこともありますが、それも猫の気分次第。一緒に遊びたいと思っていても、それを決めるのは飼い主ではなく猫のほうです。
また、猫は非常によく眠る生き物です。猫の平均睡眠時間は一日約十五時間前後と言われているほど。そのため、いつも寝ていると思うこともありますが、これは猫にとっては自然な状態。家に猫を迎えた場合には、ずっと寝ているけれど病気ではないかと心配になることもありますが、猫は眠ることでエネルギーを回復しているので、あまり気にし過ぎないようにしましょう。
さらに猫は個体差が激しいというのも特徴のひとつです。たとえば、猫は水が嫌いな生き物で、できるだけ水に近づかないように生活しています。
これはもともと猫が水の少ない砂漠の環境で暮らしていたことによるもの。砂漠は、昼間は温度が上昇するものの、夜になると非常に寒くなるという特殊な環境。もし、そのような環境で毛が濡れてしまうと体温が急激に低下し、命を落とす危険があります。
それを避けるために、猫には水を避ける習性がありますが、中には水が大好き、泳ぎが得意といった子もいるため、その子の個性を大切にしてあげることが重要になります。

1-2猫の性格の違いを知る

猫は個体によって、習性だけでなく性格も大きく異なります。おとなしい子もいれば活発な子、鳴き声が小さい子、甘えん坊な子など様々。性格は猫種によっても異なりますが、一番大きく影響するのはどのような環境で育ったか、どんな経験をしたかによると言われています。
猫を初めて飼うときにはこの性格の違いも重要です。たとえば、一人暮らしでアパートに住んでいる場合なら、あまりうるさく鳴いてしまう子の場合には近所からクレームが来ることも。また活発な子の場合であれば部屋を傷つけてしまう、音が下の階に響いてしまうといったことも考えられます。
猫を飼うときには、自分の生活している環境と猫の性格を合わせて考えるとよいでしょう。

1-3性別による違い

猫は性別によっても性格が異なります。一般的に、オスの方がメスよりも活発で社交的。逆にメスは温厚で大人しいと言われています。ただし、オスの方が飼い主に甘えることが多く、メスの方が自立して行動することが多いという意見も。
オスかメスかは飼い主さんの好みにもよりますが、猫とどのように過ごしたいかを考えて、性別から猫を選ぶという方法もあります。
なお、オスのほうがメスに比べると身体が大きくなるため、飼育するスペースなどもあわせて考えるとよいでしょう。

1-4子猫と成猫、どっちがいい?

猫を飼うとき、考えなければいけないのが、子猫を飼うか成猫を飼うかということ。子猫は非常に可愛い存在で、成長を見守り一緒に過ごせるという大きなメリットがありますが、まだまだ身体が弱く、きちんと世話をする必要があります。特にひとり暮らしで猫を飼うという場合には、目を離す時間が長くなるため注意が必要。また、子猫の場合にはこれからどんな性格になるか分からないというデメリットも。
逆に大人になった猫の場合、可愛さでは子猫には勝てませんが、面倒を見るときにはそれほど神経質にならなくてもいい、子猫に比べると病気になりにくいといったメリットもあります。
また、子猫のほうがしつけを行いやすい反面、きちんとしつけることができなければ後で大きな問題となってしまうことも。
大人になった猫の場合、すでにトイレなどのしつけは終わっていることが多く、新しいしつけが要らないこと。ある程度成長していれば一人で留守番をさせるのも安心です。
初めて猫を飼うときには年齢によるのメリットやデメリットも考えることが重要です。

