気になるスタイリストの年収はどのくらい? | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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気になるスタイリストの年収はどのくらい?

タレントやモデルの衣装を選ぶスタイリストは流行の最先端。華やかなイメージもあり、なりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、ちょっと気になるのが「年収」。一体、スタイリストはどの程度の収入がある仕事なのでしょうか。今回はスタイリストの年収について紹介します。

気になるスタイリストの年収はどのくらい?

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目次

01スタイリストの標準な給料は?

スタイリストは、一般的な仕事とは異なり、非常に収入には幅があります。スタイリストとして働くときには、スタイリスト事務所に所属する、またはフリーランスで働くという方法があり、どちらの方法を取るかによって、収入は異なります。さらに、キャリアを重ねたからといって収入が増加するわけではなく、若くても人気があるスタイリストの場合には仕事も多く、その結果収入も増加します。
そのため、スタイリストの年収は個人差が大きくなりますが、今回はスタイリストのキャリア別に、平均的な年収を紹介します。

1-11~5年目:0~100万円程度

スタイリストになるためには、スタイリスト事務所の求人を探して応募、アシスタントとして入社するか、フリーランスで活躍しているスタイリストのアシスタントになる方法が一般的です。スタイリスト事務所に入社した場合にはお給料が確保されますが、フリーランスのアシスタントになった場合、現場の仕事があるたびにお小遣い程度のお金が支給されることが多いようです。

1-26~10年目:101万円~400万円

スタイリストとしてある程度キャリアを積んだ場合、スタイリストに所属しているとアシスタントを卒業して自分の現場を持つことになり、給料も自然に上昇していきます。またフリーランスのアシスタントの場合は、そろそろ独立を考える頃になります。もしレギュラーの仕事をいくつか確保することができれば400万円程度の収入を見込むことができます。

1-311年目以降:700万円程度

スタイリストとして10年以上のキャリアがあると、すでにいくつかのレギュラーの仕事を安定的に受注できていることが多いようです。もちろん、大きな仕事を引き受けていたり、数人のタレントやモデルの専属スタイリストになったりという場合には、1000万円以上の年収を手にすることも夢ではありません。

02スタイリストアシスタントの給料は?

スタイリストになるためには、ほとんどの人がスタイリストのアシスタントとしてキャリアを開始します。
その場合、スタイリスト事務所に入社するか、フリーランスのスタイリストのアシスタントになるという方法があります。
スタイリストのアシスタント業務は非常に多く、誰よりも現場に早く入り、雑用を行わなければいけません。さらにスタイリストの仕事の中では「リース」という仕事があります。これはスタイリストが撮影などに必要な衣装や小物を、ブランドやアパレルなどから借りてくるというもの。これらの衣装を運ぶのもスタイリストの重要な仕事になります。さらに現場では、撮影時間が長引いたり、早朝から撮影が始まるということもあります。
そんな過酷なスタイリストアシスタントですが、年収面では恵まれているとはいえません。もしスタイリスト事務所に入社した場合、平均年収は150万円程度と言われています。これはあくまでも平均の年収で、中小の事務所の場合にはさらに年収が低くなることもあります。
また、スタイリスト事務所に所属せず、フリーランスのスタイリストのアシスタントになった場合では、収入がまったくなくなることもゼロではありません。
というのも、フリーランスのスタイリストは仕事があれば収入があり、アシスタントも必要になりますが、仕事がなければ収入がなく、アシスタントも必要ありません。また、はっきりした給与形態があるわけでもないため、アシスタントにいくら支払うかはスタイリスト次第です。そのため、フリーランスのスタイリストのアシスタントの場合には、自分がついているスタイリストに仕事がない場合には、まったく収入がないということは珍しくありません。そのため、フリーランスのアシスタントをしている人の中には、別にアルバイトなどで生計を立てている人もいます。
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03フリーランスの給料は?

スタイリストの中には、スタイリスト事務所で働いている人だけでなく、独立してフリーランスになる人もいます。スタイリスト事務所に所属している場合、事務所がクライアントから受注した案件が割り振られるため、仕事がなくなることはありませんが、出勤時間などが不規則になることも多く、時間の自由はかなり制限されます。
そのため、自分の仕事の量や内容を優先できるフリーランスになるという働き方を選ぶ人も多いようです。さらにフリーランスの場合、事務所に所属している場合とは異なり、クライアントから支払われる報酬をすべて手にすることができます。
ただし、フリーランスになったからといっていきなり高収入が手に入ることはほとんどありません。
フリーランスとして独立した後、スタイリストとして認めらえるためには約三年程度が必要だと言われています。その間の収入は、年収にして約250万円から400万円程度というのが一般的。人によっては、レギュラーの仕事などを多く確保したり、人気を集めたりという場合もあり、そのときには平均を上回る年収を手に入れることができます。
また、フリーランスとして独立した当初はレギュラーの仕事よりも単発の仕事が中心になります。この場合、報酬は一件で数千円から数万円といったように大きく幅があり、これらの仕事をどれだけこなせるかというのも年収アップには必要です。
ただし、フリーランスになるとすべての仕事をひとりで行うことは難しくなります。そのため、アシスタントが必要になりますが、アシスタントにはそれぞれ報酬を支払わなければならず、その分のコストによって実質的な年収が下がってしまうこともあります。

04スタイリストで高収入を得るには?

高収入を得るのはなかなか難しいスタイリスト業界。それでは、スタイリストで高い収入を得るためにはどうすればいいのでしょうか。

4-1昇給制度のある事務所で働く

スタイリストとして働きながら、安定的な収入が欲しいという場合には、スタイリスト事務所に所属するのがおすすめです。スタイリスト事務所に勤務していると、出勤時間や勤務時間が決められていたり、複数の案件を担当しなければならなかったりと非常に多忙になるというデメリットもありますが、固定給というのが大きな魅力。事務所の規模によって異なりますが、大手であれば若手でも平均約300万円、大手になると約400万円程度の年収を確保できます。さらに昇給制度のある事務所なら、キャリアを重ねればその分年収もアップしていきます。

4-2独立する、フリーランスになる

スタイリストとして高収入を得るためには、思い切って独立するという方法もあります。独立してフリーランスになり、人気が出れば有名なタレントやモデル、出版社などから専属の依頼が来ることもあり、その場合には年収が1000万円から1億円というのも夢ではありません。もちろん、それほどの高収入を得るスタイリストはごく一握りですが、思い切ってチャレンジする価値はあると言えるでしょう。

05まとめ

収入の面ではなかなか厳しいのがスタイリスト業界の実情です。しかし、それでもやりたいという人でなければ長く働くことはできないというのも事実。収入について考えることは自分がどれだけの熱意があるかを計るバロメーターになると言えるかもしれませんね。

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川口真依 先生
FANCTIQUES nail design運営
1986年生まれ。長崎県出身。化粧品業界からネイル業界へ転身。ネイルサロン オーナーネイリストとして活躍する中、ファッションとネイルを掛け合わせた独自のデザインセンスが多くの女性に共感を得ている。 fashion × nail のコンセプトをベースとしたネイルサロン『FANCTIQUES nail design』を運営。

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