知って得する!コーヒーの三大生産地とは
コーヒーとひとことでいっても、お店にいくとたくさんの種類があって迷ってしまいますよね。どの国のコーヒーがどのような味なのか、どの地域のコーヒーが自分の口にあっているのかなんて、なかなかわからないと思います。
本記事ではそんなあなたのために、「産地別」に、コーヒーの特徴をざっくりとご説明します!
01コーヒーの三大生産地ってご存知ですか?
1-1ラテンアメリカ
ラテンアメリカとは主に中南米諸国のことをさします。この地域では昔からコーヒーの栽培が盛んで、プランテーション化などもいち早く進みました。そのため、大量に生産して出荷・消費するという文化ができています。
その象徴が加工方法です。ラテンアメリカの国の多くは、水洗式(ウォッシュド)と呼ばれる方法で加工しています。この方法ではコーヒーチェリーから生豆を取り出す際に発酵過程を含みます。そのため、特有の酸味が現れ、ときにはチェリーのような酸味を味わうことができます。
ラテンアメリカ地域でも特にコーヒー栽培が有名なのはブラジルやコロンビア、コスタリカなどです。
1-2アジア・太平洋
アジア・太平洋地域とひとことでいっても、中には島国が多く、それぞれ独自の文化があるため、なかなかひとことで表現することは難しいです。しかし、コーヒーとしての大きな特徴の一つは、コクが深いコーヒーが多いということでしょう。
特にインドネシアやパプアニューギニアなどはコーヒーを栽培する家庭が非常に多く、昔から文化が根付いています。インドネシアのスマトラ島やスラウェシ島、ジャワ島などはコーヒー栽培で非常に有名な地域です。また、コピ・ルアクという、世界で最も高級なコーヒーの一つが採れるのもインドネシアです。
個人的にはこの地域に属する、ハワイの「コナ・コーヒー」はオススメです。世界三大コーヒーのひとつともされており、世界的にも人気の高いコーヒーです。
1-3アフリカ
コーヒーの起源はエチオピアからだと言われています(諸説あります)。
それほど古くからコーヒー栽培はアフリカの地域にとっては欠かせないものでした。アフリカのコーヒーの特徴を一言で言うなら、個性的であること。アフリカでは貧しいコーヒー農家が多く、水は貴重な資源でもあるため、水洗式加工法を用いることはめったにありませんでした。主流は乾燥式と呼ばれる加工法で、水を一切使わないため、発酵もしません。天日で乾燥させて水分を蒸発させるため、乾燥させる環境の周りの香りがコーヒーに染み込み、抽出した際の風味として現れます。この風味こそが個性であり、アフリカのお豆の特徴です。
最近では水洗式加工法を取り入れる農家が増えてきていますが、乾燥式加工法を用いたコーヒー豆は「ナチュラル」や「サンドライド」などという名称となり、高い人気を誇っています。いくつかのコーヒー豆を飲み比べようとお考えの方は、ぜひこのアフリカのお豆を飲まれることをオススメします。特徴がはっきりとしていて、コーヒーの違いがより鮮明に感じられますよ!
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