1-5自分の生活スタイルや、猫とどう接したいかを考える

一人暮らしをしていてふと寂しさを感じたとき、猫が欲しいと思う方も少なくありません。
でも、猫を飼うときには、自分の生活スタイルや、猫とどう過ごしたいのかといった点をしっかり考えておくことが重要。
特に一人暮らしの場合には、猫がいると長時間家を空けることができません。ペットホテルや動物病院、友人に預けるという方法もありますが、猫の性格によっては外泊ができないということも考えられます。
理想を言えば、毎日家に帰り、外泊をしないというのが一番ですが、仕事で出張などが多いという場合はどうしても家を空けることになります。
もし家を空けた場合には、その間猫の世話をどうするのか、あらかじめ考えておくことも必要です。
また、一人暮らしの部屋の場合、スペースには限りがありますが、猫のための場所もきちんと確保しておくことも大切です。
特に気を付けたいのが学生の一人暮らしの場合。学生の一人暮らしは家にいることも多く、猫を飼いやすい環境ではありますが、もし社会人になった後も、きちんと猫を飼い続けられるのか考えておきましょう。
就職をすると、社員寮に入らなければならなかったり、研修や転勤などで住環境が大きく変化したりといったことも考えられます。
その場合にはどうするかということも、飼う前からしっかりと考えておきましょう。

02猫を飼う前に確認しておくこと

猫を飼うときには、心構えはもちろん、生活用品など様々な事前の準備が必要です。

2-1費用面の確認

猫を飼おうと考えた場合、どんな猫を迎えようかということで頭がいっぱいになってしまいがちですが、決して忘れてはいけないのが費用面。
猫を飼い始めたときには、かなりの出費が必要になります。
まず飼い始めたときに必要になるのが、健康診断やワクチンの接種。
猫の場合、健康診断は五歳になるまでは年に一度、五歳になったら半年に一度というのが一般的な目安です。
健康診断の費用は約五千円から約二万円程度と、地域や病院によっても異なります。また、健康診断は血液検査や尿検査、心電図検査など様々なメニューがあり、項目が増えていくにしたがって費用も増加します。
ワクチン接種は猫の免疫力を高め、伝染病にかかるリスクを減らすもので、生後五十日に一回目、八十日から九十日に二回目の接種を受け、その後は一年に一度というのが一般的。
このワクチンにも様々な病気に対応する種類があり、どのワクチンを接種するかによって価格は変動します。
さらに、猫を飼うときにはトイレや食器、首輪、ベッドといった猫のための生活用品が必要。
どのようなものを揃えるのかは飼い主さん次第で、新品を購入するだけでなく、中古を選んだり、人からもらったりという方法もあり、それによって費用は異なりますが、安くても約三万円、高い場合には十万円程度を考えておいたほうがよいでしょう。
さらに猫を飼っているとエサや砂などの消耗品、夏場家を留守にするときのエアコン代、去勢手術の費用なども必要になります。

2-2世話をする時間が取れるか?

猫は自由を好む生き物ですが、健康を保つためにはしっかりとお世話をしてあげなければいけません。
この猫の世話のための時間の確保も猫を飼う上では欠かせないもの。
猫の世話の基本は、ご飯とトイレ、ベッド、遊びです。
中でも特に重要になるのがトイレの世話。
実は猫は非常にきれい好きな生き物で、トイレが汚れていると排泄を我慢してしまいます。そうなると膀胱炎や細菌などの危険が高くなるだけでなく、猫にも大きなストレスを与えてしまいます。その結果として、猫が健康を損なってしまうことも。
そのため、猫のトイレはこまめに掃除をしてあげることが重要です。
また、猫の種類によって必要なのがブラッシング。
猫には毛の短い短毛種と毛の長い著毛種の二種類に分かれています。
短毛種の場合には、毛が短いため、ブラッシングもそれほど頻繁に行う必要はありません。逆に長毛種の猫のブラッシングをさぼると、すぐに毛が毛玉になってしまいます。毛玉ができてしまうと、見た目がぼさぼさになってしまうだけでなく、通気性が悪くなり、皮膚病になってしまうことも考えられます。また、毛づくろいをしていて飲み込んだ毛がお腹の中で毛玉になる「毛球症」という病気になってしまうため、長毛種の猫のブラッシングは非常に重要です。
世話の時間という点では短毛種の方が簡単ですが、実は短毛種は遊びやいたずらが好き、長毛種は静かにのんびり過ごすことが多いという性格の違いもあるため、初めて猫を飼うときにはこれらの違いなどをトータルで考える必要があります。

