こうすればよかった!簡単にDIYするためのアイデアやコツ | 通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング

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こうすればよかった!簡単にDIYするためのアイデアやコツ

自分好みの家具や収納グッズを作るDIY。やってみたいけれど、工具がない、時間がない、技術がないといった理由からためらっている人も多いことでしょう。しかし、実はDIYは非常に簡単。ちょっとした工夫と素材を利用するだけで、オリジナルの家具を簡単に作ることができます。今回は簡単にDIYをするためのアイデアやコツをご紹介します。

こうすればよかった!簡単にDIYするためのアイデアやコツ

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目次

01簡単にできるDIYのアイデア

本格的な木材を使ったDIYは難しくても、100円ショップやホームセンターのアイテムを使ったDIYなら初心者でも非常に簡単です。

1-1100均のすのこを利用

まずDIY初心者にとっておすすめの素材が100円ショップで販売されている「すのこ」です。すのこは本来は湿りやすい布団を乗せるなど、防湿の目的で使用されるものですが、形状などが加工しやすくDIYにはぴったりの素材です。たとえば、キッチンの壁などにすのこを取り付けて、S字のフックなどをひっかけておけば、鍋や小物の収納に非常に便利。
すのこはホームセンターでも販売されていますが、ホームセンターのすのこは木材も分厚く大型のものが中心。加工するときも、のこぎりが必要など、初心者にとっては少しハードルが高くなってしまいます。その点、100円ショップで販売されているすのこは軽く、ちょっとした棚づくりにはぴったりです。すのこと、ワイヤーで出来たバスケットを組み合わせれば小物入れとして、扉をつければ本格的なラックとして、取っ手を付けてマガジンラックとしてなど、アイデア次第で使い方も広がりそうです。

1-2100均アイテムをボンドでくっつけるだけ

100円ショップで販売されているアイテムの中には、すのこだけでなく、カッティングボードなどDIYに便利なものがたくさん。これらの素材を組み合わせるだけで、簡単にディスプレイボックスなどを作ることができます。重いものを乗せる場合にはネジや釘ですのこを留める必要がありますが、軽いものを乗せる場合はボンドで接着するだけでもOKです。これなら、工作が苦手と言う人でも簡単にDIYにチャレンジできますね。

1-3リメイクシート、ウォールステッカーなどを利用

100円ショップのアイテムの中では、リメイクシートやウォールステッカーなども便利な存在。リメイクシートやウォールステッカーは貼るだけなので、特別な道具は必要ありません。壁に貼れば、ほとんど手間がかからずお部屋のイメージをガラリと変えることができます。また、壁だけでなく、トレーや棚に貼れば、統一感のあるインテリアを演出できます。

1-4ホームセンターのキットを利用

手軽にDIYを始めたいと言う場合、ホームセンターで販売されているキットを使用する方法もあります。すでに素材がカットされるなど、作業のための加工が行われているため、誰でも簡単にDIYにチャレンジすることができます。もっとオリジナリティが欲しいと言う場合には、ホームセンターのキットと100円ショップのグッズを組み合わせることで、他にはない自分だけのDIYを楽しむことも可能です。

02DIYを短時間で完成させるコツ

DIYの敷居が高いと感じる原因のひとつが「時間」です。現代人は忙しいため、なかなかまとまって時間を作ることができません。週末だけのDIYとなると、完成にも非常に時間がかかってしまいます。それでは、どのようにすればDIYを短時間で完成させられるのでしょうか。

2-1木材カットはのこぎりではなくパネルソーを利用

DIYでもっとも時間がかかるのが木材のカットです。木材は慣れている人でもまっすぐ切るのは難しいもの。のこぎりを使って大量の木材をカットするだけでも、体力を使い果たしてへとへとになってしまいます。また、そんなときにおすすめなのが「パネルソー」です。パネルソーとは、板材や角材をカットするための専用の道具。電動のこぎりなどとは異なり、固定した木材に自動的に刃が下りてくるため、誰が使っても木材をきちんとカットすることができます。ただし、パネルソーは専門の機械なので、高価なうえに大型です。そのため、パネルソーを使うならホームセンターがおすすめ。お店によってはレンタルしてくれるところや、寸法を伝えればお店の人がカットを行ってくれます。ホームセンターの場合であれば、待ち時間を買い物に使えるなどのメリットもあるため、木材をカットするときはホームセンターがおすすめです。

2-2ボンドを付けたらすぐにビスを打つ

DIYで時間を取られるのが、乾燥のための時間です。特にボンドなどを使った場合、ボンドがしっかり乾いて乾燥しなければ、次の作業に移れません。もしボンドが生乾きだったと言う場合、せっかく寸法を合わせて組み立てたものが台無しになり、初めからやり直しということにもなりかねません。
しかし、ボンドで接着した場合でも、すぐに次の作業に移れる便利な道具があります。
それが「ハタガネ」と呼ばれるもの。ハタガネは木材同士を締め付けて固定するための道具で、いわば小型の万力のようなもの。このハタガネを使えば、ボンドをつけたばかりの木材でもがっちり固定することができます。そうやってハタガネで固定したあと、すぐにビスなどを打てば、もう木材は動くことがありません。そうすれば、ボンドが乾燥するまでの時間を短縮することができます。

2-3隠れる箇所は塗装しなくてもOK

DIYで乾かさなければいけないものは、ボンドをはじめとする接着剤だけではありません。せっかくの作品をより美しくする塗料も、しっかり乾かさなければいけないもの。しかし塗料や季節、天候によっては一日以上かかることも珍しくないため、塗料の乾燥を待つための時間は馬鹿になりません。また、ものによってはまずすべての材料を塗装、その後ニスなどを塗ってからでなければ、その後の組み立ての作業に入れないと言う場合もあります。そうなると、塗装しただけでその日の作業時間が終わってしまうことにもなりかねません。
そんなときの対処法としておすすめなのが、先に組み立てて、見える所だけを塗装するという方法です。組み立て前には、どこが見えないかは分からないものですが、組み立ててしまった場所なら、どこが隠れて見えない場所かはっきりしています。そのため、隠れる箇所は思い切って塗装しないという方法もあります。特に、塗装の道具はハケの細かさなど、様々なものが必要になるもの。簡単にDIYを行いたいなら、見えないところは塗らないという方法もおすすめです。

2-4人前に出さない物は塗装しなくてもOK

塗装に関しては、人前に出さないものの場合、思い切って塗装をしないという方法もあります。たとえばクローゼットの中にシャツなどを入れておくためのスタッキングの箱や、洗面所の中に洗面用品や化粧品を収納するための棚、キッチンの収納スペースの内部で使用するものなどはほとんど他人の目に触れる機会はありません。そのため、塗装をせずそのままで使用しても大した問題にはなりません。
また、あえて木の素材感を出した仕上がりにするという方法もあります。これらの場合、きちんとやすり掛けなどをしておけば、手触りの点でも問題はないので、時間短縮のためには便利な方法です。
なお、木材を長持ちさせたり、水分がかかる場所で使用する場合には、オイルで仕上げだけをするという手段もあります。そうしておけば、せっかくの作品を長く楽しめます。

03まとめ

100円ショップやホームセンターの素材やサービスを活用すれば、ぐっと身近になるDIY。興味があるけれど難しそうだと考えていた方は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
山口恵里 先生
DIYプランナー®協会主催
北海道在住 DIY歴10年以上。築40年の団地に住んだことがきっかけでDIYを始める。女性ならではのアイデアやセンスを自由にデザインし形に出来るDIYを伝える「DIYプランナー®協会」を主催。

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