2-3寿命

猫の平均寿命は約十五年と言われています。さらに最近では医療技術の進歩によって、寿命は長くなる傾向にあります。
もちろんこの寿命はあくまでも平均。猫によってはそれより短いことも長いこともあります。
ただしどちらにしても猫を飼うと少なくとも十年以上は一緒に生活するものと考えたほうがよいでしょう。
十年後のことを考えるのはなかなか難しいものですが、猫を飼うときにはそれほどの長い時間を一緒に過ごすのだということは忘れないほうがよいかもしれません。

03猫と暮らすためのポイント

猫は生活に癒しを与えてくれる存在。猫と快適に暮らすためにはいくつかのポイントがあります。

3-1猫のしつけ

人間も猫もお互い快適に暮らすために重要なのがしつけです。
しかし、実は猫は非常にしつけの難しい生き物。というのも、猫は犬よりも学習能力が低く、なかなか物事を覚えられないという特徴があります。
犬の場合にはおやつなどを与えながらしつけることもできますが、猫の場合、食べたくないときにはおやつを与えても食べようとしないため、なかなかしつけを進めることが難しいもの。
といっても、猫にしつけを行うことは不可能というわけではありません。
猫にしつけを行うときには、「猫の好みを優先する」「猫の習性を利用する」という方法が効果的。
たとえば爪とぎのしつけを行う場合には、猫の気に入る爪とぎの素材をいくつか探しましょう。猫が気に入るものがあれば、それ以外の場所で爪とぎをすることがなくなります。
また、猫をしつけるときにはきちんと叱ることも大切。猫を叱るときには、体罰ではなく、猫が嫌う大きな音を出す、霧吹きで水をかけるなど、こちらも猫の習性を利用すると効果があります。猫にしつけをするときには根気よく行うようにしましょう。

3-2猫の嫌がることはしない

猫と暮らすためには、猫が嫌がることはしないというのが基本になります。
たとえば、猫が好むのは静かな場所。猫は単独で暮らす性質を持っているため、人の出入りが激しい場所にいると落ち着かずストレスを感じてしまいます。また、大きな物音や追いかけ回されること、過剰なスキンシップも得意ではありません。
もちろん猫にも個体差があり性格もまちまちですが、猫が嫌がるようなことをしないことが快適な生活への第一歩です。
では猫が嫌がっているかどうかはどのように見分ければよいのでしょうか。
猫には、そのときの機嫌を表すいくつかのサインがあります。
たとえば、身体をこすりつけてきたり、仰向けに横になってお腹を見せたりというのは機嫌のいいサイン。その場合には、思い切り猫を可愛がってあげましょう。
逆い尻尾が左右に動いたり、尻尾が太くなったりというのは、落ち着かないか、怒っているサインです。そんなときに手を出したり、無理に構ったりすると、猫がストレスを感じるだけでなく、手を噛まれてしまうことも。
その他にも、低い声で長く鳴く、のどの奥から息を押し出すように鳴くのも不機嫌のサインです。
もし猫の機嫌が悪いようなら、手を出したり構ったりというのは控えたほうがよいでしょう。

04まとめ

初めて猫を迎えるときには、物を揃えるだけでなく心の準備も必要です。猫が幸せに暮らせる環境を整えるのは飼い主の責任。猫がのびのび暮らせる環境を作ってあげると、きっと猫からも幸せをもらえることでしょう。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
ねこもり 先生
1976年生まれ。
ホテルエステサロン勤務後、三宮・北野でプライベートサロンを開業して16年。
幼少期から動物と共に暮らしてきたことから、念願の動物のお仕事もスタート。
猫さんがストレスなく過ごせる猫専門ホテルを2023年神戸にOPEN。猫専門のペットシッター「ねこもり」としても活動中。
ねこもり

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